都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「高橋コレクション リクエストトップ30」(後期) TABLOID GALLERY
TABLOID GALLERY
「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み」(後期展示)
7/27-8/23
タブロイドギャラリーで開催中の「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み」(後期展示)へ行ってきました。
日比谷より心機一転、ここ日の出のタブロイドギャラリーに拠点を移した高橋コレクションですが、オープニング第2弾として「リクエストトップ30」と題し、過去10年の間に展覧会へ貸出の多かった作品が展示されています。
出品作家(五十音順)*同ギャラリーサイトより引用。
会田誠、青山悟、岡村桂三郎、加藤泉、加藤美佳、草間彌生、工藤麻紀子、鴻池朋子、天明屋尚、奈良美智、舟越桂、町田久美、村上隆、村山留里子、森山大道、ヤノベケンジ、山口晃、山本竜基
まさに高橋コレクションの名品展といえるかもしれません。日比谷や神楽坂時代にもお馴染みの作品が登場されていました。
手前、ヤノベケンジ「イエロー・スーツ」(1991)
ところで既に2月にオープンしたタブロイドですが、実のところ私自身出向いたのは今回が初めてでした。
左下、村上隆「ズザザザザザ」(1994)、右下奥、加藤美佳「パンジーズ」(2001)
吹き抜けのある二層形式の会場が目を引きます。メインフロアは1階です。日比谷のスペースとは異なり長方形の空間が広がっていますが、さらに面白いのは2階でした。階段を上にあがるとぐるりと一周、1階部分を見下ろすことが出来ます。これは新鮮でした。
右、会田誠「紐育空爆之図(戦争画RETURNS)」(1996)、左、山本竜起「上昇志降」(2006)
会田誠「紐育空爆之図(戦争画RETURNS)」と山本竜起の「上昇志降」が奇妙なまでにマッチしています。こうした作品の配置、そして関係もまた、見どころの一つとなりそうです。
タブロイド全景
なお同ギャラリーでは震災の影響を受け、建物自体の補強工事を行っていたそうです。それが無事終了し、今回再び「リクエストトップ」の後期が始まったというわけでした。ちなみに前期とは作品が半数程度入れ替わっているそうです。
ところで次回の草間彌生展(9/13-10/15)がまた見逃せません。現在、大規模な個展が世界巡回中(現在はマドリードの国立ソフィア王妃芸術センター)ですが、そこにも出品された全長10メートルにも及ぶ「INFINITY」がアジアで初めて公開されます。これはかなり注目されるのではないでしょうか。
草間彌生展 会期:9月13日(火)~10月15日(土)
ゆりかもめの日の出駅のすぐ近くと聞いていましたが、本当に駅から目と鼻の位置にあります。また帰りは浜松町駅へと歩きましたが、おおよそ15分程度でした。
タブロイドギャラリー入口(右はゆりかもめ「日の出駅」)
8月23日まで開催されています。(日曜もオープン。)
「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み(後期)」 TABLOID GALLERY
会期:7月27日(水)~8月23日(火)
休廊:月曜
時間:11:30~19:00
住所:港区海岸2-6-24 TABLOID1F
交通:ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線日の出徒歩1分。JR線、東京モノレール羽田線浜松町駅徒歩13分。
注)写真の撮影と掲載は主催者の許可を得ています。
「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み」(後期展示)
7/27-8/23
タブロイドギャラリーで開催中の「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み」(後期展示)へ行ってきました。
日比谷より心機一転、ここ日の出のタブロイドギャラリーに拠点を移した高橋コレクションですが、オープニング第2弾として「リクエストトップ30」と題し、過去10年の間に展覧会へ貸出の多かった作品が展示されています。
出品作家(五十音順)*同ギャラリーサイトより引用。
会田誠、青山悟、岡村桂三郎、加藤泉、加藤美佳、草間彌生、工藤麻紀子、鴻池朋子、天明屋尚、奈良美智、舟越桂、町田久美、村上隆、村山留里子、森山大道、ヤノベケンジ、山口晃、山本竜基
まさに高橋コレクションの名品展といえるかもしれません。日比谷や神楽坂時代にもお馴染みの作品が登場されていました。
手前、ヤノベケンジ「イエロー・スーツ」(1991)
ところで既に2月にオープンしたタブロイドですが、実のところ私自身出向いたのは今回が初めてでした。
左下、村上隆「ズザザザザザ」(1994)、右下奥、加藤美佳「パンジーズ」(2001)
吹き抜けのある二層形式の会場が目を引きます。メインフロアは1階です。日比谷のスペースとは異なり長方形の空間が広がっていますが、さらに面白いのは2階でした。階段を上にあがるとぐるりと一周、1階部分を見下ろすことが出来ます。これは新鮮でした。
右、会田誠「紐育空爆之図(戦争画RETURNS)」(1996)、左、山本竜起「上昇志降」(2006)
会田誠「紐育空爆之図(戦争画RETURNS)」と山本竜起の「上昇志降」が奇妙なまでにマッチしています。こうした作品の配置、そして関係もまた、見どころの一つとなりそうです。
タブロイド全景
なお同ギャラリーでは震災の影響を受け、建物自体の補強工事を行っていたそうです。それが無事終了し、今回再び「リクエストトップ」の後期が始まったというわけでした。ちなみに前期とは作品が半数程度入れ替わっているそうです。
ところで次回の草間彌生展(9/13-10/15)がまた見逃せません。現在、大規模な個展が世界巡回中(現在はマドリードの国立ソフィア王妃芸術センター)ですが、そこにも出品された全長10メートルにも及ぶ「INFINITY」がアジアで初めて公開されます。これはかなり注目されるのではないでしょうか。
草間彌生展 会期:9月13日(火)~10月15日(土)
ゆりかもめの日の出駅のすぐ近くと聞いていましたが、本当に駅から目と鼻の位置にあります。また帰りは浜松町駅へと歩きましたが、おおよそ15分程度でした。
タブロイドギャラリー入口(右はゆりかもめ「日の出駅」)
8月23日まで開催されています。(日曜もオープン。)
「高橋コレクション日の出 オープニング展覧会 リクエストトップ30 - 過去10年間の歩み(後期)」 TABLOID GALLERY
会期:7月27日(水)~8月23日(火)
休廊:月曜
時間:11:30~19:00
住所:港区海岸2-6-24 TABLOID1F
交通:ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線日の出徒歩1分。JR線、東京モノレール羽田線浜松町駅徒歩13分。
注)写真の撮影と掲載は主催者の許可を得ています。
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