山形ビエンナーレ2014プレイベント「みちのおくNIGHT」が開催されます

今秋、山形の地を舞台に行われる芸術祭「山形ビエンナーレ2014」。



そのプレイベントです。都内2箇所で「みちのおくNIGHT」が開催されます。

[山形ビエンナーレ2014プレイベント『みちのおくNIGHT』]

第1夜|5月31日[土]18:00~21:00 6次元 *定員のため受付終了
荒井良二(アーティスト/絵本作家/山形ビエンナーレ芸術監督)×坂本大三郎(イラストレーター/山伏)×ナカムラクニオ(6次元)

第2夜|6月21日[土]18:00~21:00 シマウマサロン
鈴野浩一+禿真哉(トラフ建築設計事務所)

第3夜|6月28日[土]18:00~21:00 6次元
和合亮一(詩人)×宮本武典(キュレーター/山形ビエンナーレプログラムディレクター)

第4夜|7月26日[土]18:00~21:00 6次元
平澤まりこ(イラストレーター)×山内明美(社会学者)×小板橋基希(akaoni Design)

第5夜|8月29日[金]18:00~21:00 シマウマサロン
根岸吉太郎(映画監督)
梅佳代(写真家)

第6夜|9月6日[土]18:00~21:00  6次元
三瀬夏之介(日本画家)×坂本大三郎(イラストレーター/山伏)×ナカムラクニオ(6次元)

山形ビエンナーレの芸術監督で絵本作家の荒井良二氏の他、参加アーティストを迎えてのトークイベント。全6夜。2会場制です。西麻布のプライベートサロン「シマウマサロン」(第2、5夜)と荻窪のカフェ「6次元」(第1、3、4、6夜)で行われます。



[会場]
カフェ6次元
〒167-0043 東京都杉並区上荻1-10-3 2F
Tel:03-3393-3539

シマウマサロン
〒106-0031 東京都港区西麻布3-1-25 金谷ホテルマンション303
Tel:03-3478-3877

料金は各回千円。毎回35名までの定員制です。(先着順)第1夜の受付は既に終了しています。以降も定員に達し次第、申込は締切となります。

申込方法はメールでの受付です。件名に「みちのおくナイト」とし、お名前、希望する回(2~6)、人数、電話番号を明記の上、実施スペース宛にご送信ください。

[申込受付]
2014年5月1日[木]よりメールにて申込受付を開始します。

6次元:rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp
シマウマサロン:salon@shima-uma.co.jp

*5/31開催分は定員に達しました。
*各回限定30~35席。限定数に達し次第、申込受付を終了いたします。
*お申し込み順に整理番号がつきます。
*夜のイベントのためお子様連れでの参加はご遠慮ください。

さてこのプレイベント後に行われる「山形ビエンナーレ」。今年初めて開催です。ともすると認知に関してはまださほど広まっていないかもしれません。



[みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ2014]
会期:2014年9月20日(土)~10月19日(日)
会場:山形県郷土館「文翔館」(旧県庁舎および県会議事堂)、東北芸術工科大学、やまがた藝術学舎、他
入場料:無料(一部音楽プログラム有料)
主催:東北芸術工科大学
芸術監督:荒井良二(アーティスト/絵本作家)
URL:http://biennale.tuad.ac.jp/

芸術祭の情報を簡単にピックアップ致しましょう。まずは会期です。今秋ですが、意外と短く約1ヶ月。9月20日から10月19日までの開催です。

会場は山形市内の主に3会場です。市中心部に位置する「山形県郷土館」をはじめ、旧山形県知事工舎を改修した「やまがた藝術学舎」、それに市郊外で本イベントを主催する「東北芸術工科大学」で行われます。なお郷土館は「文翔館」とも呼ばれるイギリス様式のレンガ造りの建物です。建築は大正5年。国指定の重要文化財でもあります。

招待アーティストは以下の約30組です。(5月14日現在)

[招待アーティスト]

青葉市子/荒井良二/いしいしんじ/梅佳代/大友良英/カジワラトシオ/川村亘平斎/Goma/斉藤洋平/坂本大三郎/佐藤那美/スガノサカエ/鈴木昭男 × 鈴木ヒラク/spoken words project/高木正勝/テニスコーツ/トラフ建築設計事務所/トンチ/中島ノブユキ/七尾旅人/畠山美由紀&ショーロクラブ/東野祥子/平澤まりこ/三瀬夏之介/吉増剛造/和合亮一

美術作家では写真の梅佳代さんに映像の高木正勝さん、それに日本画家で現在、東北芸術工科大の教授でもある三瀬夏之介さんらが名を連ねています。またいわゆる美術の領域だけではなく音楽部門があるのもポイント。音楽のアーティストも多く参加します。

ちなみに音楽部門のテーマは「音を超えて」です。歴史的な「文翔館」の議場ホールにて、音楽や映像、また朗読などを取り込んだイベントが行われます。

ビエンナーレ全体のテーマは「山をひらく」です。みちのく山形をひらく、そして震災以後の未来をひらく。そうした意味がこめられているそうです。

山形には元々、2年に1度、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」という芸術祭が行われていました。そして今度は映画だけではなく、アートの立場から「東北の物語」(公式サイトより)を世界に発信しようとする試み。今後は映画祭とビエンナーレが交互で開催されます。

東北発の「山形ビエンナーレ」、公式サイトが見にくいのが難点ですが、情報はフェイスブックページがこまめに更新しています。そちらもあわせてご覧ください。



「山形ビエンナーレ2014」フェイスブックページ「みちのおくつくるラボ」

まだまだ全体像が見えない「山形ビエンナーレ」。地域を巻き込んでの協同型の取り組みもある。全国各地で芸術祭の行われる時代です。山形ならではの発信の在り方とは何か。そうした部分も問われるのではないでしょうか。

「山形ビエンナーレ」を知るためのプレイベント「みちのおくNIGHT」。私としては6次元の空間にハマりそうな三瀬さんのトークが気になります。受付は既に5月1日からスタート。関心のある方は参加されてみては如何でしょうか。

「みちのおくNIGHT」の詳細などについては各会場(6次元、シマウマサロン)までお問い合わせ下さい。

6次元:rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp
シマウマサロン:salon@shima-uma.co.jp

*関連情報リンク(東北芸術工科大学
山形ビエンナーレ2014 プレイベント みちのおくNIGHT 東京から「みちのおく」へ。東北とアートを語る6つの夜。

山形ビエンナーレ2014プレイベント「みちのおくNIGHT」
実施日:2014年5月31日[土]、6月21日[土]、7月26日[土]、8月29日[金]、9月6日[土]
時間:18:00~21:00頃(開場17:30)
料金:1000円(ワンドリンク付)
会場:6次元(5/31、7/26、9/6)/シマウマサロン(6/21、8/29)
定員:各回35名(全席自由・整理番号有)
主催:東北芸術工科大学美術館大学センター
共催:カフェ6次元、シマウマサロン
企画協力:ナカムラクニオ(6次元)
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