6月の展覧会・ギャラリーetc

さすがに暑くなってきました。6月に見たい展覧会をリストアップしてみました。

展覧会

・「あざみ野コンテンポラリーvol.5 ハンス・ライヒェル×内橋和久」 横浜市民ギャラリーあざみ野(5/31~6/15)
・「法隆寺ー祈りとかたち」 東京藝術大学大学美術館(~6/22)
・「田中信太郎・岡凬乾二郎・中原浩大 かたちの発語展」 BankART Studio NYK(~6/22)
・「江戸絵画の真髄ー秘蔵の若冲、蕭白、応挙、呉春の名品、初公開」 東京富士美術館(~6/29)
・「幸福はぼくを見つけてくれるかな? 石川コレクション(岡山)からの10作家」 東京オペラシティアートギャラリー(~6/29)
・「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」 森アーツセンターギャラリー(~6/29)
・「寺崎広業展ー明治の谷文晁とよばれた男」 佐野市立吉澤記念美術館(~6/29)
・「島根県立石見美術館所蔵 水彩画家・大下藤次郎」 千葉市美術館(~6/29)
・「佐藤時啓 光ー呼吸」 東京都写真美術館(~7/13)
・「クールな男とおしゃれな女ー絵の中のよそおい」 山種美術館(~7/13)
・「ジャン・フォートリエ展」 東京ステーションギャラリー(~7/13)
・「徒然草ー美術で楽しむ古典文学」 サントリー美術館(6/11~7/21)
・「デュフィ展」 Bunkamura ザ・ミュージアム(6/7~7/27)
・「没後90年 鉄斎 TESSAI」 出光美術館(6/14~8/3)
・「オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ」 武蔵野美術大学美術館(~8/17)
・「没後50年回顧展 板谷波山」 泉屋博古館分館(6/14~8/24)
・「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」 東京国立近代美術館(6/20~8/24)
・「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」 森美術館(~8/31)
・「ミッション[宇宙×芸術]ーコスモロジーを超えて」 東京都現代美術館(6/7~8/31)
・「生誕120年記念 濱田庄司展」 日本民藝館(6/17~8/31)
・「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」 国立新美術館(6/18~9/1)
・「台北 國立故宮博物院ー神品至宝」 東京国立博物館(6/24~9/15)
・「ヴァロットン展」 三菱一号館美術館(6/14~9/23)

ギャラリー

・「前原冬樹展 一刻 失われゆく時が甦る」 Bunkamura Gallery(~6/4)
・「三瀬夏之介展 Vernacular Painting」 イムラアートギャラリー東京(~6/15)
・「パランプセストー重ね書きされた記憶 vol.1 飯嶋桃代」 ギャラリーαM(~6/21)
・「戸塚伸也・尾崎祐太 ぼくらの」 アルマスギャラリー(5/31~6/21)
・「新鋭作家展 白木麻子・大和由佳」 川口市立アートギャラリー・アトリア(6/7~6/22)
・「小林正人 名もなき馬」 シュウゴアーツ(~6/28)
・「ニコラ・ビュフ ポーリアの悪夢」 山本現代(5/31~6/28)
・「小西真奈 Reflection」 アラタニウラノ(5/31~6/28)
・「佐藤翠展 A June House 」 第一生命南ギャラリー(6/2~7/4)
・「イグノア・ユア・パースペクティブ 25 JUST THE WAY IT IS」 児玉画廊東京(5/31~7/5)
・「石内都展ー幼き衣へ」 リクシルギャラリー(6/5~8/23)

さて6月の展覧会、色々と挙げてみましたが、まず一番注目したいのが三菱一号館。ヴァロットンの回顧展です。



「ヴァロットン展」@三菱一号館美術館(6/14~9/23)

19世紀末のパリで活動したいわゆるナビ派の画家。2010年のオルセー美術館展にも出展した「ボール」(チラシ表紙)を覚えておられるでしょうか。画中における独特の視点。時に謎めいた魅力も感じさせます。出品は油彩60点に版画60点の計120点。言うまでもなく日本初の回顧展です。期待しないわけにはいきません。

チラシのビジュアルが目を引きます。東京国立近代美術館で「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である」が始まります。



「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」@東京国立近代美術館(6/20~8/24)

台湾の電子部品メーカー、ヤゲオ・コーポレーションが中心となって組織されたヤゲオ財団所蔵の現代美術コレクション。何でも世界でも有数だそうです。40作家、全75点。中国の近現代美術が多いのも特徴とか。チラシ同様、また強いインパクトを与えてくれるのではないでしょうか。

大原美術館の現代美術コレクションが東京へやってきました。



「オオハラ・コンテンポラリー・アット・ムサビ」武蔵野美術大学美術館(5/26~8/17)

これは大原美術館が近年になって収集した日本の現代美術コレクションを公開するもの。2013年に現地で開催された「Ohara Contemporary」を再構成して展示しています。

会場は小平の武蔵野美術大学です。都心から少し離れてはいますが、同大での展示、これまでにも意欲的なものが多い。とは言え、私自身はまだ行ったことがありません。本展は入場無料。各種トークイベントなどもいくつか行われます。これを機会に足を運びたいものです。

それでは6月もどうぞ宜しくお願いします。
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