都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
東京・ミュージアム「ぐるっとパス2018」が発売されました
今年も「ぐるっとパス」のシーズンがやって来ました。4月1日、東京都歴史文化財団より、東京・ミュージアム「ぐるっとパス2018」が発売されました。
[東京・ミュージアム ぐるっとパス2018](@gruttopass)
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
「ぐるっとパス」は、東京を中心とする92の美術館、博物館、動物園、水族園などの入場券、割引券が、1冊にまとまったチケットブックで、最初の利用日から2ヶ月間使うことが出来ます。
[ぐるっとパス2018概要]
価格:一冊2200円。
使用:各施設の入場券・割引券が綴られたチケットブック。
対象施設:東京を中心とする美術館や博物館など92施設。
有効期限:最初の利用日より2ヶ月。最終有効期間は2019年3月31日(日)
参加施設が昨年よりも12館増え、92の施設が対象になりました。(新規参加8館、再参加4館)。また200円値上げされ、1冊2200円となりました。
[ぐるっとパス2018からの新規参加対象施設]
・旧岩崎邸庭園(入場)
・浜離宮恩賜庭園(入場)
・新宿区立漱石山房記念館(入場)
・東洋文庫ミュージアム(入場)
・すみだ北斎美術館(常設展入場)
・そごう美術館(企画展入場)
・帆船日本丸/横浜みなと博物館(入場)
・神奈川県立歴史博物館(常設展入場・特別展割引)
新規参加施設は上記の通りです。都内では、旧岩崎邸庭園と浜離宮恩賜庭園の2つの庭園と、すみだ北斎美術館に東洋文庫ミュージアム、それに昨年9月に開館した新宿区立漱石山房記念館が新たに加わりました。また横浜からは、帆船日本丸/横浜みなと博物館と、この4月28日にリニューアルオープンを迎える神奈川県立歴史博物館が参加しました。
このほかにも、旧東京音楽学校奏楽堂、刀剣博物館、三鷹市山本有三記念館、八王子市夢美術館も「ぐるっとパス」に再び参加し、この4月に誕生した国立映画アーカイブも、かつての東京国立近代美術館フィルムセンターと同様に対象施設となりました。さらに昨年、初めて東京都外で加わった横浜美術館、千葉市美術館、埼玉県立近代美術館も、変わらずに対象となりました。
「ぐるっとパス2018」使える施設一覧(東京都歴史文化財団)
「ぐるっとパス」で注意すべきは、パスの提示で全ての展示、ないし施設が入場出来る場合と、そうでない場合があることです。また企画展や特別展の割引額も各施設によって異なります。詳しくは「ぐるっとパス2018使える一覧施設」のリンク先をご覧下さい。
4月からは多くの展覧会がはじまります。そこで今月中に「ぐるっとパス」で見られる主な企画展をリストアップしてみました。
[ぐるっとパス2018で4月中に観覧出来る主な企画展]
・「『光画』と新興写真 モダニズムの日本」 東京都写真美術館(3/6~5/6)
・「ヨーロピアン・モード」 文化学園服飾博物館(3/11〜5/11)
・「浮世絵ねこの世界展」 八王子夢美術館(4/6〜5/13)
・「アンティーク・レース展」 そごう美術館(4/13〜5/13)
・「モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」 埼玉県立近代美術館(4/7~5/20)
・「ハワイと南の島々」 東洋文庫ミュージアム(1/18〜5/27)
・「チャペック兄弟と子どもの世界」 渋谷区立松濤美術館(4/7〜5/27)
・「藤田嗣治 本のしごと」 目黒区美術館(4/14〜6/10)
・「建物公開 旧朝香宮邸物語/鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」 東京都庭園美術館(3/21〜6/12)
・「大名茶人・松平不昧」 三井記念美術館(4/21~6/17)
・「浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして…」 町田市立国際版画美術館(4/21~6/17)
・「酒器の美に酔う」 静嘉堂文庫美術館(4/24〜6/17)
・「金襴手ー人々を虜にした伊万里焼」 戸栗美術館(4/4〜6/21)
・「五木田智央 PEEKABOO」 東京オペラシティアートギャラリー(4/14~6/24)
・「ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容ーメタモルフォーシス」 パナソニック汐留ミュージアム(4/28~6/24)
上記の15展示の一般観覧料を合わせると13600円で、全てが「ぐるっとパス」の1冊で観覧することが出来ます。これだけでも単純に11400円もお得です。
上野動物園や多摩動物公園、葛西臨海水族園、夢の島熱帯植物館、神代植物公園も、「ぐるっとパス」を提示すると、フリーで入場可能です。有効期間は2ヶ月間と、必ずしも長くはありませんが、組み合わせ次第で、美術館から動物園、水族園などと幅広く楽しむことが出来ます。
また今年度も東京メトロ、もしくは東京都交通局の一日乗車券のついた、「メトロ&ぐるっとパス」「都営deぐるっとパス」発売されました。
2018年度版「メトロ&ぐるっとパス」を発売します!(東京メトロ)
「都営deぐるっとパス」を発売します(東京都交通局)
それぞれ「ぐるっとパス」1冊に一日乗車券(メトロの場合は24時間券)が2枚ついて2870円です。各一日券の値段を鑑みると、東京メトロで530円、東京都交通局で730円ほどお得になります。なお東京都交通局は、都営地下鉄のみならず、都バス、東京さくらトラム、日暮里・舎人ライナーの全線に乗り降り可能です。
昨年よりパワーアップした「ぐるっとパス2018」を片手に、美術館や博物館を巡り歩いてはいかがでしょうか。
「東京のちいさな美術館めぐり/浦島茂世/ジービー」
[ぐるっとパス2018実券販売窓口]
「ぐるっとパス2018」全92対象施設のチケット販売窓口
東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)
リブロ汐留シオサイト店、パルコブックセンター吉祥寺店、上野公園案内所、浅草文化観光センター、TIC TOKYO(東京駅日本橋口)、中央区観光情報センター(京橋エドグラン内)ほか。
「メトロ&ぐるっとパス」と「都営deぐるっとパス」は主要駅の定期券販売所などで発売。
[東京・ミュージアム ぐるっとパス2018](@gruttopass)
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
「ぐるっとパス」は、東京を中心とする92の美術館、博物館、動物園、水族園などの入場券、割引券が、1冊にまとまったチケットブックで、最初の利用日から2ヶ月間使うことが出来ます。
[ぐるっとパス2018概要]
価格:一冊2200円。
使用:各施設の入場券・割引券が綴られたチケットブック。
対象施設:東京を中心とする美術館や博物館など92施設。
有効期限:最初の利用日より2ヶ月。最終有効期間は2019年3月31日(日)
参加施設が昨年よりも12館増え、92の施設が対象になりました。(新規参加8館、再参加4館)。また200円値上げされ、1冊2200円となりました。
[ぐるっとパス2018からの新規参加対象施設]
・旧岩崎邸庭園(入場)
・浜離宮恩賜庭園(入場)
・新宿区立漱石山房記念館(入場)
・東洋文庫ミュージアム(入場)
・すみだ北斎美術館(常設展入場)
・そごう美術館(企画展入場)
・帆船日本丸/横浜みなと博物館(入場)
・神奈川県立歴史博物館(常設展入場・特別展割引)
新規参加施設は上記の通りです。都内では、旧岩崎邸庭園と浜離宮恩賜庭園の2つの庭園と、すみだ北斎美術館に東洋文庫ミュージアム、それに昨年9月に開館した新宿区立漱石山房記念館が新たに加わりました。また横浜からは、帆船日本丸/横浜みなと博物館と、この4月28日にリニューアルオープンを迎える神奈川県立歴史博物館が参加しました。
このほかにも、旧東京音楽学校奏楽堂、刀剣博物館、三鷹市山本有三記念館、八王子市夢美術館も「ぐるっとパス」に再び参加し、この4月に誕生した国立映画アーカイブも、かつての東京国立近代美術館フィルムセンターと同様に対象施設となりました。さらに昨年、初めて東京都外で加わった横浜美術館、千葉市美術館、埼玉県立近代美術館も、変わらずに対象となりました。
「ぐるっとパス2018」使える施設一覧(東京都歴史文化財団)
「ぐるっとパス」で注意すべきは、パスの提示で全ての展示、ないし施設が入場出来る場合と、そうでない場合があることです。また企画展や特別展の割引額も各施設によって異なります。詳しくは「ぐるっとパス2018使える一覧施設」のリンク先をご覧下さい。
4月からは多くの展覧会がはじまります。そこで今月中に「ぐるっとパス」で見られる主な企画展をリストアップしてみました。
[ぐるっとパス2018で4月中に観覧出来る主な企画展]
・「『光画』と新興写真 モダニズムの日本」 東京都写真美術館(3/6~5/6)
・「ヨーロピアン・モード」 文化学園服飾博物館(3/11〜5/11)
・「浮世絵ねこの世界展」 八王子夢美術館(4/6〜5/13)
・「アンティーク・レース展」 そごう美術館(4/13〜5/13)
・「モダンアート再訪 ダリ、ウォーホルから草間彌生まで 福岡市美術館コレクション展」 埼玉県立近代美術館(4/7~5/20)
・「ハワイと南の島々」 東洋文庫ミュージアム(1/18〜5/27)
・「チャペック兄弟と子どもの世界」 渋谷区立松濤美術館(4/7〜5/27)
・「藤田嗣治 本のしごと」 目黒区美術館(4/14〜6/10)
・「建物公開 旧朝香宮邸物語/鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」 東京都庭園美術館(3/21〜6/12)
・「大名茶人・松平不昧」 三井記念美術館(4/21~6/17)
・「浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして…」 町田市立国際版画美術館(4/21~6/17)
・「酒器の美に酔う」 静嘉堂文庫美術館(4/24〜6/17)
・「金襴手ー人々を虜にした伊万里焼」 戸栗美術館(4/4〜6/21)
・「五木田智央 PEEKABOO」 東京オペラシティアートギャラリー(4/14~6/24)
・「ジョルジュ・ブラック展 絵画から立体への変容ーメタモルフォーシス」 パナソニック汐留ミュージアム(4/28~6/24)
上記の15展示の一般観覧料を合わせると13600円で、全てが「ぐるっとパス」の1冊で観覧することが出来ます。これだけでも単純に11400円もお得です。
上野動物園や多摩動物公園、葛西臨海水族園、夢の島熱帯植物館、神代植物公園も、「ぐるっとパス」を提示すると、フリーで入場可能です。有効期間は2ヶ月間と、必ずしも長くはありませんが、組み合わせ次第で、美術館から動物園、水族園などと幅広く楽しむことが出来ます。
2018年4月1日(日)から2019年1月31日(木)まで、東京メトロ24時間券2枚と、「東京・ミュージアム ぐるっとパス2018」をセットにしたお得な企画乗車券、2018年度版「メトロ&ぐるっとパス」を発売します。https://t.co/AeyafhMhJJ pic.twitter.com/gQB88zQKDr
— 東京メトロ【公式】 (@tokyometro_info) 2018年3月16日
また今年度も東京メトロ、もしくは東京都交通局の一日乗車券のついた、「メトロ&ぐるっとパス」「都営deぐるっとパス」発売されました。
2018年度版「メトロ&ぐるっとパス」を発売します!(東京メトロ)
「都営deぐるっとパス」を発売します(東京都交通局)
それぞれ「ぐるっとパス」1冊に一日乗車券(メトロの場合は24時間券)が2枚ついて2870円です。各一日券の値段を鑑みると、東京メトロで530円、東京都交通局で730円ほどお得になります。なお東京都交通局は、都営地下鉄のみならず、都バス、東京さくらトラム、日暮里・舎人ライナーの全線に乗り降り可能です。
#ぐるっとパス 2018を、4月1日(日)より販売開始しました。92の美術館・博物館などの入場券・割引券がセットになった一冊2,200円のお得なチケットブック。今回12施設も増えました。詳細は春夏パンフレットを参照下さい。https://t.co/W1XSGtU3XP pic.twitter.com/biZfi5n2uE
— ぐるっとパス (@gruttopass) 2018年4月2日
昨年よりパワーアップした「ぐるっとパス2018」を片手に、美術館や博物館を巡り歩いてはいかがでしょうか。
「東京のちいさな美術館めぐり/浦島茂世/ジービー」
[ぐるっとパス2018実券販売窓口]
「ぐるっとパス2018」全92対象施設のチケット販売窓口
東京観光情報センター(都庁第一本庁舎1階)
リブロ汐留シオサイト店、パルコブックセンター吉祥寺店、上野公園案内所、浅草文化観光センター、TIC TOKYO(東京駅日本橋口)、中央区観光情報センター(京橋エドグラン内)ほか。
「メトロ&ぐるっとパス」と「都営deぐるっとパス」は主要駅の定期券販売所などで発売。
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