都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
練馬区立美術館2018年度展覧会スケジュール
練馬区立美術館の2018年度の展覧会スケジュールが発表されました。
[戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想]
会期:4月26日(木)〜6月17日(日)
概要:日本の戦後美術を代表する一人である池田龍雄の回顧展を開催いたします。50年代から第一線で活躍し続ける池田の油彩やペン画、オブジェなど約200点を紹介します。
[生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン]
会期:6月22日(金)〜7月29日(日)
概要:中村忠二(1898〜1975)は、兵庫県に生まれ、晩年の20年間を練馬区貫井で過ごした
作家です。油彩や墨絵、モノタイプの作品など約80点を紹介します。
[芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師]
会期:8月5日(日)〜9月24日(月・休)
概要:幕末・明治期に活躍した浮世絵界の最終兵器、月岡芳年(1839〜92)の大回顧展。強烈な個性と精緻な筆を兼ね備えた、芳年作品263点を展示します。
[笠井誠一展(仮)]
会期:10月7日(日)〜11月25日(日)
概要:笠井誠一(1932〜)は、札幌市に生まれ、東京と名古屋を中心に活躍してきた油彩画家
です。初期から近作まで、静物画を中心に資料等含め約120点を展示します。
[人間国宝 桂盛仁の金工の世界−彫金の技(仮)]
会期:12月1日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
概要:江戸からの金工の流れをくむ、彫金の人間国宝、桂盛仁(1944生)の帯留金具(おびど
めかなぐ)や香合(こうごう)などを展示。父、桂盛行やルーツとなる明治期の作品も併せて紹介します。
[ユニマットコレクション−ルネ・ラリック展(仮)]
会期:2月24日(日)〜4月21日(日)
概要:個人コレクターの膨大なコレクションから、アール・デコを代表する宝飾とガラスの工芸作家ルネ・ラリック(1860-1945)に着目し、ガラス作品を中心にその世界観に迫ります。
以上が有料展示のラインナップです。このほかにも「練馬区中学校生徒作品展」や、「練馬区小学校連合図工展」などが開催されます。
[戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想]
会期:4月26日(木)〜6月17日(日)
このうち、「戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想」、「生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン」、「笠井誠一展(仮)」、「人間国宝 桂盛仁の金工の世界−彫金の技(仮)」は、いずれも一時期に練馬に在住した芸術家を紹介する展覧会で、「池田龍雄展」に関しては、おおよそ20年ぶりの回顧展となります。
[生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン]
会期:6月22日(金)〜7月29日(日)
また「生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン」は、2018年に生誕120年を迎えた画家、中村忠二の画業を追う展覧会で、1997年に姫路市立美術館以来の回顧展となります。中村は、晩年の20年を美術館の位置する練馬区貫井で過ごした、まさにご当地の作家で、都内でのまとまった展覧会は初めてでもあります。
さて、私が特に期待したいのは、今夏に予定されている「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」です。
「月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師/別冊太陽/平凡社」
[芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師]
会期:8月5日(日)〜9月24日(月・休)
芳年は近年、人気が高まっている絵師だけに、絵を見る機会は少なくなく、様々な浮世絵展でも作品が紹介されるほか、昨年では太田記念美術館で「月岡芳年 妖怪百物語」と「月岡芳年 月百姿」の2つの展覧会が開催されました。私もともに追いかけましたが、どうしてもスペースに限界があり、必ずしも網羅的な回顧展とは言えませんでした。
「月岡芳年 月百姿/青幻舎」
今回は比較的余裕のある練馬区立美術館が会場だけに、出展作品も260点超に及びます。世界屈指の芳年コレクションを有する西井正氣氏の収蔵品にて、芳年の画業の全体像を俯瞰する内容となるそうです。同氏の作品がまとめて公開されるのは、何と15年ぶりです。相当に見応えのある展覧会となるのではないでしょうか。
なお各展覧会の概要、会期については、現時点での情報です。今後、変更などがあるかもしれません。お出かけの際は改めて美術館の公式サイトをご確認下さい。
練馬区立美術館(@nerima_museum)
時間:10:00~18:00 *入館は閉館の30分前まで
住所:練馬区貫井1-36-16
交通:西武池袋線中村橋駅より徒歩3分。
[戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想]
会期:4月26日(木)〜6月17日(日)
概要:日本の戦後美術を代表する一人である池田龍雄の回顧展を開催いたします。50年代から第一線で活躍し続ける池田の油彩やペン画、オブジェなど約200点を紹介します。
[生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン]
会期:6月22日(金)〜7月29日(日)
概要:中村忠二(1898〜1975)は、兵庫県に生まれ、晩年の20年間を練馬区貫井で過ごした
作家です。油彩や墨絵、モノタイプの作品など約80点を紹介します。
[芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師]
会期:8月5日(日)〜9月24日(月・休)
概要:幕末・明治期に活躍した浮世絵界の最終兵器、月岡芳年(1839〜92)の大回顧展。強烈な個性と精緻な筆を兼ね備えた、芳年作品263点を展示します。
[笠井誠一展(仮)]
会期:10月7日(日)〜11月25日(日)
概要:笠井誠一(1932〜)は、札幌市に生まれ、東京と名古屋を中心に活躍してきた油彩画家
です。初期から近作まで、静物画を中心に資料等含め約120点を展示します。
[人間国宝 桂盛仁の金工の世界−彫金の技(仮)]
会期:12月1日(土)〜2019年2月11日(月・祝)
概要:江戸からの金工の流れをくむ、彫金の人間国宝、桂盛仁(1944生)の帯留金具(おびど
めかなぐ)や香合(こうごう)などを展示。父、桂盛行やルーツとなる明治期の作品も併せて紹介します。
[ユニマットコレクション−ルネ・ラリック展(仮)]
会期:2月24日(日)〜4月21日(日)
概要:個人コレクターの膨大なコレクションから、アール・デコを代表する宝飾とガラスの工芸作家ルネ・ラリック(1860-1945)に着目し、ガラス作品を中心にその世界観に迫ります。
以上が有料展示のラインナップです。このほかにも「練馬区中学校生徒作品展」や、「練馬区小学校連合図工展」などが開催されます。
[戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想]
会期:4月26日(木)〜6月17日(日)
このうち、「戦後美術の現在形 池田龍雄展 楕円幻想」、「生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン」、「笠井誠一展(仮)」、「人間国宝 桂盛仁の金工の世界−彫金の技(仮)」は、いずれも一時期に練馬に在住した芸術家を紹介する展覧会で、「池田龍雄展」に関しては、おおよそ20年ぶりの回顧展となります。
[生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン]
会期:6月22日(金)〜7月29日(日)
また「生誕120年 中村忠二展 オオイナルシュウネン」は、2018年に生誕120年を迎えた画家、中村忠二の画業を追う展覧会で、1997年に姫路市立美術館以来の回顧展となります。中村は、晩年の20年を美術館の位置する練馬区貫井で過ごした、まさにご当地の作家で、都内でのまとまった展覧会は初めてでもあります。
さて、私が特に期待したいのは、今夏に予定されている「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」です。
「月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師/別冊太陽/平凡社」
[芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師]
会期:8月5日(日)〜9月24日(月・休)
芳年は近年、人気が高まっている絵師だけに、絵を見る機会は少なくなく、様々な浮世絵展でも作品が紹介されるほか、昨年では太田記念美術館で「月岡芳年 妖怪百物語」と「月岡芳年 月百姿」の2つの展覧会が開催されました。私もともに追いかけましたが、どうしてもスペースに限界があり、必ずしも網羅的な回顧展とは言えませんでした。
「月岡芳年 月百姿/青幻舎」
今回は比較的余裕のある練馬区立美術館が会場だけに、出展作品も260点超に及びます。世界屈指の芳年コレクションを有する西井正氣氏の収蔵品にて、芳年の画業の全体像を俯瞰する内容となるそうです。同氏の作品がまとめて公開されるのは、何と15年ぶりです。相当に見応えのある展覧会となるのではないでしょうか。
練馬区立美術館は展示替え期間のため4/25(水)まで休館中です。次回展覧会は、4/26(木)から「戦後美術の現在形 池田龍雄展-楕円幻想」です。https://t.co/m6fKFXQjfq pic.twitter.com/ia3nU7spGo
— 練馬区立美術館 (@nerima_museum) 2018年4月20日
なお各展覧会の概要、会期については、現時点での情報です。今後、変更などがあるかもしれません。お出かけの際は改めて美術館の公式サイトをご確認下さい。
練馬区立美術館(@nerima_museum)
時間:10:00~18:00 *入館は閉館の30分前まで
住所:練馬区貫井1-36-16
交通:西武池袋線中村橋駅より徒歩3分。
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