2018年春のお花見あれこれ

今年の桜は開花も早く、あっという間に満開を迎えました。風も強く、暖かい日が多かったからか、心なしか見頃も短かったかもしれません。

拙い写真で恐縮ですが、今年の春、私が見た桜を順にあげていきたいと思います。



まずは地元の千葉県の市川市にある真間山弘法寺の「伏姫桜」です。推定樹齢400年を数える枝垂桜で、桜の花は地面につくほど垂れていました。



同じく真間山にはソメイヨシノも多く植えられていますが、やはり枝垂れの方が早いため、同時に楽しむことは出来ませんでした。



続くのが、成田空港にほど近い成田市さくらの山公園で、滑走路に離着陸する飛行機とともに、桜を見られるスポットとして知られています。一帯にはソメイヨシノやヤマザクラ、ヒガンザクラが約300本植えられていました。



一応、開花宣言も出された後の休日のため、駐車場もほぼ満車で、多くの人で賑わっていましたが、実際のところソメイヨシノは殆ど咲いていませんでした。(3月25日段階。)ほぼ一週間早かったようです。



東京で開花も進んだ3月最終週には、芝の増上寺でお花見をしてきました。境内には200本の桜があり、ソメイヨシノは満開で、枝垂れは早くも散り始めていました。



場所柄か、外国のお客さまの姿を多く見かけました。やはり春は日本観光のベストシーズンなのかもしれません。



3月末の週末には、再び地元の市川市の中山法華経寺へ出かけてきました。この日は快晴で、やや散り始めていたものの、桜も青空により映えて見えました。



鎌倉時代の創建の法華経寺の境内は広く、祖師堂や五重塔、それに法華堂などは重要文化財に指定されています。



また境内奥の聖教殿は、伊東忠太の建築で、日蓮聖人による国宝の立正安国論などが納められています。その聖教殿前の桜も花開いていました。



法華経寺のあとは、市内の桜の名所である真間川を歩きました。桜並木は川の両側のおおよそ2キロに渡って連なっています。



川はほぼ住宅地の中を流れるため、大きな観光スポットもなく、人出も多くはありません。市外でも特に知られていないため、毎年、静かにお花見をすることが出来ます。



今年、初めて「真間川堤桜まつり」も開催され、川床が設置されました。川面近くから見上げる桜もまた一興ではないでしょうか。



ラストは新宿御苑へ繰り出しました。言わずと知れた、都内有数の桜の名所で、園内には65種類、約1000本もの桜が植えられています。



桜の種類が豊富なため、3月からヤマザクラ、ソメイヨシノ、そして八重桜と、長くお花見が出来るのも特徴です。4月第1週の段階では、ちょうどが八重桜が見頃を迎えていました。



さすがに人気の花見スポットだけにギャラリーも多く、スマホを片手にしながら、思い思いに写真を撮っている方が見られました。



僅かに雨も混じる曇天ながら、量感のある八重桜も見応えがありました。またつつじも一部で花開いていました。


皆さんの今年のお花見は如何でしたでしょうか。また来年も楽しみたいと思います。
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