『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

廿日市四辻の胡堂跡

2024年12月16日 | 「廿日市地区」ぶらり









廿日市市中央市民センターに隣接した旧国道と県道廿日市停車場線の四辻にかつて胡堂が祀られていた。(廿日市絵図赤丸ケ所)大正期には新港町に移設されていたようであるが、昭和期に天満神社境内に移され11月20日が祭日として祀られている。
中世佐西浦の集落では度々市立てが行われていたが、集落中心に祀られていた胡堂の御開帳のある20日の市には信仰心の厚い近郊近在の人々が集まり、廿日の市が著名となって地名として定着したものと思われるのである。(廿日市の地名)

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