昨日紹介した「くど造り」民家と共に佐賀県南部に広く分布しているという典型的な形式の民家である「じょうご谷(漏斗谷)造り」の民家をみるため大詫間地区を訪れた。この地域では三棟の草葺屋根の「じょうご谷」造りの民家がみられた。側面から見ただけでは口字型の屋根は分からないがGoogle Earthをみると口字型の屋根がわかるのである。
屋根形状が口字型であり雨水は中央に集まり「くど造り」民家より雨仕舞には苦労をしたであろう。Google Earthをみると大詫間地域や犬井道地域であちらこちらに薄鉄板葺きの「じょうご谷造り」民家がみられるのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます