7/12~8/9(29日間)の電気使用通知が来た。
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気使用量は先月より若干増の415kwhで前年同月比22%減、電気料金は9,819円で同16%減だった。目標の15%を達成したことになるが、物凄く努力して節電効果をあげたという実感が湧かない。というのも先月中頃の台風がもたらした雨と、その後北からの冷たい空気が居座ってくれたお陰で昨年より大分気温が低かったからだ。エアコンが必要なかった。
先月の我家の節電は努力の結果ではない。猛暑が続くこれから先はとても楽観できない。今月からNTT東日本-電力見える化サービスのモニターになり、我家の電力消費推移が時間別・日別・月別でパソコンにグラフ表示されるようになった。今までずっとくじ運の悪い私だったが、今回は東日本全域を対象に選ばれた200家庭の一つになった。
ブレーカーに送付されて来たセンサーを取り付け、無線でデータが親機に取り込まれ、インターネット経由でサービスサイトに収集する。パソコンからサイトにアクセスすると我家の電気使用状況が分る仕掛けだ。グラフを見ると、我家の電力消費のピークは伝えられている通り午後2時頃だった。ピーク値を下げる節電効果が最も大きかったは、昼食後エアコンを切り図書館に出掛けた日だった。
一昨日別送されてきたセンサー内蔵の電源タップを居間のエアコン用コンセントに取り付け、最大電力消費機器の電気使用状況が分るようになった。エアコンの電気使用量は外気温度に反比例することが、電源タップを取り付けて初めてビジュアルに理解できた。深夜になると同じ温度設定でも昼間の1/2~1/3の電力で間に合うことが分った。
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風が去って本格的な暑さが戻った後も、我慢してエアコンを出来るだけ節約してきた。1週間前の暑い午後の買物の途中、前触れも無く足がふらつき一瞬歩けなくなった。今週は更に気温が上がり、昼間に外出するのが怖くなった。だが、家の中にいても暑さで頭が重く感じて集中できず、3日前から午前中もエアコンをつけるようになった。昨日は10時、今朝は9時前からだ。
数年前夏の暑い時間帯に農作業をやって、その直後に血圧が急上昇し降圧剤を飲むようになった経験がある。そのことがどうにも気になって今朝医者に診て貰うと、今の血圧なら服薬を再開する程ではないという。先生は暑さで血圧が上がる例は稀にはある程度だという。最後に今後血圧測定を続け様子を見ること、節電は程々にしてもっとエアコンを使いなさいと言われた。
節電よりも健康が優先、これで言い訳ができた。我家の15%節電の優先順位は低下、又もや窮地にたった。でも、言い訳が出来たせいか、何か気楽だ。■