かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2019(3)

2019-05-09 22:11:37 | 日記
昨日のこと、徒歩で買物の途中いつもと違う風景に出会った。広大な敷地に建つオレンジ色のパチンコ屋の隣が、空き地になっていたが何か今迄と違うのだ。通り過ぎてから以前はシネコンとレストランがあったことを思い出した。道理でしっかりした基礎を掘り出した跡が残っていた。

昨年の西日本豪雨で浸水した後、地元ファンの熱い要望でシネコン再開したとのニュースを思い出した。この地域で唯一の6スクリーンシネコンだったが今年の1月に閉店したという。理由は土地の使用契約が切れた為というが、実のところ儲からなかったのだろう。しかし、跡地が綺麗に整地されているので次の利用計画が決まっている可能性がある。期待したい。

実家は後家さんや独身の中高年男性ばかりが住む谷間の限界集落の一軒家だ。しかも実家は年の半分は住人(私)がいない限界集落の最先端だ。世界の最先端を行く少子高齢化の国の中で、実家は最先端にある。私は実家に戻る途中ご近所の家の灯が点いてないと、何かあったかと心配になる。

田舎暮らし雑感2019(1)で報告したように今回お年寄りは健在だったが、ワンちゃんが寿命を全うしていた。家の灯以外にもう一つ指標がある。それは畑だ。一昨年不動産の一部を売却するまで、我が家の畑が手入れされず雑草だらけ、一方隣の畑は丁寧に耕され野菜が植わっていた。

ところが、今回帰郷して「元」我が家の畑が綺麗に耕されているのに、隣接する畑が雑草だらけになっていた。逆転した。先週その理由が分かった。昨年まで畑の手入れをしていた奥さん(後家さん)が病気で入院し、畑の面倒を見る人がいなくなったらしい。

他にもご近所の田畑をよく観察すると家庭の事情が分かる。私のような暇な知りたがり屋がちょっと変だと思いご近所の人に聞いて回ると、何人目かに事情を知る人が必ずいる。逆に、昨年から急に畑が手入れされ始めたのは私が土地を売った為と、きっと誰かは知っている。■
コメント
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