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田舎暮らし雑感2019(4)ディープな外国人観光客

2019-05-14 12:21:51 | 日記
以前にも投稿したが、今年はこんな四国の片田舎でも外国人の姿が目立つようになった。ハーバード大出の遍路姿の米国人女性とか、スーパーで大量の食料を仕入れる中国人女性グループとか、ママチャリを押して街中に溶け込んで普通に歩く長身の女性の姿とか。

私の眼が向かうのは何故か若い女性が多いが、だからと言って何とかしようという訳ではない。これは性分だからしょうがない。最近、単なる観光客には見えないディープな外国人の姿が目立つ。報道によると再来日する外国人観光客が増えたのもその表れだと思う。

先週に続き今度は初めて目にする外国人、従来ならこんな田舎ではあり得ない姿を見た。一昨日の夕方、腰痛をいたわりながらいつもの堤防沿いの散歩コースを西に向かって歩いていると、後方から賑やかな声が聞こえて来た。振り向くとサイクリングの一団が軽やかに迫って来た。

20人かそこらの大グループ、全員が色とりどりのヘルメットにシャツとパンツでドロップハンドル車。本格的なスタイルだ。通り過ぎる時にてんでに陽気な声で挨拶をして行った。私の経験ではこんな陽気で馴れ馴れしい挨拶をするのは米国人が多い。しかも声がやたらでかい。国境を越えてカナダに入国した瞬間に、小声で軽く会釈する程度の静かな挨拶になった経験がある。NZや豪州もそうだ。

しまなみ海道が世界的に有名なのは分かるが、そこから遠く離れた愛媛県南部の誰も知らない川沿いでサイクリング集団を見かけるとは思わなかった。彼等がどこから出発したか定かではないが、目的地はそのまま一本道で行ける内子町だろうと思った。(彼等の自転車なら松山から瀬戸内海沿いの道を下り、長浜から肱川・矢落川沿いに上流に向かう事が出来るはずだ。)

ローカルTVで愛媛県の外国人観光客が増えた、SNSやYoutubeなどで米国で「遍路」、英国で「しまなみ海道」がよく見られたという報道を見た。冒頭の遍路姿の女性もきっとSNS経由でこの情報を見てその気になったのだろうと思った。

隣の内子町はもっと「国際的」で外国人慣れしている印象がある。私はその方が何となく親しみを感じて声をかけてしまう。義弟はいい加減にしろというのだが、田舎の独居高齢者としては滅多にない会話をする機会。終日口を利かない日もあるのだ。止める積りはない。■
コメント
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