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「またトラ」の影響(中)

2024-11-14 13:42:40 | 国際・政治
トランプ次期大統領の主要ポストが徐々に見えて来て、彼が具体的に何をやるか素人の私にも少し見えて来た感じがする。第1次トランプ政権は素人スタッフを揃え無茶苦茶なことをやると恐れを感じたが、第2次政権はやり手のスタッフを揃え怖いことを巧妙にやる怖さを感じる。どちらも恐れとか怖さを感じるのは同じかもしれない。

だが、依然として家内に聞かれた私たちの生活への影響については、一体何が起こるかよく分からない。前回私の4つの直感を述べた。その後の報道を見て新しい発見はトランプはバカだがハリス或いは民主党よりはマシ、少なくとも選挙戦略としては機能したようだ。と言ってもEマスクの様なインチキ運動も貢献したと思うが。

選挙参謀をやり首席補佐官に任命されたマイルズ女史には怖さを感じる。彼女の政策自体はよく分からないが、大統領の実行能力(良くも悪くも)を最大限機能させる力は凄い。米国マスコミの選挙予測をひっくり返し、共和党が大差をつけて圧勝したのは彼女の貢献が大きいと思う。

彼女は米国民を良く知っていると言うことではないかと私は思う。来年から政権運営において大統領を補佐し、怖い政策(!)の推進を助けるかも知れない。言い換えると大統領と閣僚の政策はより巧妙に実行されるだろう。今日のところはこれ以上のことは私には予想がつかない。

私達の生活への影響については正直よく分からない。今のところ、トランプがやるかもしれない政策に対して、他の国や企業や市場があらかじめ対応策を打ち、それが私達の生活に反映し始めている。最も早く来た変化は市場だが、政治の世界でも例えば日英経済版「2プラス2」等の動きがある。

かつて米国勤務した私は米株など若干のドル資産を保有しており、前回投稿したように大統領選後から上昇を始め少しずつ損を取り戻してきた。退職後20年以上経ち年金生活を送る私にとっては大きな変化はないが、悪い動きではないものと予想している。しかし、長期的にはどうか。

第2次政権の経済政策については私はその効果に疑いを持っている。短期的な効果は出ても中長期的には世界経済に悪影響を与え、回り回って米国経済にも悪影響を与えるだろう。その頃には私はこの世にいない可能性が高い。その為に家族に何をしてやるかが当座の私の課題だ。

ということで、「またトラ」の影響はまだ見えない。一般論だが、来年1月に正式に大統領就任後3か月に全貌が見えてくるだろう。■

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