かぶれの世界(新)

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衰える高齢者仲間

2022-10-24 20:08:25 | 日記・エッセイ・コラム
今まで自分の事を「やり過ぎの高齢者」などと恰好つけて自称していたが、この3日間で普通に後期高齢者らしく衰えて来たと自覚させられた。山道の急坂を自転車で走ってきたと自慢げに話していたが、3日前に更なる急坂に挑戦して登り切れず途中で引き返す羽目になった。

それどころか今まで登れた坂を登れず、何度か押歩きをした挙句に途中で諦めて下りルートに変更した。新ルートをチャレンジして途中ギブアップの経験は何度かある、その時は何度か挑戦し少しずつ距離を延ばして新ルートを踏破した。だが、短期間に一度走れたルートを走れない経験はい。

最近バドミントンの練習に参加してオバサン達にいい様にやられて、悔しくてフットワークのトレーニングを2日に一度くらいの頻度でやり足に疲労が溜まっていたせいかもしれない。いずれにしても、かつてならその程度で疲労が溜まることはなかった。衰えを感じざるを得なかった。

昨日の夕方いつもの様に川沿いの散歩の途中で珍しく同級生のOに出会った。普段は彼が農機具を使って作業中にしか見かけないのだが、昨日は見かけトボトボと散歩道を歩いている様子に見えた。挨拶したあと同窓会の案内があったが、帰京後で日程的に参加できないと断った。

私は水田の借り手を捜していると伝えると、彼は最近前立腺ガンの治療を受けており手助け出来ないという。彼は以前から何軒かの高齢農家の支援をしてきたが、今は殆どの農家の支援を止めたという。彼は以前ガン治療を受けたと聞いていたが、完治したと思っていたのでショックだった。

私は農業をやっていないが日頃から色んな運動をやっているのを見て、彼は自分が病気の治療を受け難儀をしているのに比べ、私は元気に遊んでいると思っていたようだ。彼からそう見えてもおかしくない。お互いに苦労している、頑張ろうと言って別れた。

今日は今日で散歩返りの夕方に農業委員の家を訪問、奥さんに水田の借り手のK氏からの申し出について説明しご主人に伝えて貰うようお願いした。彼女によると最近腰を痛めて歩くK氏を見かけたという。気付かなかった私は恥ずかしかった。彼女と近辺の農家の高齢化と廃屋や耕作放棄について情報交換し、お互いに悲惨な状況を嘆いた。■

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