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英のEU離脱延期は予想通り、今のところは

2019-03-16 22:26:22 | ニュース
英国のEU離脱を巡る混乱は目を覆うばかりだ。EU離脱を延期する政府動議が14日下院で可決された。メイ政権は6月末までの短期延期を想定した動きを見せるが、基本的に従来否決された離脱案を前提としており延期後のシナリオは一段と不透明になったと報じられている。

私は2か月前に記事「英米の混乱は国民の自業自得」の中でこうなることを以下のように予測した。

 私の予測は徐々に英国の現実主義的DNAが働き、「離脱が先送りされ再び国民投票が実施され或いは政権交代で回避される」とみる。

報道ではEU離脱は不透明になったと報じるが、私的には全く予想通りの進展を見せている。メイ政権だけではなく英国議会政治全体が迷走しているように見えるが、その間に少しずつ現実主義的DNAに基づく国民的コンセンサスが形成されていると考える。

つまり、最後には何をすれば最も得をするか実利に敏感な国民性(DNA)が冷静な結論を出す、私が教わった英歴史から得られた教訓がまだ生きているならば。彼等は理想主義者ではない。感情的になって短期の利益を求めず、冷静に考えて長期的な実利で動く人達だ。理想で動く国民ではない。

その為にはある程度の時間が必要だ。先が見えて単刀直入に動くより、多少おバカで迷走する首相の方が良い。そのうちに何が得か国民的コンセンサスが形成され、EU離脱を回避する方向に動き始める。今のところ事態は私の予想通りに動いている。 ・・・又もや自画自賛!■

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