八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

花の下より

2021年05月23日 15時15分10秒 | Weblog

「花の下より、鼻のした」とか、「花より団子」がある。風流よりも、現実的には、生きるためには、食べる。食べ過ぎて、体を壊しては、元も子も失う。まあ、暴食はしない。暴飲は、体が受け付けない。なんか、体の中の酵素が少ないという。ならば、その酵素を飲めば、暴飲ができるのかと、聞くと、それはだめと聞いた。お酒をたくさん飲んで、楽しんでいる人が、うらやましい。「年年歳歳花相似たり」で、サツキが咲いた。自然は永遠に存在する。「年々歳歳人同じからず」、という。人の境遇は、年ごとに変わっていく。人の世の移り変わり激しく、はかないことと読んだ。昨年來、新コロナの感染の、見えないものの恐怖は、引きずっている。情けないことばかり書いている。咲いた花をめでて、ちょっとは、風流を楽しめばと、自嘲をしている。


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