書き遅れたが、きょうは新しいウエイトレスさんが入っている。名前はすでにKaz氏がチェックしていて、Hondaさんという。ちょっと島井咲緒里女流二段に似た感じの、かわいらしいコだ。
ちなみに数か月前から働いている、ちょっと年配気味のウエイトレスさんは、Satomiさんというらしい。
HondaとSatomi。番勝負を戦わせたくなるような名前ではないか。
Kun-Kaz戦は、後手Kaz氏が穴熊で迎え討っていた。△4四歩と突いたあと△4三金~△3二金と構築し、右銀を3一まで引っ張る。いわゆる松尾流四枚穴熊である。松尾流といえば、松尾香織女流初段はいま何をやっているのだろう。現在休場中だが、来年は復帰してくれるのだろうか。来年も休むようだと、現役生活にも疑問符が付くが、さて。
午後9時40分、R-Hon戦が終わった。これはR氏の勝ち。ふたりはそのままアツイ感想戦。しかし私の位置からでは遠いので、口出しは叶わない。
Kun-Kaz戦は、Kaz氏が竜、馬を作って優勢に見える。先手は▲6六銀が浮いているのが痛い。居飛車側は相変わらず四枚穴熊だし、私だったら戦意喪失してしまうところだが、Kun氏は▲2五桂跳ねから端攻めに出る。
R氏とHon氏の感想戦が終わり、Hon氏はここで、「味よく」退席。空いた席に、「将棋にムラムラしている」Fuj氏が、R氏と対局するべく座った。
Kun氏、▲3一竜と肉薄。あれほど強固だった穴熊が、いまは△2三金、△5二金の二枚になっている。Kun氏、さすがの指し回しである。Kaz氏、△2二銀と竜をハジいた。
しばらく経って次に見たら、盤上に▲2三成銀が出現していた。あれから▲3二銀△3一銀▲2三銀成と進行したらしい。竜取りに竜を逃げていては勝てないとはいえ、▲3二銀の踏み込みはさすがだった。
辺りが急に静かになったと思ったら、Fuj氏が対局に集中しているからだった。Fuj氏を黙らせるには、将棋を与えればいいらしい。
次の▲1二金を受けるべく、Kaz氏は△1二飛。大駒を自陣に苦しい受けだが、存外粘りがあった。▲2五香△2二歩と進むが、先手の攻めがむずかしい。
以下も際どい攻防が続いたが、最後はKaz氏の勝ち。達人同士の対局は見応えがある。感想戦も好手妙手が続出して、実におもしろかった。
11時になり、Kun氏が退席。詰んでなければ(終電が終わってなければ)いいが、この時間ならまだ電車は走っているようだ。
ところで今回は、2週連続のジョナ研開催である。これは意外に珍しいが、過去にもあったのか? それをFuj氏に問う。Fuj氏は過去のジョナ研開催日と参加メンバーを、ノートに記しているのだ。データマン・Fuj氏は、私たちにとって貴重な存在である。
そのFuj氏によると、昨年11月11日と18日に、1回だけあったという。その途端、「おお~!!」と私たちから感嘆がもれた。
ちなみに11日は私とKun氏のみ参加という、いわゆる「2人ジョナ研」だったらしい。そうだ、そういえばそんなことがあった。ジョナ研もこれだけ回数を重ねると、もはや歴史の1ページである。
ついでに、ジョナ研の最多参加者を調べてもらったら、私とKun氏が同数だった。私は滅多に休まないが、まれに旅行とぶつかることがある。今年の2月10日がそれで(注:これは私の錯覚。当日はジョナ研メンバーの集まりはあったが、その場所は駒込ジョナサンではなかった)、その日私は北海道で、「我が半生で最高の1日」を過ごしていた。
それにしても、Kun氏が熱い。Kun氏も立派な「三バカ」候補である。
R氏との対局を終えたFuj氏が、請われてもいないのに、自戦譜を並べ始めた。石橋幸緒女流四段との指導対局だ。横歩取りの将棋で、Fuj氏の快勝。
続けて並べたのが、ネット上のリレー対局だ。「将棋倶楽部24」の有志が集まって4人一組で指すもので、メンバーにはR氏やFuj氏がいる。今回いいところまで勝ち進んだのだが、本戦2回戦の対局日に、メンバーのひとりに急用が入り、不戦敗になってしまった。しかし練習将棋は指せたそうで、これがそうらしい。
将棋は、Fuj氏のチームが快勝。それで思ったのだが、ジョナ研メンバーが自戦譜を紹介する場合、快勝譜を見せられても、こちらはおもしろくも何ともないのだった。
もしもメンバーに将棋を見せるなら、R氏のように駒落ちの将棋を並べてみんなに突っついてもらうか、丸勝ち将棋を負けにしたような、ドラマチックなものがいいと思う。快勝譜では、突っ込みようがない。
11時27分、Kaz氏が退席。しかし残った私たち4人はまだ帰らない。ここからの数十分に、本当におもしろい話が凝縮されているからだ。
最後までゲラゲラ笑って、散会。12時ちょうど、私たちは駒込ジョナサンを後にした。
ちなみに数か月前から働いている、ちょっと年配気味のウエイトレスさんは、Satomiさんというらしい。
HondaとSatomi。番勝負を戦わせたくなるような名前ではないか。
Kun-Kaz戦は、後手Kaz氏が穴熊で迎え討っていた。△4四歩と突いたあと△4三金~△3二金と構築し、右銀を3一まで引っ張る。いわゆる松尾流四枚穴熊である。松尾流といえば、松尾香織女流初段はいま何をやっているのだろう。現在休場中だが、来年は復帰してくれるのだろうか。来年も休むようだと、現役生活にも疑問符が付くが、さて。
午後9時40分、R-Hon戦が終わった。これはR氏の勝ち。ふたりはそのままアツイ感想戦。しかし私の位置からでは遠いので、口出しは叶わない。
Kun-Kaz戦は、Kaz氏が竜、馬を作って優勢に見える。先手は▲6六銀が浮いているのが痛い。居飛車側は相変わらず四枚穴熊だし、私だったら戦意喪失してしまうところだが、Kun氏は▲2五桂跳ねから端攻めに出る。
R氏とHon氏の感想戦が終わり、Hon氏はここで、「味よく」退席。空いた席に、「将棋にムラムラしている」Fuj氏が、R氏と対局するべく座った。
Kun氏、▲3一竜と肉薄。あれほど強固だった穴熊が、いまは△2三金、△5二金の二枚になっている。Kun氏、さすがの指し回しである。Kaz氏、△2二銀と竜をハジいた。
しばらく経って次に見たら、盤上に▲2三成銀が出現していた。あれから▲3二銀△3一銀▲2三銀成と進行したらしい。竜取りに竜を逃げていては勝てないとはいえ、▲3二銀の踏み込みはさすがだった。
辺りが急に静かになったと思ったら、Fuj氏が対局に集中しているからだった。Fuj氏を黙らせるには、将棋を与えればいいらしい。
次の▲1二金を受けるべく、Kaz氏は△1二飛。大駒を自陣に苦しい受けだが、存外粘りがあった。▲2五香△2二歩と進むが、先手の攻めがむずかしい。
以下も際どい攻防が続いたが、最後はKaz氏の勝ち。達人同士の対局は見応えがある。感想戦も好手妙手が続出して、実におもしろかった。
11時になり、Kun氏が退席。詰んでなければ(終電が終わってなければ)いいが、この時間ならまだ電車は走っているようだ。
ところで今回は、2週連続のジョナ研開催である。これは意外に珍しいが、過去にもあったのか? それをFuj氏に問う。Fuj氏は過去のジョナ研開催日と参加メンバーを、ノートに記しているのだ。データマン・Fuj氏は、私たちにとって貴重な存在である。
そのFuj氏によると、昨年11月11日と18日に、1回だけあったという。その途端、「おお~!!」と私たちから感嘆がもれた。
ちなみに11日は私とKun氏のみ参加という、いわゆる「2人ジョナ研」だったらしい。そうだ、そういえばそんなことがあった。ジョナ研もこれだけ回数を重ねると、もはや歴史の1ページである。
ついでに、ジョナ研の最多参加者を調べてもらったら、私とKun氏が同数だった。私は滅多に休まないが、まれに旅行とぶつかることがある。今年の2月10日がそれで(注:これは私の錯覚。当日はジョナ研メンバーの集まりはあったが、その場所は駒込ジョナサンではなかった)、その日私は北海道で、「我が半生で最高の1日」を過ごしていた。
それにしても、Kun氏が熱い。Kun氏も立派な「三バカ」候補である。
R氏との対局を終えたFuj氏が、請われてもいないのに、自戦譜を並べ始めた。石橋幸緒女流四段との指導対局だ。横歩取りの将棋で、Fuj氏の快勝。
続けて並べたのが、ネット上のリレー対局だ。「将棋倶楽部24」の有志が集まって4人一組で指すもので、メンバーにはR氏やFuj氏がいる。今回いいところまで勝ち進んだのだが、本戦2回戦の対局日に、メンバーのひとりに急用が入り、不戦敗になってしまった。しかし練習将棋は指せたそうで、これがそうらしい。
将棋は、Fuj氏のチームが快勝。それで思ったのだが、ジョナ研メンバーが自戦譜を紹介する場合、快勝譜を見せられても、こちらはおもしろくも何ともないのだった。
もしもメンバーに将棋を見せるなら、R氏のように駒落ちの将棋を並べてみんなに突っついてもらうか、丸勝ち将棋を負けにしたような、ドラマチックなものがいいと思う。快勝譜では、突っ込みようがない。
11時27分、Kaz氏が退席。しかし残った私たち4人はまだ帰らない。ここからの数十分に、本当におもしろい話が凝縮されているからだ。
最後までゲラゲラ笑って、散会。12時ちょうど、私たちは駒込ジョナサンを後にした。