だいぶ遅くなったが、Minamiちゃんが来た。きょうの女性は彼女が初めて。やはり、場が明るくなってよい。
私は、ふわっと▲4四角と出た。▲5三角成と切らず、取ってくれと4四に出るのがよいのである。上手は△4四同銀と取るしかないが、▲同歩と進んで下手悪くない。
以下△1七歩成▲2四歩△3三玉!▲4五銀△3二銀に、私は▲4三金。王手・飛車、金、銀取りだ。
△同金▲同歩成△同銀▲4四歩△3二銀▲4三金。どんどん駒を剥がして下手好調に見えるが、△2四玉を上がられてみると、▲5二金と飛車を取っても、金が遊び駒になって、よくなかった。
以下上手は入玉模様に出る。私は二枚飛車が自陣でグズグズしており、ほとんど役に立たない。指せば指すほど上手の得点になり、いまはこれまでと投了した。
感想戦には、His氏が加わってくれた。こっちが通り過ぎようとする変化にも「ちょっと待って」と疑問を呈すなど、いつものHis氏と変わらない。
そのHis氏、△4三同銀のときに▲2三金と打つ変化を示した。何はともあれ玉を押し戻すのがよく、以下△4二玉に▲4四歩と銀取りに打てば、たしかに下手よし。そうか…。こう指すのだった。
ここでHis氏としばし雑談。聞くと、His氏は今年に入って大病を患い、先日まで入院していたという。
現在も通院しているらしいが、最悪の危機は脱したらしい。現在は煙草も喫えないらしいが、命あっての物種である。十分ご自愛ください。
もう夕方だが、大野教室は「延長戦」がつねである。私はHon氏に声を掛け、自由対局。
Hon氏はいつもの▲5七銀から、きょうは▲6八飛とした。これはめずらしい。
その変質的指し手に動揺したか、私は妙な駒組をしてしまい、大変な作戦負けに陥った。
▲4五歩、4六銀、4八飛 持駒:歩2 △2二角、3二玉、3三銀、4二金、4三金、5三銀の局面で、Hon氏は的外れの手を指したが、ここは▲5四歩と一発叩く手があった。△5四同銀、同金とも▲5五歩で銀が死ぬので△6二銀と引くしかないが、▲5五銀と出て先手大優勢だった。
以下はHon氏が乱れまくって私の勝ち。拾わせていただいた。
隣ではOk氏とWa氏が対局を行っているが、居飛車穴熊対ツノ銀中飛車という、堂々とした戦い。とても級位者同士の対戦とは思えない。大野教室のレベルは高いのだ。
そのOk氏から、当ブログのトップページのデザインを替えてくれるよう、所望される。Ok氏が会社の昼休みにコッソリ読んでいるとき、現在の花柄のデザインは目立ち過ぎてよろしくないのだという。しかしそこまで責任は持てず、私も苦笑するしかなかった。
まだ時間があるので、再びHon氏を将棋に誘うも、今度は断られた。Fuj氏を誘ったら、彼もMinamiちゃんに勉強を教えるという。
すると、W氏が私との将棋を申し出てくれた。これもめずらしい。
将棋はW氏の石田流三間飛車に、私は薄い玉形で立ち向かう。
W氏、▲8五飛、9五角。私、△4二飛、5三銀、8二歩…の局面で、W氏に▲8六角と銀取りに引かれたら、△5二飛には▲5三角成△同飛▲8二飛成があり、芳しくなかった。
実戦はこの危機をすりぬけ、以下私の勝ち。
感想戦に入るが、W氏は感想戦が好きで、けっこう前の局面から振り返る。しかしどう指しても、私(後手)がよくなってしまう。
どうもおかしいと植山悦行七段に教えを乞うが、序盤に▲7四歩と突いた手が疑問と即断され、「そんな前の手まで遡らねばならいのか」と、私たちは顔を見合わせて大笑いしたのだった。
と、Fuj氏が「最近調子が悪くて」と私の前に座った。自分の指した不甲斐ない将棋を見てほしいらしい。私はヒトの将棋に興味はないのだが、付き合うと、Fuj氏、ボヤいているわりにはいい将棋を指していると思う。
一局で終わりかと思いきや、「次は…」「次は…」と矢継ぎ早に並べたてる。都合4局になったが、本人がいうほどヒドイ将棋はなく、本人が会心譜を自慢したいだけなんじゃないいか? と訝ったものだった。
きょうの教室はここまで。植山七段とMinamiちゃんは、きょうは帰宅。食事会の参加は、大野八一雄七段、W氏、Fuj氏、Wa氏、私の5人となった。
まずは近所のトンカツ屋に行って食事。そのあとはガストに行って、おしゃべりである。
W氏とFuj氏は現在、大野教室のスタッフを兼務している。しかし生徒に堂々と指導するには、資格を持っていたほうがいい。そこでふたりとも、「普及指導員」の免許を取得する運びになった(と思う)。ふたりの将棋の情熱を考えれば、遅すぎたくらいである。ふたりの健闘を祈る。
植山七段の話題。植山七段は今年の3月で、フリークラス期間を満了した。あとはロスタイムである。残す棋戦は、竜王戦昇級者決定戦のみ。
その対局が付いたら、私たちは当日、千駄ヶ谷に集まろうかと考えている。
私は、ふわっと▲4四角と出た。▲5三角成と切らず、取ってくれと4四に出るのがよいのである。上手は△4四同銀と取るしかないが、▲同歩と進んで下手悪くない。
以下△1七歩成▲2四歩△3三玉!▲4五銀△3二銀に、私は▲4三金。王手・飛車、金、銀取りだ。
△同金▲同歩成△同銀▲4四歩△3二銀▲4三金。どんどん駒を剥がして下手好調に見えるが、△2四玉を上がられてみると、▲5二金と飛車を取っても、金が遊び駒になって、よくなかった。
以下上手は入玉模様に出る。私は二枚飛車が自陣でグズグズしており、ほとんど役に立たない。指せば指すほど上手の得点になり、いまはこれまでと投了した。
感想戦には、His氏が加わってくれた。こっちが通り過ぎようとする変化にも「ちょっと待って」と疑問を呈すなど、いつものHis氏と変わらない。
そのHis氏、△4三同銀のときに▲2三金と打つ変化を示した。何はともあれ玉を押し戻すのがよく、以下△4二玉に▲4四歩と銀取りに打てば、たしかに下手よし。そうか…。こう指すのだった。
ここでHis氏としばし雑談。聞くと、His氏は今年に入って大病を患い、先日まで入院していたという。
現在も通院しているらしいが、最悪の危機は脱したらしい。現在は煙草も喫えないらしいが、命あっての物種である。十分ご自愛ください。
もう夕方だが、大野教室は「延長戦」がつねである。私はHon氏に声を掛け、自由対局。
Hon氏はいつもの▲5七銀から、きょうは▲6八飛とした。これはめずらしい。
その変質的指し手に動揺したか、私は妙な駒組をしてしまい、大変な作戦負けに陥った。
▲4五歩、4六銀、4八飛 持駒:歩2 △2二角、3二玉、3三銀、4二金、4三金、5三銀の局面で、Hon氏は的外れの手を指したが、ここは▲5四歩と一発叩く手があった。△5四同銀、同金とも▲5五歩で銀が死ぬので△6二銀と引くしかないが、▲5五銀と出て先手大優勢だった。
以下はHon氏が乱れまくって私の勝ち。拾わせていただいた。
隣ではOk氏とWa氏が対局を行っているが、居飛車穴熊対ツノ銀中飛車という、堂々とした戦い。とても級位者同士の対戦とは思えない。大野教室のレベルは高いのだ。
そのOk氏から、当ブログのトップページのデザインを替えてくれるよう、所望される。Ok氏が会社の昼休みにコッソリ読んでいるとき、現在の花柄のデザインは目立ち過ぎてよろしくないのだという。しかしそこまで責任は持てず、私も苦笑するしかなかった。
まだ時間があるので、再びHon氏を将棋に誘うも、今度は断られた。Fuj氏を誘ったら、彼もMinamiちゃんに勉強を教えるという。
すると、W氏が私との将棋を申し出てくれた。これもめずらしい。
将棋はW氏の石田流三間飛車に、私は薄い玉形で立ち向かう。
W氏、▲8五飛、9五角。私、△4二飛、5三銀、8二歩…の局面で、W氏に▲8六角と銀取りに引かれたら、△5二飛には▲5三角成△同飛▲8二飛成があり、芳しくなかった。
実戦はこの危機をすりぬけ、以下私の勝ち。
感想戦に入るが、W氏は感想戦が好きで、けっこう前の局面から振り返る。しかしどう指しても、私(後手)がよくなってしまう。
どうもおかしいと植山悦行七段に教えを乞うが、序盤に▲7四歩と突いた手が疑問と即断され、「そんな前の手まで遡らねばならいのか」と、私たちは顔を見合わせて大笑いしたのだった。
と、Fuj氏が「最近調子が悪くて」と私の前に座った。自分の指した不甲斐ない将棋を見てほしいらしい。私はヒトの将棋に興味はないのだが、付き合うと、Fuj氏、ボヤいているわりにはいい将棋を指していると思う。
一局で終わりかと思いきや、「次は…」「次は…」と矢継ぎ早に並べたてる。都合4局になったが、本人がいうほどヒドイ将棋はなく、本人が会心譜を自慢したいだけなんじゃないいか? と訝ったものだった。
きょうの教室はここまで。植山七段とMinamiちゃんは、きょうは帰宅。食事会の参加は、大野八一雄七段、W氏、Fuj氏、Wa氏、私の5人となった。
まずは近所のトンカツ屋に行って食事。そのあとはガストに行って、おしゃべりである。
W氏とFuj氏は現在、大野教室のスタッフを兼務している。しかし生徒に堂々と指導するには、資格を持っていたほうがいい。そこでふたりとも、「普及指導員」の免許を取得する運びになった(と思う)。ふたりの将棋の情熱を考えれば、遅すぎたくらいである。ふたりの健闘を祈る。
植山七段の話題。植山七段は今年の3月で、フリークラス期間を満了した。あとはロスタイムである。残す棋戦は、竜王戦昇級者決定戦のみ。
その対局が付いたら、私たちは当日、千駄ヶ谷に集まろうかと考えている。