一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

さようなら、LPSA芝浦サロン(前編)

2014-06-30 00:03:10 | LPSA芝浦サロン
27日(金)は、LPSA芝浦サロンに行った。同サロンは今月末に営業を停止し、来月より「LPSA麹町サロンin DIS」として再出発する。駒込時代から数えて7年近く。現在のシステムがついに終わるということで、今回はお別れ記念として、指導対局を受けることにしたのだ。
きょうの担当は中倉シスターズである。仕事を午後2時半で切り上げ、田町に向かう。私は3時半からの中倉彰子女流初段の回に予約を入れていた。
田町で降りたが、表は雨である。前回サロンを訪れたときビニール傘を借りたが、それをお返しする前に、また利用することになってしまった。
将棋の前に、近くの小諸そばでそばを手繰ろうとしたが、2つある自動券売機が塞がっていたので、私はそのままサロンに向かった。
サロンには3時20分に入った。先客はHon氏を含め2人。私はポイントカード50ポイントを使う。これで1日の席料と指導対局1局が無料になるのだ。ちなみに100ポイントだとLPSA女流棋士の直筆扇子がいただけるのだが、ポイントの使用は今月末まで。よって中途半端なまま、使用を余儀なくされたのだ。
さらに私には残り21ポイントあり、あとはドリンクなども無料でいただけるのだが、そこまでガッツくこともあるまい。
例の三角クジを再び引くと、またもLPSA全女流棋士扇子が当たった。前回は紫文字のそれを戴いたので、今回は黒文字のそれを戴く。扇子は順調にハケているようである。
早速彰子女流初段に将棋を教えていただく。いつも昼の部にしか登板しない彰子女流初段とは、久しぶりの対局となる。きょうは白のブラウスに黒のミニスカート。相変わらずシュッとした顔つきで、とても3児のママには見えない。
と、そこへS氏が見えた。S氏は駒込時代からの常連で、田町に変わってからも精勤である。以前は奥さんとともに訪れていたが、奥さんはリタイヤしてしまったようだ。
さらにW氏も来た。W氏は超久しぶりだが、最終回につき「特別出演」となったものだ。W氏、Hon氏、私の揃い踏みは久しぶりで、駒込サロンを彷彿とさせる。にぎやかだったあのころを思い出す。
さらにFuj氏も見えた。Fuj氏は思うところあってLPSAから距離を置いていたが、やはりW氏と同じ理由で訪れたものであろう。
かくして、たちまちのうちに6面指しである。これでは指導するほうも大変だが、とりあえず先の1局が終わったようだ。早速感想戦に入るが、ほかにまだ5局残っているので、彰子女流初段もどこか上の空である。
さらに青年客が見える。予約はしていなかったようで、5時からの回に回されたようだ。
盤上は、私の居飛車に彰子女流初段の角道オープン四間飛車。私は▲6六歩~▲5六銀左~▲6五歩とし、十分。左のS氏は飛車落ちで挑んでいる。何年か前までは二枚落ちだったから、S氏に長足の進歩があったわけだ。
彰子女流初段がW氏の前に動くが、W氏が「痩せた?」と気軽に声を掛ける。このあたりのフランクさがW氏の強みで、私にはできない芸当である。
W氏はさらに、「(公式戦で)2勝してよかったね」と、彰子女流初段の降級点回避の話をする。けっこうデリケートなことに触れているが、彰子女流初段は、あまり意識していなかったふうだ。
私は改めて彰子女流初段の横顔を盗み見るが、やはり頬がこけているように見える。運営の面で気苦労はあると思うが、それは我々社会人だって抱えている悩みだから、同情はしない。彰子女流初段のご主人はハンサムだし、3人の子宝に恵まれたし、幸せな毎日だろう。
私は1筋の端攻めが決まって、有利になった。彰子女流初段のご尊顔を正面から鑑賞したいが、顔を上げる度胸がない。目に焼き付けてうっかりムラムラし、将棋に乱れが生じたら元も子もないからだ。
4時10分ごろ、Hon氏の将棋が終わった。彰子女流初段が上手の貫録を見せたようだ。相居飛車の将棋だったが、なぜHon氏が飛車を振らなかったのか分からぬ。彰子女流初段の前では変質的な振り飛車を見せたくなかったのだろうか。
その3分後、新規のお客さんが来た。この近くに住んでいて、LPSAがあることは知っていたが、「女子将棋――」とあるので、入るのに躊躇していたという。
しかし遅かった。サロンは30日で閉席となる。美夏女流1級がその旨を告げると、男性氏は麹町には行けない、とのことだった。
せっかく新規のお客さんを取り込めたのに断らざるを得ないとは、美夏女流1級も断腸の思いだったろう。
と、そこへ中倉宏美女流二段が現れた。私は「どーも」と挨拶をする。宏美女流二段は相変わらずの弥勒菩薩顔で、思わず合掌しそうになる。宏美女流二段との指導対局は予約していないが、席に余裕があればお願いしたいと思う。
小学生の女の子が、お母さんと思しき美人に連れられてやってきた。ふたりも芝浦サロンの生徒だろうが、やはり今月末で解約となる。他人事ながらいたたまれない。
こちらの将棋は、激しい寄せ合いになったが、何とか私が逃げ切った。
感想戦に入るが、ここで将棋盤を挟んで、堂々と彰子女流初段と話ができる。束の間の幸せな時間だ。彰子女流初段は私の拙い読みに、「なるほどー」と同意を示してくれた。
感想戦が終わり、私は小諸そばへ軽食を摂りに出た。
例の券売機の前に来る。ウン!? こ…これは…!!
(つづく)
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竹部さゆり先生、医者に診てもらってください

2014-06-29 00:21:26 | 女流棋士
最近、竹部さゆり女流三段の言動が話題になっている。歯に衣着せぬ発言が物議を醸し、将棋界内外を巻き込む騒ぎになっているのだ。
しかしそれさえネタにしてしまうのがマスコミで、何か月か前には、ついに竹部女流三段が、フジテレビ「アウト×デラックス」に出演するに至った。
同番組を私も見たが、ここでの竹部女流三段は面白いとは思わなかった。それでも興味深かったエピソードがある。竹部女流三段と竹俣紅女流2級があるイベントに出たとき、各自が色紙に任意の1文字を書いて、それを対にして読ませるという試みをやった。
そのとき先手の竹部女流三段は「殺」と書いた。仮にも将棋(女流)棋士がこんな字をしたためるなど、それだけでもう不謹慎なのだが、それを受けた竹俣女流2級が素晴らしかった。「菌」と返したのだ。私など思いもよらない妙手だ。
竹俣女流2級は、なおも続く竹部女流三段の「嫌がらせ」に、好レシーブを返し続けたそうである。
竹部女流三段の意地の悪さに対して、竹俣女流2級の聡明さばかりが浮かび上がったエピソードだ。私は竹俣女流2級に、本当に感心した。
そんな先日、竹部女流三段はニコニコ生放送で、今度は矢内理絵子女流五段を中傷する生電話をやったらしい。
世の中には言っていい冗談と悪い冗談がある。これはもちろん後者だ。こんな簡単な理屈が分からないのか。
思えば竹部女流三段は以前から、ツイッターなどで矢内女流五段に難癖をつけていた。ふたりの関係がどうなのかは分からぬが、第三者が見れば不快になるばかりだ。
私は数年前、マイナビ女子オープンの一斉予選対局で、竹部女流三段に懸賞金を懸けたことがある。私は相手の女流棋士を応援するために懸けたのだが、竹部女流三段は懸賞札を見るや、観客側に向かってペコリとお辞儀をした。それを見て私は、竹部さんは礼儀正しい人だ、1万円が彼女の手に渡っても惜しくはない、と思ったのを覚えている。
然るにここ最近の竹部女流三段はどうだ。その発言はエスカレートし、歯止めが利かなくなっている。毒舌と悪口は違う。いまの彼女は、ただ毒を撒き散らすだけの、性悪女でしかない。まったく、どうしちゃったんだろう。
いまテレビで加藤一二三九段と桐谷広人七段に人気があるのは、彼らが自分の気持ちに正直に、ストイックに生きているからである。竹部女流三段の目立ち方とは、天と地ほどの差がある。竹部女流三段はそこをはき違えてはならぬし、テレビ局もまた、その辺をよく吟味しなければならない。本当にアウトな人を招んではダメである。
それにしても、竹部女流三段に訓告できない日本将棋連盟と、自浄作用のない女流棋士会も情けない。
事情は分からぬが、竹部女流三段は何らかの理由で精神を病んでいるのだろう。早急にいい医者に診てもらったほうがいい。
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7月1日(火)の「開運!なんでも鑑定団」に刮目せよ

2014-06-28 12:42:22 | 愛棋家
27日(金)にKun氏から入手した貴重な情報である。
テレビ東京の人気番組「開運!なんでも鑑定団」に、将棋ペンクラブ幹事にて観戦記者の、湯川博士さんが出演する。
放映日時は7月1日(火)午後8時54分から。番組ホームページでの紹介は以下のごとくである。

明治時代、日露戦争で武勲を挙げた後、小笠原に渡り木工職人になった祖父が現地から持ち帰ったお宝に驚きに鑑定結果が!一体何故?

どうも、将棋関係のお宝ではないようである。
私はふだん当ブログで、湯川さんのことを「鬼瓦」と表現しているが、実像はどうなのか。今回は読者が確認できる、絶好のチャンスである。もっとも実際の湯川さんはとても気さくで、話していて楽しいオジサンだ。
ささ、これを読んだ皆さん、早速ビデオ録画のご用意を。
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竹俣紅先生、16歳のお誕生日おめでとうございます!!

2014-06-27 00:13:15 | 女流棋士
きのうの女流王座戦は、島井咲緒里女流二段と室谷由紀女流初段の美女対決。中継を楽しみに見たが、序盤、室谷女流初段が▲3六歩△同歩▲同金と自ら高美濃を崩しにいったのでビックリした。それでも3三にと金を作り、早くも先手必勝に見えた。
室谷女流初段はさらに▲5五歩~▲5六銀~▲4五銀と元気な動き。しかしその直後、△4八歩と打たれ、一遍に勝負将棋になってしまった。
▲5五歩以下の手順は、歩切れの相手に歩を渡し、銀もソッポに行って、あまり得ではなかったと思うがどうか。たぶん、大野教室の生徒は誰も指さない気がする。
最終的に室谷女流初段が勝つには勝ったが、先行き不安に思った。

きょう6月27日は、竹俣紅先生の16歳のお誕生日。おめでとうございます!!
以前も書いたが、竹俣女流2級を初めて拝見したのは7年前である。2007年6月、LPSA発足イベントが東京新宿であったとき、石橋幸緒さんとのお好み対局に登場した。当時は小学生だった。
そのときは飛車落ち戦で、中盤にやや甘いところはあったが、終盤はキラリと光る手を指し、このコは強くなると思った。なおこのときの模様は「将棋ペン倶楽部」に寄稿し、石橋―竹俣戦の模様は、当ブログにも再掲した。
それから5年4か月後、紅ちゃんは果たして女流棋士となる。現在までの戦績はパッとしないが、竹俣女流はアマチュア時代の活躍があるためすでに「女流2級」で、研修会戻りはない。ないが、いま竹俣女流2級に課せられた使命は、将棋(と学校)の勉強、勉強、勉強である。女流棋士は人気が出ても、強くなければ話にならない。竹俣女流2級には、この両立を果たしてほしいのである。
それにしても16歳は若い。16歳といえば、「私の16歳」である。「センチメンタル・ジャーニー」である。「NAI・NAI16」である。若さはこれ以上ない武器だ。いろいろ書いたが竹俣先生、人生の真白なキャンバスに、思いっきり素敵な絵を描いてください。
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渡部愛女流初段は、元グラビアアイドルの原史奈に似ている

2014-06-26 10:45:05 | 似ている
きょう6月26日は、渡部愛女流初段の21歳のお誕生日。おめでとうございます!!!

その渡部女流初段は、元グラビアアイドルでタレントの、原史奈(はら・ふみな)に似ていると思う。
原史奈は1981年5月22日、東京生まれの31歳。1998年に「日テレフォトジェニック」に選ばれ、芸能界デビュー。グラビアイドルとして活躍したが、次第にテレビの世界にも活躍の場を拡げる。それに平行してグラビアの仕事も、より過激なものが多くなっていき、一皮むけたようである。
2007年に結婚したが現在は独身となり、彼女の隠れファンとしては、応援する手にもいっそう力が入るというものである。
私は昨年の7月23日、「渡部愛女流3級はモデルの本田翼に似ている」と書いた。その確信はいまも変わっていないが、最近の渡部女流初段は表情に凄みが出たというか、ゾクッとくるような貌を見せることがある。言葉は悪いが「氷の表情」である(ホメている)。それが原史奈そっくりに見えるのだ。
以前バトルロイヤル風間さんが「(渡部さんを前にして)渡部さんの似顔絵を描いていると、描いている途中で彼女の表情がコロコロ変わるので、描きにくい」と感心まじり?に語ったことがあったが、渡部女流初段を見ていると、たしかにそう思う。彼女はかわいらしさと美しさ、両方を併せ持つ女流棋士なのだ。
渡部女流初段を被写体にして写真を撮りまくったら、いろいろな表情が撮れて楽しいと思う。

渡部女流初段は昨年から女流王位、女流名人と相次いでリーグ入りし、その実力をLPSAファンに示した。最近はやや負けが込んでいるが、このまま精進を続ければ、タイトル戦登場も夢ではない。これからの活躍も、期待しています。
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