一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

中村桃子女流二段は、声優の和氣あず未に似ている。

2021-11-30 00:36:43 | 似ている
日付変わってきょう11月30日は、中村桃子女流二段のお誕生日。おめでとうございます!
その中村女流二段は、声優の和氣あず未に似ていると思う。
和氣あず未は1994年9月8日、東京都生まれの27歳。中学生のときに声優にあこがれ、声優専門学校に入学する。2015年、テレビアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」で声優デビューを果たす。以後、ゲームソフトの声優や、歌手としても活動している。
和氣あず未は27歳とまだ若く、今後の活躍が多いに期待できる。
中村女流二段と和氣あず未は、ズバリ顔が似ていると思う。

中村女流二段はNHK杯の司会を務める人気女流棋士だ。
第1期女流順位戦はD級に甘んじたが、第2期は連勝で好スタートを切った。順位は2位なので、有力な昇級候補だ。
人妻なのがアレだが、ひそかに応援しております。
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社団戦第3日の結果

2021-11-29 22:36:27 | 社団戦
28日の社団戦の結果を記しておこう。
我が将棋ペンクラブは4組で、1回戦4-1、2回戦2-3、3回戦1-4。通算5勝6敗で14チーム中9位に終わった。
個人では1回戦と2回戦に出場し、○●だった。どちらの将棋も反省点が多く、私はいま凹んでいる。
ああなんかもう、疲れてしまった。
参戦の皆様も、お疲れ様でした。
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きょうは社団戦最終日!!

2021-11-28 02:38:29 | 社団戦
あーやることなすことうまくいかん。このノートパソコンは失敗した。なぜ1回のタッチで反応しない!? なぜ「A」が反応しない!? スマホもボロボロだ。もーやだ。

日付変わってきょう28日は、社団戦第3日。
メール等でとくに誘われていないが、とりあえず会場に出掛けてみる。
我が将棋ペンクラブは4組で4勝4敗、14チーム中8位と、可も不可もない成績である。
もし試合に出られることがあったら、全力を尽くして頑張りたい。
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上川女流二段に癒される(後編)

2021-11-27 23:29:45 | LPSA麹町サロンin DIS

第2図以下の指し手。▲3六銀△3二金▲4五銀△3五歩▲3四銀△2二角▲2五歩△4二銀(第3図)

上川香織女流二段が無雑作に△5三銀と上がった局面。私はチャンスと見て、▲3六銀と出た。「アッ……!」と上川女流二段がもらした。次にどうでも▲4五銀と出て、後手陣を攪乱する狙いだ。
「ちょっとオ、これマズイんじゃない?」
上川女流二段は固まってしまった。「大沢さんって、こういう鋭いところあるよねえ」
結局上川女流二段は△3二金と備えたが、私は予定通り▲4五銀。ただ▲3四銀△2二角と凹ましても、まだ難しいところがある。

第3図以下の指し手。▲2三銀成△同金▲2四歩△5六歩▲6六歩△5七歩成▲同金△5六歩▲6七金(第4図)

▲2三銀成は先に銀損するので指しにくいが、△5四飛と浮かれる前に一仕事しなければならない。
本譜△5六歩に、▲2二角成△同金▲2三歩成はちょっと違うと思った。▲6六歩と突いて交換を拒否。しかし△5六歩から再度の△5六歩で拠点を作られ、上手もポイントを稼いだ。

第4図以下の指し手。△3四金▲2三歩成△4四角▲3二と△5一銀▲2一飛成(第5図)

上川女流二段は△3四金と上がったが、やはりこう指すところであろう。私は▲2三歩成~▲2一飛成。これで銀桂交換まで駒損を縮小した。プラスこちらは飛車を成れたので、これで下手が有利になったと思った。

第5図以下の指し手。△3六歩▲5五歩△同角▲5六金△3七歩成▲同桂△3六歩▲4五桂△同金▲同金△5四銀▲同金△同飛▲4五金(第6図)

第5図で上川女流二段の△3六歩は意味が分からなかった。私は▲5六金と歩を払い、相手の手に乗って桂を捌く。上川女流二段のお手伝いで私は金桂交換の駒得になり、これは負けられないと思った。
△5四銀には▲同金と取って、△同飛に▲4五金のおかわり。これは私の勝勢となった。

第6図以下の指し手。△4四金▲5四金△同金▲3一飛△6四桂▲7七銀△4六角▲4二と△5七角成▲6八金△5六金▲5七金△同金(第7図)

△4四金に私は▲5四金と飛車を取る。「やっぱり飛車を取ったか」と上川女流二段が嘆息する。
▲3一飛は遅い攻めだが、受けなしの3手スキだ。
△5七角成▲6八金に上川女流二段は△5六金と繋いだが、私は▲5七金と馬を取り、これは勝ったと思った。

第7図以下の指し手。▲8六歩△6七金打▲8七玉△7七金▲同桂△6七金▲5一と△7八銀▲9八玉△7六桂▲6一と△8四歩▲7一と△8三玉▲7二銀△7四玉▲8三角△7五玉▲6五金△8六玉▲9六金(投了図)まで、89手で一公の勝ち。

ここで攻め合いにしてうっちゃられたら元も子もない。私は▲8六歩と懐を拡げた。
「一転受けに回るこの渋さ」と上川女流二段が言う。ああこの声、ハコヅメの戸田恵梨香によく似ていると思った。
△7七金には▲同桂。「桂馬で取るのか」と上川女流二段。そう、当然▲同角と取るところ、うっかり桂で取ってしまった。
しかし大勢に影響はなく、△8六玉。上川女流二段は「金を打て」と妙な念力をかける。しかし私は▲9六金。「▲8七金と打ってくれたら逆転だったのに」と、上川女流二段が投了した。

きょうは1局目で敗勢から必勝形になったが、それを詰まし損ね、痛い敗戦となった。
それを慮ってか、2局目は上川女流二段の緩め方がハンパなかったと思う。私はここ数ヶ月、灰色の生活だったから、きょうは上川女流二段に大いに癒された。
また機会があったら、上川女流二段に教えていただきたいと思う。
(おわり)
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上川女流二段に癒される(中編)

2021-11-26 22:27:24 | LPSA麹町サロンin DIS

第5図以下の指し手。△5二桂▲5三角成△同金▲同金△4九飛行成▲同銀△同飛成▲4二飛△同竜▲同金△同玉▲4三銀△同銀▲同桂成△同玉(第6図)

上川香織女流二段は半分トークをしながら指導対局を行っている。その声が、誰かに似ている。ちょっと前まで、テレビでよく聴いていた気がするのだ。とにかく、すこぶる聞き心地がよかった。
局面、▲4四金には△5二桂が見えている。しかし▲5三角成△同金▲同金となると、△5二桂がバカになる可能性がある。よって△5二桂では△5二金と寄り、▲5四金なら△4九飛行成▲同銀△同飛成を狙う手もある。ただ△5二金と寄った時点でその変化は読まれてしまう。
とはいえ上川女流二段が△5二桂自体に気付いていない可能性が高く、一丁脅かしてやろうと△5二桂と打った。
果たして上川女流二段は「ギョエー、そんな手があった?」と驚く。そこで▲4三銀はあったようだが、上川女流二段はやはり▲5三角成と突っ込んできた。対局者同士の心理というか、私もこの手が本線だった。
さらに△4九飛行成も決行すると、案の定この手も見えていなかったようで、上川女流二段は「飛車が通ってたんだ」と驚いた。「大沢さん、そこまで読んでたのね」。
ただ私はその先も読んでいて、この竜は▲4二飛で消去されてしまうのだ。実戦もそう進み、私の勝勢?はすぐに解消された。
△4二同玉の局面で、上川女流二段が「大沢さんとはいつも熱戦になるよねえ。面白い」と嬉々として言う。それは私も感じるところである。
もっとも実戦は先手を取られ、負けにしたと思った。

第6図以下の指し手。▲7三飛△5三歩▲4四歩△同桂▲7七飛成△3六桂打▲同歩△同桂▲3八玉(第7図)

▲7三飛では▲4一飛もある。しかし王手馬取りに打つのがふつうだろう。
私は△5三歩だが、そこで上川女流二段の▲4四歩が、ココセ級の疑問手だった。△同桂が、先手玉に迫る手になったからである。
▲7七飛成に私は△3六桂打。「エッ!?」と上川女流二段が頓狂な声をあげた。これは先手玉がトン死筋である。
「でも▲3八玉の形は意外に耐久力があるから」
と上川女流二段は強がる。そしてその言葉に、私が疑心暗鬼に陥った。

第7図以下の指し手。△2八金▲3七玉△3八飛▲4七玉△4六歩▲同銀△4八金▲5七玉△5八金▲6六玉△8四角▲7五歩△6四銀(第8図)

第7図で私の持駒は「飛角金金銀銀」。どうやっても詰みそうだが、難しいところもある。
「筋は△3七銀なんだよなあ」と私。A▲3七同桂なら△2九角▲4九玉△3九飛▲同玉△3八金まで。B▲3七同玉なら△2八角で詰みそうだが、C▲4七玉と躱されたときが分からない。それなら△3七銀を△3七金に代えればいいが、金をおごるのも抵抗がある。
「藤井クンならノータイムで詰ますんだろうけど」
「そうよねー」
私は迷った末に△2八金と打ったが、これはイモ手で、我ながら呆れた。
▲3七玉に△3八飛と近づけて打ったのも疑問だったようだ。私は金を使って金得したが、全然得していない。というか、ちっとも寄っていない。
なんでこんな将棋にしちゃったんだ、と自己嫌悪に陥る。そのころ常連氏の将棋が終わり、上川女流二段が勝った。いつもは私が一番手に終わるのだが、本局は私がモタモタしている。
結局先手玉は詰まず、私は△6四銀。これは100%負けにしてしまった。

第8図以下の指し手。▲4四歩△3二玉▲4三角△3三玉▲2一角成△6五歩▲7六玉△7五銀▲8五玉△7六銀打▲同竜△同銀▲8四玉△8一飛▲7三玉(投了図)
まで、117手で上川女流二段の勝ち。

▲4四歩に△3二玉以下は指してみただけで、▲7三玉まで投了。途中△6五歩では△6五銀打なら▲2一馬が消去できたが、それでも私が負けであろう。
しかしこの将棋を負けるとは、もうどうしようもない。

「△3八飛では△3九飛で詰みでした」
と上川女流二段。私は▲5八金を取るつもりでいたが、△3八飛成の詰みを見た方がよかったのだ。
私の読みとしては、第7図でやはり△3七金でよかった。以下▲同玉△2八角▲4七玉△3八銀▲同玉△3九飛▲4七玉△3八銀▲3六玉△3五金(参考図)まで、典型的な並べ詰めだった。

「あと中盤、私が▲6四歩(途中図)と叩いた手がありましたよね。あれは△同銀と取るべきです」

「それは▲7四歩で潰されると思ったのですが」
「△6三銀で受け切れます」
上川女流二段はキッパリと言った。「あと、△7三金▲同飛成△同桂▲7四歩に大沢さんは△7七角成としましたけど、ここは△8三飛がよかったです」
「ああその受け! 全然気が付かなかった」
そういえばむかしプロの実戦で、こんな飛車浮きを見たことがある。
「大沢さん、10回くらい勝ちを逃しましたね」
上川女流二段は慰めるように言い、私はうなだれるしかなかった。

Tod氏は飛車落ち戦を勝ち、2局目を開始。私も2局目となった。LPSA麹町サロンは、時間内なら何局でも指せるのだ。
2局目は私が強引に先手にさせてもらった。

初手からの指し手。▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩▲4八銀△5五歩▲6八玉△5二飛▲7八玉△3三角(第1図)

「大沢さんには石田流が通じないのが分かったから」
と上川女流二段が言う。実際は私が内容的にも負けていたのだが、ともかく次は上川女流二段がゴキゲン中飛車に来そうだった。
それなのに初手▲7六歩がうっかり。▲2六歩を先にすべきで、本譜は△5五歩とされてしまった。私見だが、中飛車相手に△5五歩の位を取らせるのは、居飛車が損だと思う。

第1図以下の指し手。▲4六歩△4二銀▲4七銀△6二玉▲5八金右△7二玉▲6八銀△5三銀(第2図)

私は▲4六歩とするしかないが、▲4七銀と立った形はバランスが悪いと思う。▲6八銀と上がり、次に▲6六歩~▲6七銀を目指したが、上川女流二段は△5三銀。こ、これは……。

(つづく)
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