一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

社団戦第2日目の結果

2023-07-31 23:18:52 | 社団戦
きのう行われた社団戦第2日目、将棋ペンクラブの戦績は、

6-1、4-3、2-5、3ー4

の2勝2敗だった。
通算4勝4敗で、16チーム中9位。ワンランク上がった。
私が参戦していたら勝敗がどう変わっていたかだが、私は勝ったり負けたりなので、勝敗は変わらなかったと思う。
8月27日の第3日は、地元のお祭りがあるのがアレだが、なんとか参加したいと思う。
参戦の皆様、お疲れさまでした。

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きょうは社団戦第2日!!

2023-07-30 00:34:22 | 社団戦
日付変わってきょう7月30日は、社団戦第2日目である。
私が所属する将棋ペンクラブは7部リーグ赤で、前回はチーム2勝2敗、全16チーム中10位だった。
今回、私は不参加である。ほかの用事を優先させて社団戦を蹴ったことは数知れないが、参加の意思はあるのに、外部の見えない力で不参加を余儀なくされたのは初めてである。
もうあらゆる意味で、現在の私の環境は変えなければならない。
さて社団戦だが、私自身が大した成績を残さなかったので、チームにも好成績は望まない。ただ、
戦績は大勝か大敗が望ましい。くれぐれも「3勝4敗」はやめてもらいたい。じゃないと、「私がいれば4勝3敗になったかも」と、いらぬ後悔をしてしまう。ああいや、私もこの前みたいな将棋を指しているようじゃダメだ。参戦しても全敗だった可能性はある。
皆様頑張ってください。
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麹町サロン最悪の将棋と、ANAの株主優待券

2023-07-29 23:04:17 | LPSA麹町サロンin DIS
初手からの指し手。▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲4八銀△3二銀▲5六歩△4二飛▲6八玉△6二玉▲7八玉△7二玉▲5八金右△8二玉▲9六歩△9四歩(第1図)

私の居飛車明示に、島井咲緒里女流二段は角道を止めて振り飛車のニオイ。
客のひとりが、「(旅先での)宿はどうしてるんです?」と聞いてきた。
「男ひとりですからどうにでもなります。最悪、ネットカフェにも泊まりますから」
と私が言うと、男性は何ともいえない顔で頷いた。
ほどなく4人目の男性が現れ、これで全員がそろった。
彼の将棋はハイスピードで、たちまち私たちに追いつく。平手で、島井女流二段の振り飛車に男性氏の急戦。といっても、島井女流二段は穴熊に潜っている。男性氏は▲4六銀・▲3七桂・▲2六飛型で、「屋敷流というらしいです」と言った。
私の将棋は、島井女流二段が四間飛車に振って△9四歩。どうやら穴熊はなさそうだ。

第1図以下の指し手。▲8六歩△4三銀▲5七銀△9二香▲7七角△9一玉▲8八銀△8二銀▲2五歩△3三角▲8七銀△5二金左▲8五歩△6四歩(第2図)

居飛車は第1図が作戦の岐路で、時間があれば30分くらい考えたいところ。
私は▲8六歩と指した。これは天守閣美濃の狙いもあるが、もし島井女流二段が穴熊できたとき、8筋攻めを見ている。
といえば聞こえはいいが、この日行われていた羽生善治九段VS佐藤康光九段のB級1組順位戦で、羽生九段が指した手を拝借しただけだ。
すると、島井女流二段は△9二香。こちらも潜ったか。私は▲7七角~▲8八銀とし、さらに羽生九段の手をマネする。

第2図以下の指し手。▲8六角△6三金▲7七桂△7四歩▲5五歩△5四歩▲同歩△同銀(第3図)

私は▲8六角と上がった。これはABEMAで島朗九段が解説していたもので、それを拝借した。
だが島井女流二段は、「▲8六銀と来られるかと思った」とつぶやいた。なるほど、穴熊側が端を突いた弱点を衝いて、棒銀はあったかもしれない。
△7四歩に私は▲5五歩。島井女流二段は「あぁそっか」ともらして△5四歩。私はノータイムで▲5四同歩と取ったが、△同銀となってみると私の▲5五歩がお手伝いになっており、クサッタ。

第3図以下の指し手。▲6六銀△4五歩▲2六飛△7一金▲3六飛△1四歩▲5七銀△4六歩▲同歩△1二香(第4図)

私は▲6六銀と上がったが、▲7五歩△同歩▲同銀とはなりそうもなく、構想がおかしかった。
△4五歩に▲2六飛はいいとして、△7一金に▲3六飛と寄ったのはおかしかった。
というのは、▲3四飛には△4六歩▲同歩△同飛▲4七歩△2六飛があるので、3四の歩は取れない。ということは、▲3六飛は無意味だった、ということだ。
それで、△1四歩に▲5七銀と引いた。これなら次に▲3四飛とできる。
島井女流二段は△4六歩としたが、▲同歩に「チ…」と、△1二香と上がった。私には分からぬ誤算があったようだ。

第4図以下の指し手。▲3四飛△5六歩▲4八銀△4六飛▲3六歩(第5図)

第4図、私の全盛時代なら▲4七金とし、抑え込みにかかっていただろう。が私は、初志貫徹で▲3四飛。ところが、島井女流二段に△5六歩と叩かれてシビれた。
これを▲5六同銀は、△4六飛▲4七金△2六飛で上手優勢。やっぱりこの筋が生じてしまった。
そこで私は▲4八銀と引いたが、この屈服は痛い。
△4六飛に気合は▲3六飛なのだが、彼我の陣形に差がありすぎて、とても飛車交換に応じられない。
そこで▲3六歩と突いたが、いかにも飛車が窮屈だ。これから飛車が幸せになる未来が見えず、結果論だが、ここは▲3六飛と引くしかなかった。

第5図以下の指し手。△5七歩成(途中図)

▲5七同銀△4九飛成▲2四歩△2九竜▲5五歩△4三銀▲2三歩成△3四銀▲3三と△3九飛(投了図)
まで、64手で島井女流二段の勝ち。

△5七歩成が決め手で、全然気づかなかった。A▲5七同金は△4八飛成。B▲4七歩は△5八と▲4六歩△6九とで、この2枚換えは相当つらい。そこで▲5七同銀と取ったが、△4九飛成で下手敗勢。もう投了級のひどさだが、2局目があるから早投げしたと思われてもアレなので、私は指し続ける。
だが、以下の指し手も意味がなく、△3九飛まで投了した。

感想戦は、私の愚痴のオンパレードになった。▲5五歩がつまずきの始まりで、ここはふつうに▲6六歩とし、▲6七金~▲6八金上を目指すべきだった。
また島井女流二段は、対局中のつぶやき通り、第2図で▲8六銀と上がられるのがイヤだったという。
「▲9五歩△同歩▲同銀の狙いでどうですか。そのための▲8七銀で、端歩突きをうまく咎められたと思いました」
私が羽生九段の将棋を踏襲したとは言えなくなってしまった。
「じゃあもう一局」
と島井女流二段が王を取る。だが私は固辞した。指導対局なんて上手が盛大に緩めているのに、下手がこんな惨敗をしちゃ、次は上手がココセの連発をしなければならぬ。上手にそんな気を遣わせるわけにはいかなかった。まったく、麹町サロンで最悪の将棋を指してしまった。
「きょうはちょっと力が出ませんでしたね。
プレゼントありがとうございました」
部屋を出ると、時刻は15時39分だった。1分110円か……。まあ、楽しかったから、よしとしよう。

都バスで新橋に戻り、山手線に乗り換えて、最寄り駅に降りた。
いちおう金券ショップに寄り、ANA株主優待券の買取価格を聞いてみた。するとお姐さんは教えてくれて、2,900円(!)だった。
なんだ、新橋より高ぇじゃねぇか!
この店ならいつでも行けたのに、私は行かなかった。
将棋も含め、おのがバカさ加減に呆れた1日だった。
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ANAの株主優待券と、麹町サロン最悪の将棋

2023-07-28 01:18:06 | LPSA麹町サロンin DIS
あれは24日だったと思うが、27日のLPSA麹町サロンin DIS・島井咲緒里女流二段の回に、キャンセルが出た。そこで、25日夜に申し込んだ。この時点で満席だったらそれでよい。しかし翌朝OKのメールが来て、参加が決まった。
島井女流二段においては、5月18日の回も申し込んでいたが、私が土壇場でキャンセルし、指導をいただけなかった。その代わりという意味合いもあるが、2ヶ月遅れの誕生日プレゼントも渡したかった。
当日は午後に秋葉原のヨドバシカメラに寄ったあと、新橋に向かった。例によって、ここから都バスで麹町に向かうためである。
新橋駅前ではマルシェのイベントをやっていたが、私には関係ない。小諸そばのドアを開けたが、意外と客が多い。私は昼食は摂っていたので、今回は小諸そばをパスとする。
それにしても、きょうも暑い。駅ビルに入って涼を取ると、ある金券ショップの店頭に、ANA株主優待券の買取価格が張られていたのを見つけた。あぁここでいう優待券とは、飛行機の料金が半額になるというやつだ。私はANAの株主で、1年間で6枚もらっているのだ。
そしてその額が、
「2023年11月まで有効…2,260円 2024年5月まで有効…2,750円」
だった。
正直いって、愕然とした。私はANAの株主になって15年は経っていると思うが、その間、株主優待券をカネに換えたことは一度もない。よくテレビで、彼からもらったブランド品を、そのまま大黒屋に売る女性をやっているが、私は、せっかく私宛に来た商品を売るのはしのびなく、いつも家で眠らせたまま処分していたのだ。
だが、こうして数字を出されると、つい頭の中で計算してしまう。仮に株主歴15年として、これまで90枚、株主優待券を入手したことになる。その間、5枚前後(少ない!!!)は使用したから、85枚を換金ショップに売ったとして、「(仮に)2,500円×85枚=212,500円」の臨時収入となる。私はマジで、卒倒しそうになった。
なんで私は、いままで株主優待券を売らなかったのか!!
私はあらゆる事象にケチケチ攻撃をしているが、ここで小遣いを稼ぐチャンスがあったんじゃないか。そしてそれは、私がまったく知らなかったわけではなく、一方的なイメージで、拒絶していただけなのだ。何をやっているんだ何を!!
もう、いますぐにでも手持ちの株主優待券を売りたくなったが、手元にはもちろん、ない。それよりもバスの出発時間が迫っている。これから咲緒里姫と将棋だというのに、頭の中のほとんどを株主優待が占めていちゃ、将棋にならぬ。ここは将棋モードに替えないとと思った。
14時35分のバスで麹町に向かう。14時54分、定刻からやや遅れて、麹町四丁目着。
そのままビルに向かい、そこのトイレに入って、島井女流二段の前に着いたのは15時キッカリだった。
きょうは当然満席だが、先客は2名だった。
島井女流二段は相変わらずかわいらしかった。私が初めて島井女流二段にお会いしたときは彼女が20代だったが、そのころからほとんど変わっていない。
対して私はハゲが壊滅的に進行し、いまは跡形もない。しかし女性は男性の髪の毛の量に魅力を左右されない、とする見解もあり、私はその説にすがるしかない。
私はLPSAファンクラブの更新料と、指導料を払う。〆て9,500円。おカネというのは、けっこう簡単に出ていくものだと再認識した。
そして2ヶ月遅れの誕生日プレゼントを渡す。中倉彰子女流二段、渡部愛女流三段についで、今年3回目だ。渡すときは渡すことが続くものだが、上川香織女流二段の誕生日がこの30日である。ここまでくると、上川女流二段にも何か考えないとヤバイなと思う。
さっそく駒を並べる。島井女流二段が王を取り、私が玉を取る。島井女流二段が金、私も金。そこで私が早まって、2枚目の金に触れてしまった。いつも島井女流二段はパッパッパッパッ駒を並べるのだが、今回は私に歩調を合わせ。正調?の並べ方をしてくれるらしかった。
「大沢さんは、暑さはどうですか?」
「はあ、まあ大丈夫ですよ。まあ、暑いのは暑いですけど」
「暑いと大変ですよね」
「はあでも、私は2月に北海道の雪まつりに行って、8月に沖縄に行ってましたから」
「ああ、わざとそっちのほうに行くと。雪まつりは楽しいですか?」
「はあ、まあ楽しいですね」
実際はむなしさが相当あるが、それを言うと話が複雑になる。
「私も親戚が石垣島にいて、2回ほど行ったことがあります」
「おぅおぅ、石垣島はいいですよ。あそこを起点にして、ほうぼうの離島に行くんですよ」
そういえば12年前は、石垣島で、島井女流二段の結婚を知ったのだった。
「知り合いとかいるといいですよね。今年も行かれるんですか?」
「いえ、今年は行けません」
現在の私は、夏休みはおろか、年末年始もゴールデンウイークも、休みが取れない。だから平日開催であるサロンにも来られるという皮肉だ。だがこんな生活を続けるのはもう限界だ。「でもいつかまた、沖縄に行きます」
私は半分自分に言い聞かせるように、つぶやいた。
対局開始。私は角道を開けた。
(つづく)
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第64期王位戦第3局

2023-07-27 19:58:01 | 男性棋戦
25日・26日は小樽市にて、第64期王位戦第3局が行われた。小樽は私の好きな街のひとつで、歴史的建造物や魚介物に代表されるグルメ、小樽スイーツの数々、小樽運河や夜景などの景観、手宮線廃線跡のマニア向け遺構など、何回訪れても飽きない。JR北海道は瀕死の状態で、関係者はほとんどの路線を廃止したいのだろうが、新千歳空港-札幌、札幌-旭川と、札幌-小樽はドル箱として存続したいところであろう。
さて王位戦は、ここまで藤井聡太王位の2勝。もはや藤井王位の防衛は決まったようなものだが、この第3局を佐々木大地七段が取れば、第4局は先手番だけに、まだ希望は持てる。
第3局は角換わりになった。藤井王位の十八番で、ここで切り札を投入してきた。
相腰掛け銀から、双方飛車を引く、例の形になる。その後佐々木七段の模様のよい局面もあったが、これは互角の範囲。やがて藤井王位の模様がよくなり、将棋は第2日目に入った。
藤井王位が攻め、佐々木七段が受けるという展開。藤井王位は金頭に歩を打つ。これに佐々木七段が2時間32分の大長考をしたのにはたまげた。まだ中盤で、ここからいくらでも難しい局面が続く。ましてや相手が藤井王位なら少しでも時間を温存したいところ。そこを後先考えず、心行くまで考える姿勢が素晴らしい。これだけ時間を使ってくれれば、主催者冥利につきるというものである。
局面は藤井王位優勢の状況で終盤に進んだが、佐々木七段も反撃し、素人目には形勢の判断がつかない。
ここで佐々木七段の手番。私、というかアマだったら喜んで王手銀取りに桂を打つが、佐々木七段はじっと馬を引いた。
間接的に玉をにらむ手で、いかにもプロ的な手だが、相手が藤井王位なのが想定外だった。
藤井王位は捨て香! 強引に馬筋を元に戻し、1手のスキを衝いて、隅に角を打った。これがピッタリの手で、以下どの変化も先手が勝ちになる。なんだか、作った局面のようだ。
これで佐々木七段はがっくり。以下数手で投了した。
いや、3局を終わって藤井王位の3勝。佐々木七段も頑張ってはいるのだが、勝ち切れない。将棋は野球などと違い細かい数字が出ず、結果しか反映されない。佐々木七段も歯がゆい思いをしているのではないだろうか。
第4局は8月15日・16日。もう藤井王位の防衛は確定だが、あまりもつれさせると王座戦五番勝負に出場した場合、そこに食い込む可能性がある。結局、藤井王位は第4局も全力で戦うことになる。
コメント (4)
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