当ブログの8月4日に、第36期女流王位戦予選のリーグ入り者の予想を行った。このたびリーグ入り者6名がすべて決まったので、答え合わせをしよう。
まず、8月4日の記事を再掲する。
【1枠】
本命は香川愛生女流四段。対抗は反対の山の清水市代女流七段。香川女流四段は初戦で加藤圭女流二段と当たる可能性があり、加藤女流二段も女流順位戦A級の実力者だけに、こちらもリーグ入りの可能性がある。
香川女流四段を第一に推しておく。
【2枠】
山根ことみ女流三段と鈴木環那女流三段の勝者がリーグ入りっぽい。ただし山根女流三段は和田あき女流二段と、鈴木女流三段は加藤結李愛女流二段と当たる可能性があり、なかなか難しい。
百名山登山中(勉強中)の山根女流三段を推しておく。
【3枠】
中井広恵女流六段が本命。同じ山の本田小百合女流三段、反対の山の磯谷祐維女流初段が対抗だろうか。
ここは中井女流六段を推さないとしょうがない。
【4枠】
売り出し中の内山あや女流初段を本命とする。対抗は反対の山の山口恵梨子女流三段。
ちょっと存在感があるのが久保翔子女流1級で、なんかスルスルと勝ち上がってきそうな気がする。
とはいえやはり、リーグ入りは内山女流初段だろうか。
【5枠】
上田初美女流四段が本命。ひとつ勝つと、千葉涼子女流四段と当たる可能性があり、ここが最初の関門となる。
反対の山からは誰が出てくるか予想が難しいが、石本さくら女流二段だろうか。それでもやはり、上田女流四段が勝つと思う。
【6枠】
6枠は本命なし。強いて言えば今井絢女流初段だが、今井女流初段も元奨励会にしては、絶対的な強さがない。とはいっても、今井女流初段がリーグ入りしなければしょうがないと思う。
1枠は、一推しの香川女流四段が加藤女流二段に敗れた。しかし加藤女流二段も女流順位戦A級、女流王位リーグ入りの実績もあり、この結果も予想されたところである。
反対の山では予想通り清水女流七段が勝ち上がってきたが、加藤女流二段が見事に勝ち抜いた。
2枠はまあまあ予想通りだったが、3回戦で中倉宏美女流二段が鈴木女流三段に勝ったのが大殊勲。山根女流三段とのリーグ入りの一局はYouTubeで放送があり、私はもちろん宏美女流二段を応援したが、力を出し切れず、負けた。
3枠は、中井女流六段が決勝進出したのはいいとして、反対の山で和田はな女流1級が決勝に進出し、しかも決勝戦で中井女流六段に勝ってしまったから驚いた。
和田女流1級は、女流棋士で五指に入る攻め将棋である。本局は、それがツボにはまった、ということだろう。
4枠は、実力も伯仲している中、内山女流初段が勝ち抜いた。
5枠は、上田女流四段を破った千葉女流四段と、石本女流二段を破った村田智穂女流二段の決戦となった。結果は千葉女流四段の勝ち。千葉女流四段は元女流王将で棋力に衰えはなく、この結果は納得できるところである。
6枠は、今井女流初段がリーグ入り。なんだかんだいっても、元奨励会1級の実力は、頭ひとつ抜きんでていたか。
以上、リーグ入り者を整理してみる(赤字は予想的中)。
1枠:加藤圭女流二段
2枠:山根ことみ女流三段
3枠:和田はな女流1級
4枠:内山はな女流初段
5枠:千葉涼子女流四段
6枠:今井絢女流初段
リーグ戦を5局指せるのは大きい。頑張って、台風の目になってもらいたい。
まず、8月4日の記事を再掲する。
【1枠】
本命は香川愛生女流四段。対抗は反対の山の清水市代女流七段。香川女流四段は初戦で加藤圭女流二段と当たる可能性があり、加藤女流二段も女流順位戦A級の実力者だけに、こちらもリーグ入りの可能性がある。
香川女流四段を第一に推しておく。
【2枠】
山根ことみ女流三段と鈴木環那女流三段の勝者がリーグ入りっぽい。ただし山根女流三段は和田あき女流二段と、鈴木女流三段は加藤結李愛女流二段と当たる可能性があり、なかなか難しい。
百名山登山中(勉強中)の山根女流三段を推しておく。
【3枠】
中井広恵女流六段が本命。同じ山の本田小百合女流三段、反対の山の磯谷祐維女流初段が対抗だろうか。
ここは中井女流六段を推さないとしょうがない。
【4枠】
売り出し中の内山あや女流初段を本命とする。対抗は反対の山の山口恵梨子女流三段。
ちょっと存在感があるのが久保翔子女流1級で、なんかスルスルと勝ち上がってきそうな気がする。
とはいえやはり、リーグ入りは内山女流初段だろうか。
【5枠】
上田初美女流四段が本命。ひとつ勝つと、千葉涼子女流四段と当たる可能性があり、ここが最初の関門となる。
反対の山からは誰が出てくるか予想が難しいが、石本さくら女流二段だろうか。それでもやはり、上田女流四段が勝つと思う。
【6枠】
6枠は本命なし。強いて言えば今井絢女流初段だが、今井女流初段も元奨励会にしては、絶対的な強さがない。とはいっても、今井女流初段がリーグ入りしなければしょうがないと思う。
1枠は、一推しの香川女流四段が加藤女流二段に敗れた。しかし加藤女流二段も女流順位戦A級、女流王位リーグ入りの実績もあり、この結果も予想されたところである。
反対の山では予想通り清水女流七段が勝ち上がってきたが、加藤女流二段が見事に勝ち抜いた。
2枠はまあまあ予想通りだったが、3回戦で中倉宏美女流二段が鈴木女流三段に勝ったのが大殊勲。山根女流三段とのリーグ入りの一局はYouTubeで放送があり、私はもちろん宏美女流二段を応援したが、力を出し切れず、負けた。
3枠は、中井女流六段が決勝進出したのはいいとして、反対の山で和田はな女流1級が決勝に進出し、しかも決勝戦で中井女流六段に勝ってしまったから驚いた。
和田女流1級は、女流棋士で五指に入る攻め将棋である。本局は、それがツボにはまった、ということだろう。
4枠は、実力も伯仲している中、内山女流初段が勝ち抜いた。
5枠は、上田女流四段を破った千葉女流四段と、石本女流二段を破った村田智穂女流二段の決戦となった。結果は千葉女流四段の勝ち。千葉女流四段は元女流王将で棋力に衰えはなく、この結果は納得できるところである。
6枠は、今井女流初段がリーグ入り。なんだかんだいっても、元奨励会1級の実力は、頭ひとつ抜きんでていたか。
以上、リーグ入り者を整理してみる(赤字は予想的中)。
1枠:加藤圭女流二段
2枠:山根ことみ女流三段
3枠:和田はな女流1級
4枠:内山はな女流初段
5枠:千葉涼子女流四段
6枠:今井絢女流初段
リーグ戦を5局指せるのは大きい。頑張って、台風の目になってもらいたい。