一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

蛸島彰子女流六段の直筆扇子

2023-08-31 23:51:46 | 将棋雑記
最近手に入った、蛸島彰子女流六段の直筆扇子である。
ちょっと迷ったのだが、公開しよう。



初代女流名人・蛸島彰子。「レジェンド」という言葉は、蛸島女流六段にこそ、ふさわしい。
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磯谷祐維女流2級、LPSAからデビュー!!

2023-08-30 23:50:50 | 女流棋士
きのう、LPSAからうれしいお知らせがあった。研修会員の磯谷祐維(いそや・ゆい)さんがB2に昇級し、LPSA所属の女流棋士として、デビューすることになったのだ。
磯谷女流2級については、ご存じの将棋ファンも多いと思う。LPSA主催のアマ大会や女流棋戦などで活躍し、私でさえその名前に見覚えがあった。
しかも聞くところによると、磯谷女流2級は元奨励会員で、2017年から10ヶ月間、奨励会に所属していた。それから研修会に入り直し、今回の女流棋士に繋がったものである。
いままでLPSAには、堀彩乃女流1級、礒谷真帆女流初段、田中沙紀女流1級の新入会があった。しかし、先輩女流棋士と同郷だったり、一時は女流棋士会所属だったり、ご母堂がLPSA所属だったりして、純粋?な新入会というのはなかった。それだけに、今回の磯谷女流2級の入会はビッグニュースだった。
もっとも磯谷女流2級も、LPSA大会の常連ではあった。ただ、いままでは同様の強豪女性が、そろって女流棋士会に入会していたのだ。
磯谷女流2級の画像を見ると、鮮やかな金髪である。どうも、それを認めるか認めないかが、所属先の決め手になったらしい。最近は船戸陽子女流三段が茶髪にしたようだし、LPSAはその辺、個性を尊重するのである。
とはいえ、ふつうは規模の大きい団体に所属したくなるものだ。日本将棋連盟の傘下に入れば、機関誌の「将棋世界」にも取り上げられる可能性が高い。雑誌に自分の記事(写真も)が載るのはうれしいものである。磯谷女流2級はそれをみすみす放棄したわけだが、その辺の葛藤はなかったのだろうか。
まあ、そういう些末なことは、どうでもいいのだろう。
ここで、みんなが思っていることを書く。ややこしいのが、その氏名である。上述のように、LPSAには礒谷女流初段がおり、こちらは「礒谷・いそたに」。祐維女流2級は「磯谷・いそや」である。
私も頭では分かっているのだが、ワープロの変換に任せて確認を怠ると、間違っていたりする。これから礒谷女流初段と磯谷女流2級がらみの記事を書く際は、気を付けなければならない。
そしてもうひとつ、私個人には、切実な問題がある。LPSA所属の女流棋士が増えると、「勝手にマッカラン勝負」での勝数も増えるということだ。
たとえば今回は、礒谷女流初段が3勝した。渡部愛女流三段はたまたま1勝に終わったが、これに来期磯谷女流2級が加わったら、この3名だけで10勝してもおかしくない。
それに加えて、ベテラン女流棋士がうっかり勝とうものなら、一口スポンサーへの寄付は、大変な額になる。
とりあえず磯谷女流2級の戦いぶりを見て、来年の「勝手にマッカラン勝負」の是非を決めようと思う。

ともあれ磯谷先生、女流棋士デビューおめでとうございます。これからバリバリ活躍してください。応援しております。
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新四段が指せる局数

2023-08-29 23:02:15 | 将棋雑記
先日、宮嶋健太四段が誕生した。今年10月1日から公式戦が指せるわけだが、1年間で何局が確約されているのだろうか。ちょっと調べてみた。

・竜王戦2局(読売新聞社)
・順位戦C級2組10局(毎日新聞社・朝日新聞社)
・王位戦(新聞三社連合)
・叡王戦(不二家)
・王座戦(日本経済新聞社)
・棋王戦(共同通信社)
・王将戦(毎日新聞社、スポニチ)
・棋聖戦(産経新聞社)
・朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社)
・銀河戦(囲碁・将棋チャンネル)
・NHK杯(NHK)
・新人王戦(しんぶん赤旗)
・加古川青流戦(加古川市、加古川ウェルネス協会)

以上、23局。これは最低局数なので、勝てば勝つほど対局数は増える。
では、いまから40年前の新人棋士は、何局が確約されていたのだろうか。

・昇降級リーグ4組(順位戦C級2組)10局(毎日新聞社)
・十段戦(読売新聞社)
・棋聖戦2局(サンケイ)
・王位戦(新聞三社連合)
・王座戦(日本経済新聞社)
・棋王戦(共同通信社)
・王将戦(毎日新聞社、スポニチ)
・全日本プロトーナメント(朝日新聞社)
・NHK杯(NHK)
・名将戦(週刊文春)
・日本将棋連盟杯争奪戦(新聞十社)
・早指し新鋭戦(テレビ東京)
・オールスター勝ち抜き戦(日刊ゲンダイ)
・新人王戦(しんぶん赤旗)

以上、こちらも23局。棋戦の数はこちらが1つ多かったが、最低局数は同じになった。
棋聖戦が2局とあるのは、当時は前後期制で、年に2回あったからである。だから現在は95期で、名人戦よりも期数は多い。
全日本プロトーナメントは、朝日杯将棋トーナメントの前身の前身。第1回の優勝賞金は600万円で、タイトル戦並みだった。
名将戦は、以前も記したが、週刊文春の主催。週刊誌の公式戦は極めて珍しかった。
日本将棋連盟杯は、名人が出場しなかった。後に天王戦に改称し、名人も出場できるようになった。そののち、棋王戦に合流した。
早指し新鋭戦は、これに優勝すると、早指し将棋選手権戦に出場できた。
オールスター勝ち抜き戦は、これも珍しい、夕刊紙の日刊ゲンダイ主催。勝てば果てしなく対局がついた。森安秀光九段は1981年の第4回で11連勝し、「ゲンダイに生きる男」と言われた。

以前、植山悦行七段が「むかしは棋戦が多くて、負けても負けても対局がついた」と自虐気味に話してくれたことがあった。たしかにこのあと、いくつかの棋戦が終了したが、新たに創設された棋戦も少なくない。やはり植山七段は、そこそこ勝っていたのだ。
宮嶋四段は、ルーキーイヤーに何局、対局数を伸ばすことができるだろうか。
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社団戦第3日目の結果

2023-08-28 23:21:28 | 社団戦
社団戦第3日目の結果を記しておく。
我が将棋ペンクラブは、4-3、5-2、5-2、4-3のチーム4勝0敗。個人では1回戦と3回戦に出場し、前者は負け、後者は勝った。これ、チームの勝敗を見ればよく分かるが、私の勝敗は関係なかった。トホホである。
ともあれ通算8勝4敗で、前回の9位からどのくらい上がったかまだ分からないが、5位以内には入れるのではないかと思う。

今回は、木村晋介会長、Akuさん、山本氏、藤原一家が欠席ということで、欠員が予想された。
だが、湯川恵子さんと茂山氏が参戦。それと、外国人A氏が外国人B氏を連れてきて、参戦を希望した。さらに将棋ペンクラブ会員の中山氏、さらに3回戦からKid氏と佐々木氏が参戦し、かえって余剰人員が出るほどであった。
ちなみに中山氏は元小学生名人戦準優勝、佐々木氏は某将棋大会の元県代表とかで、将棋ペンクラブには不釣り合いな実力者だった。このメンツでチーム4勝してもうれしさ半分、というのは冗談だが、木村会長を交えての4-3で勝利、という歓喜とは別の感慨となった。
あとは、中山氏と外国人A氏、B氏が4局指したが、会員の中山氏はいいとして、外国人2人には、1回くらい休んでもらってもよかった。
私の2局はいいとしても、阿部氏の2局、作家A氏の1局は少なかった。助っ人に気を遣ってフル出場させ、その反動でレギュラーメンバーの対局数が減っては、本末転倒である。
ともあれ、最終日も全勝を狙う。
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きょうは社団戦第3日目

2023-08-27 11:08:03 | 社団戦
きょう27日は、社団戦第3日目である。
我が将棋ペンクラブは7部赤で、ここまで2-2、2-2の4勝4敗。16チーム中9位である。私個人は第1日目で2勝2敗と、チームも個人も平凡な成績である。
きょうは地元でお祭りがあり、神輿を担がないまでも鑑賞はしたいのだが、私もそうそう社団戦は休めない。今回は参戦させていただく。
では、行ってきます。
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