大みそか恒例、「2012年・私の将棋10大ニュース」をお知らせする。
第1位 ある女性と、楽しい小樽の一日を過ごす(2月10日)
将棋には直接関係ないが、この2012年2月10日は、我が半生でいちばん楽しい1日だったので、ジャンルを越えて挙げることにした。
私の旅行はけっこうハードなのだが、この日はある女性が同行してくれることになった。彼女は歩くのが好きではないふうだったが、不満を洩らすことなく、私の行程に付き合ってくれた。彼女との食事、会話、ショッピング。彼女には指一本触れられなかったけど、すべてが楽しかった。彼女の人生に幸あれ。
第2位 楽しかった、稚内食い倒れツアー(6月7日~10日)
中井広恵女流六段の出身地、稚内にプロ棋士や棋友と繰り出し、将棋と食を楽しもうという企画である。3泊4日の行程だったが、地元愛棋家との交流あり、観光あり、海鮮三昧ありと、思い出深いツアーとなった。
第3位 ジョナ研のマドンナ・Ayakoさんが退職する(2月)
駒込ジョナサンのAyakoさんは、私たちがLPSA駒込サロンに遊びに行っていたときには、すでに店に勤めていた。そのAyakoさんが今年2月、店を辞めて沖縄に帰ってしまった。あの愛くるしい笑顔がもう見られないと思うとつらい。ジョナサンに行く楽しみが半分なくなってしまった。
第4位 秩父将棋合宿(5月18日~20日)
将棋合宿といえば「信濃わらび山荘」が定番だったが、今回は初夏の予約が取れず、Kun氏らの推薦で、秩父市の宿に白羽の矢を立てた。旅館「越後屋」は純和風の造りで趣があり、若女将も松尾香織女流初段に似て魅力的だった。
将棋対局は大広間を貸し切り。植山悦行七段らが麻雀を始めたときの、中井女流六段の呆れ顔が忘れられない。
第5位 信濃わらび山荘将棋合宿(11月2日~4日)
往復のクルマのほとんどで中井女流六段と一緒だったが、帰りのクルマの中で強烈な反撃を喰らい、タジタジになった。合宿は楽しかったが、今回はこの思い出しか残っていない。
第6位 Fuj氏が当ブログを大量にプリントアウトする(10月)
Fuj氏は当ブログの愛読者だったが、それが高じて、エントリのほとんどをプリントアウトしてしまった。それぞれのエントリに一言コメントを付け、これはと思う読者コメントもそのままプリントアウトする。それらをジャンルごとに分け、気になる点、疑問点があれば符箋を付けて、私に質す。
ここまでの愛読者がいるとは、信じられなかった。一公ブログ、以って瞑すべし、であろう。
第7位 大野八一雄七段が、第25期竜王戦で6組に降級する(10月12日)
昨年の12月に「竜王戦5組昇級焼肉大パーティー」を行ったが、あれから1年、すぐに6組に逆戻りとなってしまった。禍福はあざなえる縄のごとし。今期の活躍を期待するしかない。
第8位 中井女流六段が、女流王将戦と倉敷藤花戦の挑戦者決定戦で敗れる。
女流最強戦では3連覇を果たした中井女流六段だが、私たちが望むのはタイトルである。今年は女流王将戦と倉敷藤花戦で挑戦者決定戦に進出し、私たちに大きな希望を抱かせた。たが決定戦では、中村真梨花女流二段と矢内理絵子女流四段にそれぞれ敗れた。
中井女流六段は43歳。まだまだ老けこむ年齢ではない。来年の活躍を期待したい。
第9位 植山悦行七段が、第26期竜王戦6組の1回戦で勝利する(12月12日)
このままでは来年で引退の危機を迎えている植山七段が、竜王戦6組の1回戦で小林宏七段に勝利した。最近の植山七段には闘志が感じられなかっただけに、この勝利には本当に感動した。引退延長のためには5組への昇級が条件でありまだ先は長いが、今後の活躍に希望を抱ける、大きな1勝であった。
第10位 第6期マイナビ女子オープン予選抽選会で、山田久美女流三段の色紙を引く(6月27日)
室谷由紀女流初段の直筆色紙を引くべく出掛けたが、山田女流三段の色紙を引いた。いや山田女流三段だって、かつては林葉直子さんに匹敵する美少女だった。この色紙は大事にしたい。
別格 日本将棋連盟会長・米長邦雄永世棋聖逝去(12月18日)
将棋界の風雲児・米長会長が急逝した。日本将棋連盟会長に就任してからの言動は賛否両論あったが、現役時代の将棋に心酔した将棋ファンは多かった。合掌。
今年も中井女流六段、植山七段、大野七段、ジョナ研メンバーら棋友に、とてもお世話になった。心から感謝したい。これは虚礼でもなんでもなく、本心である。皆さまの存在がなかったら、私は無味乾燥な1年を送っていたであろう(まあ、それはそれでいいものだが…)。
さて来年の10大ニュースはどうなるだろうか。1年後のきょう、無事お知らせすることができれば、それ自体が快挙になると思う。私も来年はいろいろあるだろうから…ね。
今年1年、当ブログのご愛読をありがとうございました。よい年をお迎えください。
第1位 ある女性と、楽しい小樽の一日を過ごす(2月10日)
将棋には直接関係ないが、この2012年2月10日は、我が半生でいちばん楽しい1日だったので、ジャンルを越えて挙げることにした。
私の旅行はけっこうハードなのだが、この日はある女性が同行してくれることになった。彼女は歩くのが好きではないふうだったが、不満を洩らすことなく、私の行程に付き合ってくれた。彼女との食事、会話、ショッピング。彼女には指一本触れられなかったけど、すべてが楽しかった。彼女の人生に幸あれ。
第2位 楽しかった、稚内食い倒れツアー(6月7日~10日)
中井広恵女流六段の出身地、稚内にプロ棋士や棋友と繰り出し、将棋と食を楽しもうという企画である。3泊4日の行程だったが、地元愛棋家との交流あり、観光あり、海鮮三昧ありと、思い出深いツアーとなった。
第3位 ジョナ研のマドンナ・Ayakoさんが退職する(2月)
駒込ジョナサンのAyakoさんは、私たちがLPSA駒込サロンに遊びに行っていたときには、すでに店に勤めていた。そのAyakoさんが今年2月、店を辞めて沖縄に帰ってしまった。あの愛くるしい笑顔がもう見られないと思うとつらい。ジョナサンに行く楽しみが半分なくなってしまった。
第4位 秩父将棋合宿(5月18日~20日)
将棋合宿といえば「信濃わらび山荘」が定番だったが、今回は初夏の予約が取れず、Kun氏らの推薦で、秩父市の宿に白羽の矢を立てた。旅館「越後屋」は純和風の造りで趣があり、若女将も松尾香織女流初段に似て魅力的だった。
将棋対局は大広間を貸し切り。植山悦行七段らが麻雀を始めたときの、中井女流六段の呆れ顔が忘れられない。
第5位 信濃わらび山荘将棋合宿(11月2日~4日)
往復のクルマのほとんどで中井女流六段と一緒だったが、帰りのクルマの中で強烈な反撃を喰らい、タジタジになった。合宿は楽しかったが、今回はこの思い出しか残っていない。
第6位 Fuj氏が当ブログを大量にプリントアウトする(10月)
Fuj氏は当ブログの愛読者だったが、それが高じて、エントリのほとんどをプリントアウトしてしまった。それぞれのエントリに一言コメントを付け、これはと思う読者コメントもそのままプリントアウトする。それらをジャンルごとに分け、気になる点、疑問点があれば符箋を付けて、私に質す。
ここまでの愛読者がいるとは、信じられなかった。一公ブログ、以って瞑すべし、であろう。
第7位 大野八一雄七段が、第25期竜王戦で6組に降級する(10月12日)
昨年の12月に「竜王戦5組昇級焼肉大パーティー」を行ったが、あれから1年、すぐに6組に逆戻りとなってしまった。禍福はあざなえる縄のごとし。今期の活躍を期待するしかない。
第8位 中井女流六段が、女流王将戦と倉敷藤花戦の挑戦者決定戦で敗れる。
女流最強戦では3連覇を果たした中井女流六段だが、私たちが望むのはタイトルである。今年は女流王将戦と倉敷藤花戦で挑戦者決定戦に進出し、私たちに大きな希望を抱かせた。たが決定戦では、中村真梨花女流二段と矢内理絵子女流四段にそれぞれ敗れた。
中井女流六段は43歳。まだまだ老けこむ年齢ではない。来年の活躍を期待したい。
第9位 植山悦行七段が、第26期竜王戦6組の1回戦で勝利する(12月12日)
このままでは来年で引退の危機を迎えている植山七段が、竜王戦6組の1回戦で小林宏七段に勝利した。最近の植山七段には闘志が感じられなかっただけに、この勝利には本当に感動した。引退延長のためには5組への昇級が条件でありまだ先は長いが、今後の活躍に希望を抱ける、大きな1勝であった。
第10位 第6期マイナビ女子オープン予選抽選会で、山田久美女流三段の色紙を引く(6月27日)
室谷由紀女流初段の直筆色紙を引くべく出掛けたが、山田女流三段の色紙を引いた。いや山田女流三段だって、かつては林葉直子さんに匹敵する美少女だった。この色紙は大事にしたい。
別格 日本将棋連盟会長・米長邦雄永世棋聖逝去(12月18日)
将棋界の風雲児・米長会長が急逝した。日本将棋連盟会長に就任してからの言動は賛否両論あったが、現役時代の将棋に心酔した将棋ファンは多かった。合掌。
今年も中井女流六段、植山七段、大野七段、ジョナ研メンバーら棋友に、とてもお世話になった。心から感謝したい。これは虚礼でもなんでもなく、本心である。皆さまの存在がなかったら、私は無味乾燥な1年を送っていたであろう(まあ、それはそれでいいものだが…)。
さて来年の10大ニュースはどうなるだろうか。1年後のきょう、無事お知らせすることができれば、それ自体が快挙になると思う。私も来年はいろいろあるだろうから…ね。
今年1年、当ブログのご愛読をありがとうございました。よい年をお迎えください。