一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

スーパームーン

2015-09-30 12:42:37 | プライベート
29日は「クイズ!ドレミファドン!」を見た。解答者の千原ジュニアが、福山雅治の歌を2曲も当てていたのが印象的だった。千原ジュニアは結婚の報がすっかり霞んでしまったわけだが、これは芸人としてどうなのだろう。静かにしてもらったほうが、ありがたいのだろうか。

27日は中秋の名月。28日は綺麗な満月が輝いていた。思わず写真に撮ったので、掲げておこう。


自宅便所から見た月


庭から

以前も書いたが、自宅2階からは、東京スカイツリーも見える。ありがたい環境だと思う。
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第23期倉敷藤花戦・挑戦者決定戦

2015-09-29 00:10:42 | 女流棋戦
福山雅治結婚の報にはひっくり返った。福山雅治は結婚しないと思っていたからだ。その相手が吹石一恵というのにまたビックリ。私にはこちらのショックのほうが大きい。
27日にトコヤへ行ったら、福山雅治がラジオに出ていて、「福山雅治は結婚しねえなぁ」と思った矢先の出来事だった。先日の堀北真希に続き、吹石一恵まで持ってかれた。私はもう、誰も信じない。


うっかりしていたが、28日は倉敷藤花戦の挑戦者決定戦があった。対局者は里見香奈女流名人・女流王位と本田小百合女流三段。
この二人の対戦で思い出すのは第3期(2013年)の女流王座戦だ。この挑戦者決定戦で二人は戦い、本田女流三段が必勝になった。が、終盤で寄せをグズり、大逆転で里見女流四冠の勝利となった。
終局直後の報道写真は、放心状態の本田女流三段を残酷なまでに活写していた。
あれから2年。本田女流三段には絶好の雪辱のチャンスだ。が、休場明けの里見女流二冠が鬼のように強い。復帰後の23局を22勝1敗とは、マンガのような数字だ。
しかし本田女流三段だって、己の実力に自信を持っている。私は今年6月、女流棋士会のイベントで本田女流三段に指導対局をいただく機会に恵まれたが、恐れながら平手を所望すると、「(私に平手で勝つのは)厳しいですよ」と、ニッと笑って言ったものだ。
このふたりが、今日再び激突する。常勝の奨励会三段に本田女流三段がどこまで迫れるか、が焦点となった。

日本将棋連盟のサイトから棋譜を再生するが、終局時間が「14:18」となっていた。持ち時間2時間でこの時間は早すぎる。本田女流三段が何かやらかしたのか、と思った。
戦型は、先手・里見女流二冠の5筋位取り中飛車に、本田女流三段の穴熊(相穴熊)。
中盤、里見女流二冠が▲5四歩と突き、本田女流三段が△5四同飛と応じたことから、派手な戦いになった。善悪はともかく、こうしたチャンチャンバラバラの展開になったほうが、本田女流三段にも勝機が出てくる。
しかし大捌きが一段落したところは、本田女流三段が苦しい形勢に思われた。
ところが、そこから千日手の変化が出てくる。果たして実戦もそのように進み、14時18分、千日手が成立した。なるほどこれが、早い終局の真相だった。

指し直し局は、後手・里見女流二冠の角交換四間飛車。本田女流三段は銀冠に組み、▲6五歩から仕掛ける。△同歩に▲3五歩と桂頭を攻め、以下お互いに飛車を取り、本局も激しい戦いとなった。
ただ、△1八飛に▲5九香と受けるようでは辛かったと思う。これが本田女流三段の読み筋とは思えず、どこかで誤算があったのかもしれない。
里見女流二冠は△6九角。これで筋に入った気がした。以下、里見女流二冠が△7四桂と角取りに据えたところで、本田女流三段が投了した。
ここ、ふつうの女流棋士なら、まだ指し継ぐ。そこを潔く投了したのが、本田女流三段の強さである。
本田女流三段は雪辱ならず残念だったが、次のチャンスはすぐにくるだろう。それまで精進あるのみである。
里見女流二冠は盤石の挑戦権獲得。待つは甲斐智美倉敷藤花だ。甲斐倉敷藤花は最強の挑戦者を迎えたわけだが、両者のタイトル戦は、ここまで2勝2敗の五分だ。甲斐倉敷藤花は、里見女流二冠撃破の最右翼といえる。三番勝負が楽しみである。
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9月21日の検索キーワード

2015-09-28 00:05:07 | プライベート
今月下旬から、goo恒例の「無料アクセス解析」が始まった。
これは2か月に一度行われ、ふだんは有料のアクセス解析(閲覧の時間帯、訪問者の時間帯、検索キーワード、ページごとの閲覧数、閲覧元URL、ブラウザリスト)が、10日間無料で見られる。厳密にはその前の数日間の解析も見られるので、意外に長い。
今日は「検索キーワード」の9月21日分を転載する。

1 一公 9PV
2 大沢一公 4PV
3 一公の将棋雑記 4PV
4 渡部愛 成績 2PV
5 竹部さゆり 2PV
6 大沢一公 ブログ 2PV
7 将棋一公 2PV
8 将棋ペンクラブ大賞 2PV
9 永井 英明 2PV
10 林葉直子 杉田かおる 1PV(以下同じ)
11 平戸観光協会 レストハウス
12 風情のある観光商店街 九州
13 藤田綾 癒し
14 代4代名人
15 川棚 観光ガイド ゆめうさぎ
16 石垣島 将棋
17 植山悦行
18 将棋文化検定の問題集
19 将棋文化検定 問題集
20 将棋高浜女流3級
21 将棋高浜3級の成績
22 将棋 佐藤陽子
23 若村麻由美 やない由紀
24 社団戦結果
25 社団戦 2015
26 室岡克彦
27 山田朱未休場
28 山口恵梨子 カップ
29 根本りつ子 入浴
30 高浜愛子 2
31 高校生棋士 國學院高校生
32 熊倉紫野 休場
33 熊倉紫野
34 熊坂 森内
35 近代将棋
36 芹沢八段
37 芹沢博文
38 宮古島 吉野のおじさん
39 丸山忠久 名人
40 永井英明
41 一公 将棋
42 ミス鹿児島 美人
43 アマ王将
44 あんでるせん 結婚相手

私の名前で検索されたのは6つ。トップ3を見て、何となくニヤリとした。
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9月19日の大野・植山教室(4)

2015-09-27 21:43:19 | 大野・植山教室
Shin氏との一局は、私の四間飛車。Shin氏は早々と銀冠と構築する。清水市代女流六段みたいだ。しかし△2二玉となかなか寄らない。
△5一角と引いたところで、頃はよしと仕掛けた。

第1図以下の指し手。▲4五歩△7三角▲6四歩△同歩▲4四歩△同銀▲4七金△8六歩▲同歩△4六歩▲同金△6五歩▲4七銀引(途中図)

△6二飛▲4四角△同金▲5三銀△4三金引▲6二銀不成△同角▲6五飛(第2図)

▲4五歩はこう指すところだろう。数手進んで、Shin氏は△8六歩から反撃してきた。
▲同歩に△4六歩だが、私はよろこんで▲同金。ここは一本△7五歩がイヤだった。いずれにしても、ここで戦いになれば、振り飛車は歓迎である。
△6五歩に▲4七銀引(途中図)の味がいい。この将棋は負けられんと思った。
Shin氏は△6二飛と回り、私は当然のごとく▲4四角~▲5三銀。厳しい手だと思うが、Shin氏は覚悟の上だろう。
私は▲6五飛と走るが、失着。局後にOg氏の指摘があったが、ここは▲8二飛と打つのだった。これなら△4四角とはできず、その後に▲6五飛と走ればよい。

第2図以下の指し手。△4四角▲6一飛成△9九角成▲8二飛△4二金引▲4三歩△同玉▲8一飛成△5二銀▲6二竜△1五歩▲9一竜△1六歩▲1八歩△8四角▲7二竜△5七角成▲4四歩△3二玉▲5八歩△6六馬引▲4三香△4四馬▲4二香成△同玉▲4五桂△6二歩▲6四桂△4三銀▲5三金△同馬▲4一竜△同玉▲5三桂成△3二金▲7一竜(投了図)
まで、一公の勝ち。

私が優勢だが、差は縮まっている。私は▲4三歩△同玉を利かして▲8一飛成だが、ここはもう一本▲4四歩と打つべきだったかもしれない。
以下、私の指し手はヨレヨレだ。もたつきながらゴールに向かっている感じ。
▲6四桂に△4三銀が失着だったようで、▲5三金と打って急に勝ちになった。
ただし最終、▲4一竜と金を取って桂を成ったのはどうだったか。玉を上に逃がすが、▲5三桂成△同玉▲4一竜が正着だったと思う。
Shin氏が投了し感想戦をやっていると、Ii君がSar君に負けた、との報が入った。
Ii君は教室最強で将来を嘱望されているが、その彼が小学生のSar君に負けたとは、ニュースである。
「Ii君、負けたんだって?」
「序盤の20手で失敗しました」
Ii君にもこんなことがあるのだ。
私はまだ対局を続ける。最終第7局は、Tod氏と。これも熱戦だったのだが、それが終了して感想戦をやっていると、W氏が「ほら、もうメシ食いに行くよ」。
これはW氏の最後通告で、この言葉が出たら私たちは撤収しなければならない。
今日の戦績は3勝4敗。まあこんなものだろう。

晩ご飯は、いつものトンカツ屋で。参加者は大野八一雄七段、W氏、Og氏、Fuj氏、Tod氏、Shin氏、私の7人。
ロースかつ定食を美味しく食べ、食後は駅前にある、10時閉店の喫茶店に行く。明日もあることだし、この選択が味がいい。
私が5局目に指した少年は、道場で二段で指しているらしい。それで私と二枚落ちとは、Fuj氏何を考えてるのだ?
Fuj氏「いやいや私も彼と二枚落ちで指して勝ちましたから」
私「……」

10時になり、これで散会。翌20日は、社団戦最終日だ。参加選手が最高の結果を残せるよう、祈った。
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9月19日の大野・植山教室(3)

2015-09-26 22:30:50 | 大野・植山教室

第2図以下の指し手。▲3六歩△1六飛成▲3五歩△同歩▲6四角△7三桂▲2四歩△同歩▲4一銀△6三歩▲3二銀不成△同玉(投了図)
まで、S君の勝ち。

私は▲3六歩と打った。△同銀なら▲1三香成△同飛成▲4六角が用意の手で、指し切り気味ではあるけれども、飛車を手に入れればまだ戦える。
S君は銀を見捨てて△1六飛成。ここで私は誤算に気付いた。▲3六歩と打つ前に、先に▲1三香成を利かすべきだったのだ。△同飛成の一手に▲3六歩とすれば、先手は桂を駒台に乗せた計算になる。
中盤の苦しい局面で、この手順前後は痛かった。私は▲6四角からシャニムニ攻めるが、△6三歩が冷静な受け。S君は本当に強くなった。
以下、△3二同玉に指す手がなくなり投了。本局は私の完敗だったが、次局はもう少しマシな将棋を指さないと、S君に駒を落とされてしまう。

さあ、今日は負けモードに入っている。まあここで全敗したって熊倉紫野女流初段からの勝利が10勝分だからどうってことはないが、負ければやっぱり気分が悪い。
4局目は大野八一雄七段に教えていただく。もちろん角落ちである。私は▲7六歩~▲6八銀~▲6七銀。気分を変えて振り飛車を指そうと思ったら、大野七段が△5二金左とやったので、居飛車で行くことにした。
私は飛車先の歩を交換して、▲3七銀。
右ではTod氏が指導対局を受けている。といっても平手戦で、角換わり相腰掛銀の定跡講義を受けていた。
明日が社団戦だから平手の勉強を…というTod氏の要望らしいが、う~む、と首を傾げてしまう。
今から角換わりの勉強をしたって、翌日の将棋には出ませんよ。それよりふつうに指導対局を受けて、実戦の勘に磨きをかけたほうがいいと思う。
以前も書いたが、同じ空間で指導対局と定跡講義は相容れない。こちらは指し将棋に集中できず、ちょっと指しづらかった。
私の棒銀は不発に終わった。どうも、角落ち戦では角頭を狙う構想にならないせいか、棒銀はあまりいい結果にならない。私は1筋から仕掛けたが、これも不発。大野七段に△3五金~△2五金~△1五金と図々しく香を取られて、戦意喪失した。すなわち、投了である。
「え?」と大野七段は意外そうだったが、大野七段は内心勝ったと思っている。私はもう負けたと思っている。よって、これ以上指しても意味がないのだ。

5局目は新人の少年と。私の二枚落ちとのことで対峙したが、少年の手つきがキビキビしていて、有段に思える。手合いはこれで合ってるのか?
▲3四歩△同歩▲同飛に△3三銀。以下矢倉模様に進めたが、少年に中央から動かれ、もう上手が苦しい。「二枚落ちの上手はどこまでいっても苦しい」という植山七段の言葉を思い出した。
「Honさん、そんなに強かったでしたっけ。驚いたな」
というOg氏の声が聞こえる。Hon氏と対局中らしいが、手放しの賞賛だ。Hon氏は「将棋年鑑」から何局か並べるのを日課としているらしい。こうした不断の努力が棋力を向上させる。
私の将棋は、私がずぅっと悪かったが、持ち時間がなくなった少年がシビレを切らして突撃した。

図から▲5五銀打△同銀▲同銀△同金▲6四角△5六金▲3一角成△4六歩▲2一馬△4七歩成…と進んだ。
▲5五銀打以下の攻めは、カナ駒を1枚損するからよくなかった。私は△5六金とグイッとでて、△4六歩。少年は▲2一馬だが、もはや桂を取っている時代ではなく、△4七歩成でこの将棋は誤魔化せると思った。
△6六歩~△6七歩成とこんなところにもと金を作り、以下ボロボロ駒を取って、私が勝った。
図の数手前、△5七歩の叩きに少年は▲7八飛と逃げたが、▲5七同金と取るべきだった。
少年は筋がいいが、ちょっと時間に追われた感じ。もっと実戦を積めば、すぐに強くなる。
私はやっと初日。Shin氏が手持ち無沙汰にしていたので、指すことにする。私は6局目、Shin氏も相当指したはずで、お互い将棋バカだ。
(つづく)
コメント (2)
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