電灯は文明の利器ではあるが機械的に人の思考を奪ってしまう
今朝はカーテンの外に薄明かりを認めて僕は目を覚ました
夕べは22時に寝たので、そうなったのだろう
起きて、トイレに向かったが(4時45分だな)そう思って階段を下りて時計を見たら4時15分だった。
(そうか今日は5月16日)、もう一か月ほどで夏至がやってくる、一番昼が長い日だ、それから一日ごとに嫌いな冬に向かっていくのだ。
目が覚めると毎回(今は何時だろう)ゲームを始める
階段を下りながら今の時間を当てるのだ、朝方だと外の光で見当をつける
真っ暗だと自分の今の覚醒状態で時間を計る
あるいは外の音に耳を傾ける
薄明るいものの4時15分は何の音も聞こえなかった
ところが4時30分になったら小鳥のさえずりが少しだけ聞こえて来た
それから電車の音が遠くに聞こえるが、まだ通勤電車の時間ではない
「ガタゴトガタゴト」と同じ音を長々と繰り返しているのは貨物列車でコンテナ列車だろう
雨音がパラパラと数十秒だけ聞こえて、鳥の声は雨音と共に消えた
僕は枕元のスウィッチを押して電灯をつけた
静寂の中で楽しんでいた思考は明かりがつくと同時にすべて吹き飛んで、また活動的な一日がこれから始まるのだ。
Bring It On Home To Me
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