書によれば、人皇第十六代仁徳天皇は、あるとき宮殿から都の家々を眺むるに食事時と云うのに、どの家からも炊飯の煙が上がらぬことに不審を思い調べてみると、民の暮らしは貧困のどん底で、炊飯する雑穀にも事欠く有様であることを知った。
民の暮らしの貧しさを知った天皇は、直ちに課税を三年間にわたってやめることを官吏に伝えて実行した。
天皇も自ら質素倹約を掲げて、宮中の人々にもそれを実行させ、履物、衣服に至るまで新調を控えさせた。
また宮中の屋根から垣根に至るまで、穴が空こうが壊れようが修繕を拒み、そのままにしておいた、食事も民の苦しみを思い、自らも粗末な食事に甘んじたという。
皇后が暮らしの貧困を嘆いても、天皇は「天が朕をここに授けたのは、民の暮らしを護るためなのだ」と諭したという
また「民からの税で豊かな暮らしをさせてもらう者は、まず民が豊かに生きられるように心を砕くべきである、民が豊かになれば、おのずと次にわれらも豊かになるのだ」とおっしゃられたそうだ。
その甲斐あって、諸国は五穀豊穣の恩をたまわり、人々の暮らしは楽になったので官吏たちは、もう課税しても宜しいでしょうと告げたが、天皇は更に三年にわたって課税をしないようにと申し付けた。
民はこの話を聞いて、帝に感謝の心を持って、誰からともなく集まり、宮殿の修築を手弁当で行ったという
また天皇は新田開発に力を注ぎ、決壊する堤防を徹底的に修築して田畑を反乱から守ったという。
仁徳天皇はその名の通り、多くの天皇の中でも聖皇の一人に数えられる。
琵琶湖周航の歌(心にしみる歌)
それに比べて今の政治家どもは、って言いたいのですね😃まさに先日の世耕のハキハキと息をするように嘘をつく姿には反吐が出そうでした。確か彼は近畿大学の理事長もしてます。学生の教育にも悪い。即刻、辞めろ❗
さすがにお見通しで敬服いたしました。
百戦錬磨の弁舌はお手の物、最初から時間の無駄、裏番組でやっていただき大相撲を表でやってほしいくらいでした。
民の苦しさを見ずに富国政治は行えません、真の政治、仁徳天皇から学ぶべきでは