石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

8月23日本日は国立市消防団で防災の日にむけての訓練が冷房の切られた市役所1階ロビーで行われました

2006年08月23日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は午前中に、市議会通信43号を郵送する為に、封筒へ宛名の印刷や市議会通信43号の内容を検討し、午後からは三田都議の自宅事務所を借りて、自民党国立支部青年部の第二回定例会に向けての案内状の作成や第三回定例会を兼ねて実施予定となっている、松本代議士の紹介による国会と衆議院議員会館の見学についての内容を青年部役員の方々と内容を煮詰めておりました。
 
 長女が愛飲しているフォローアップミルクを購入して一旦帰宅した後、午後7時より三田としや後援会で毎年恒例の月見の夕べを行う為の打ち合わせがあり、その打ち合わせを中座して、表題にある消防団の訓練が行われる市役所へと向かいました。

 毎年思うことですが、市役所は午後5時をメドに冷房が切られる為に、訓練を行う1階ロビーはただでさえ蒸し風呂状態で、その狭い空間に100名の成人男性が集まって訓練を行うのですから、非常に厳しい状況です。

 訓練内容は、三角巾による傷口の止血や保護、毛布を利用した担架の作成と怪我人の運搬などでした。二本の竹と1枚の毛布を上手に活用するとしっかりとした担架ができることは、自分で体験してみると納得できました。

 それにしても、8月27日には私達消防団が各地域会場に赴いて、消防署の方々と共に地域の方々への指導に当たるわけですので、本日の訓練は大変重要な訓練であるはずです。しかし、この熱帯夜の最中に、狭いロビーで100人もがすし詰め状態にされて、サウナ状態の中での訓練では集中力が続かないのは当然です。しかし、夜間に行われる審議会などで冷房が切られるということは聞いた事がありません。こういった点からも、上原市長の市政運営は柔軟性が欠け、消防や防災への対応が積極的ではないように感じてしまいます。

 上原市長はこういった状態での訓練であることを知らないのであれば、訓練の質を高める為の努力を職員の方々ができない状況であって、上原市長に改善を求める発言をしても、取り入れられないだろうという認識があり、それは上原市政の限界です。知りながらも冷房が切られているのであれば、上原市長は消防団への感謝の言葉を議会ではさんざん述べながらも、それは単なる言葉だけであって、僅かな光熱費を引き換えにして、消防団員への疲労を増大させ、訓練の質を高めようとしない行為でしかありません。

 私達消防団は、仕事が終わって大変疲れた体を引きずって、夜間の厳しい訓練に参加しており、ボランティア精神が余程なければ消防団員とはなり得ない存在です。だからといって、厳しい国立市の財政を考えると、過剰な待遇を求めたいとは思いませんが、それでも訓練を行うときに可能な限り、訓練の受け易い環境を整えるのは、国立市における当然の役目であると思います。

 私は、消防団員ですので議会の場で消防団の待遇について質問することは、利益誘導に繋がるように思いますので、発言は控えて参りましたが、しかし、今日の訓練に参加した全ての方々は、僅かな光熱費で冷房を入れない国立市の対応に大きな疑問を感じていると思います。

 消防を大切にしている谷市政やそれを引き継ぐ佐伯市政では、このようなことはないと思います。残念ながら上原市政では、昨年、一昨年と同様に今年もひどい環境での訓練が繰り返され、また上原市長が来年4月の選挙で再選されれば、何の改善もないというのは目に見えております。すでに様々な方面で柔軟性を欠き、佐伯前市長の痛みを伴う改革の貯金を食いつぶし、財政的な改善ができず、市報に「財政がピンチです」という無責任な発言を繰り返す上原市政をこのまま続けて良いのでしょうか?この先は、良識ある市民の皆様による判断を来年四月の市長選挙で求めるしかありません。
 
コメント
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