石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

8月8日本日は緑川上部道路築造に関する懇談会がありました

2006年08月08日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は午後7時より表題にある懇談会が、青柳福祉センターにて行われますので、そちらに出席してきました。

 すでに4回の説明会と1回の懇談会が行われ、今回は通算で6回目の会合となっております。今回は、緑川上部道路についての具体案を立川警察との現地打ち合わせを行った結果、様々な改善点があったということから懇談会が開かれました。

 この道路は、既に完成しているみのわ通りの甲州街道以南についてどのような道路にすべきかと言うところから住民説明会が持たれ、市役所案、住民案をミックスさせた、多摩川方面から甲州街道へ抜けられますが、逆に甲州街道からの進入はできない道路となりました。本来は交互通行が基本ですが、多摩川から先にある武蔵野の道は、青柳稲荷神社周辺で道路幅が狭い部分があり、現在でも抜け道として、通勤時には1時間100台以上の交通量があります。狭い道路にこれ以上車が入ってきて欲しくないといった、住民からの意見によって、この道路は甲州街道から車両が進入できない構造となりました。

 それにしても、こういった会合を開くと本当に様々な意見が出ます。交互通行での広い道路を求める意見もあれば、道路築造自体を先送りすべきであるという意見までありました。私は、市議会議員として議会で発言できる立場としては、こういった住民説明会での発言はするべきではないと思い、一度として発言しませんでしたが、本日は住民の方から市議会議員の意見を聞きたいということで、名指しで私をご指名いただき、本当に驚きましたが、出席者の方々や主催者の市役所職員の許可を得て、発言させていただきました。

 本来は交互通行とすべきであると認識していますが、住民説明会での集約がこのような道路案となったわけですから、この方向で進めるべきであります。この道路築造が警察の指導によって片側3.5mから4mに広げられたことによって周辺で火災があったときや救急車が必要になったときの速やかな活動ができ、甲州街道からの違法侵入に対して、監視カメラでの警戒やそれを示す看板の設置によって十分防げると考えております。

 僅か5分程度の発言でしたが、こういった場所での発言は言葉を選びながら慎重に発言をし、30人ほどの参加者全てからの視線を受けながらでしたので、大変緊張してしまいました。

 それにしても、気になる発言としては、道路築造には反対しないが、もっと慎重に住民全てが納得する道路築造を目指すべきであると言う意見です。確かに聞こえは良いかもしれませんが、住民全てが納得する道路築造は住民利害が複雑に絡み合う中では不可能と思います。このような難しい状況がある中で、市役所建設部職員の方々による努力は本当に頭が下がります。

 あまり住民同士での対立はすべきではないと思いますが、普段は大人しく、盆踊りのときも穏やかな年配の方々も激論を交わしており、過去5回の会合によって人はこういった場所でも臆することなく、しっかりとした発言ができることを大変頼もしく思えました。

 いずれにしても、安全な通学路としても期待され、周辺住民の利便性向上のためには、安全な歩道が必要ですので、そういった面からも平成19年度早々に道路築造が完了することを支援して行きたいと思います。
コメント
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