こんにちは、笑う門には福来るという言葉が、精神衛生上非常に重要と感じている石井伸之です。
消防出初式というと例年寒さとの闘いとなっており、霜や霜柱が降りた時は歩くたびに靴の底に霜が付き、徐々に靴が重くなる時がありました。
本日は午前7時に消防団第一分団小屋へ集合し、準備を整えた後に出初式会場である谷保第三公園に向かいます。
午前8時45分にはリハーサルを行い、午前10時の開式準備を待ちます。
私は、ポンプ車パレード隊の運転手という事で自主防災組織の皆様の徒列行進後、谷保第三公園に入場です。
整列後に能登半島を中心とする大震災でお亡くなられた方へ黙祷捧げました。
国旗掲揚、市長告示、団長訓示、議長挨拶、立川消防署長挨拶、自主防災組織連絡協議会会長挨拶、表彰の後に消防団は一斉放水準備を行います。
30分程度整列体形のまま直立不動の姿勢を維持していると、体が固まってしまいました。
同じ姿勢でいることが体に悪いことが良く分かります。
一斉放水の前にはしご車演技があるのですが、制服から耐火服を着るまで僅かな時間しかありません。
私は一斉放水隊の機関員として水槽から吸管で吸水して送水準備をするところ、着替えているうちに全ての準備を第一分団の仲間が整えていただき有り難い限りです。
放水口を開けて、送水されていることを確認し、副団長による放水開始の合図を待つばかりとなります。
放水開始の後は、水の勢いを上げる為にエンジン回転数を上昇させると程なくして「放水止め」の指示があり無事に任務完了です。
その後は速やかに耐火服から制服に着替えて法被を纏い整列します。
松本洋平衆議院議員や本橋たくみ都議会議員といった来賓挨拶の後に万歳三唱、国旗降納、閉会の辞と続き無事に消防出初式は終了となりました。
昨年は国立市において16件の火災が発生して16㎡が延焼したとのことです。
本年は火災が発生しないよう、常日頃からの防火意識向上に向けて広報活動を行い、いざ大規模震災発災時にはという時には速やかに初期消火が出来るよう平時からの訓練に向けて努力致します。