ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
前回のブログで
あまりいっぺんに書くと、ありがたみがなくなるので、続きは後日。
ん、また、このパターン!!!
と書いたところで終わりました。
実は、私、研修でもよくこのパターンを使います。
私の研修に出られた方は、アドラー心理学ベーシック・コースでの「取材式自己紹介」やグループ討議でも「もう少し時間があれば」という気持ちになったことがおありだと思います。
実は私、意図的にやっているのです。
その心理学的な裏づけは
ゼイガルニク効果
です。
ゼイガルニク効果(英語読みで「ザイガーニック効果」とも言う)というのは、ロシアの心理学者B. ゼイガルニク(Bluma Zeigarnik 1900年 - 1988年) が明らかにした心理学的効果のことで、
ものごとが完結してしまうよりも、途中のいいところで分断されたほうがより持続的な効果を発揮するという心理学的な理論
のことです。
この手法は、連続ドラマ・連載小説にもよく使われ、「冬のソナタ」などは、その代表例でした。
皆さんもご経験のとおり、恋も成就した恋よりも、途中惜しいところで終わった恋のほうが後を引きませんか?
私のアドラー心理学ベーシック・コースの例に戻ると、休憩時間やお昼休みも受講生同士がお話しして、1日目の終わりにはまるで昔からの知り合いのようになるし、4日間のコースが終わると、古くからの友人のような感覚になれます。
まだ、アドラー心理学ベーシック・コースを受講していない方、受けてみませんか?
ゼイガルニク効果を実感できますよ。
◎今後のアドラー心理学ベーシック・コースの日程は、以下のとおりです。
アドラー心理学・ベーシックコース 4日間(土日)
http://hgld.co.jp/hpgen/HPB/entries/4.html
2011年1月コース 1/8.9..22.23(土日・全4日間)
土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30
<お目休めコーナー> 西山研修所にて③
