おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
私の好きなジョン.C.マクスウェルの最近の著書『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』(三笠書房、1,400円+税)の紹介です。
ジョン.C.マクスウェルは、元々が牧師、近頃は社会教育者、リーダーシップ論の専門家として人気を博してしております。
私自身は、彼のリーダーシップ論の分野では『あなたがリーダーに生まれ変わるとき』(ダイヤモンド社)が一番好きですが、この本は、『あなたがリーダーに生まれ変わるとき』の簡易版とも言える内容です。
1章 人もお金も「感情」で動く
・・・・「重要感を持たせられるか」-これが決め手
2章 「有無を言わさぬ存在感」はあるか
・・・・自分の中の「カリスマ性」を目覚めさせる法
3章 「自信」+「ヴィジョン」=人を動かすパワー
・・・・「影響力のある人」と「その他大勢」の違いとは
4章 あなたの「行動」はいつも見られている
・・・・「自律心」なき人間は即刻退場だ!
5章 言葉に「説得力」がある人はここが違う!
・・・・相手の心にズバリ届く「コミュニケーションの極意」
6章 「対立点」に“成長のきっかけ”がある
・・・・批判を恐れず前進する法
7章 部下の「やる気」に火をつけろ
・・・・「人」が育つ、「成果」が上がる“黄金法則”
8章 「常勝チーム」をつくる法則
・・・・力を結集すれば「見える世界」が変わる!
特に7章は、「励ます」と訳されている語にいくつも出合いますが、おそらく原文は“encourage”(勇気づける)が使われているはずで、全体に「勇気づけ」がみなぎった本です。
最後に、随所に名言を散りばめるジョン.C.マクスウェルの言葉を1つだけ紹介して終わります。
「無理だ」とつぶやいて停滞したまま生きるか、「できる!」と言いながら「勢い」を持って生きるか、その「差」はあまりにも大きい。
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