アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

東京では一気に桜が満開。一昨日の夜桜(東中野で)がこのようであったのにです。

今日(3月23日)は、カミさんは彼女の伯父のお通夜のため長野県に行きます。
3月25日に卒業式を迎える息子は、友人の就職の相談に乗り、夜は上の息子と新橋で会ってお酒を飲むそうです。

私にとって3月23日は、生涯忘れられない日です。ちょうど30周年の記念日です。
それは、(1)家族、(2)財産、(3)仕事、という3つの絆をたちどころに失った、最初の日だからです。

1983年3月23日、私はまず、家族を失いました。
半年間、サラリーマンとしてリストラを担当しながら父子家庭をしていたのですが、子どもたちと別れ、協議離婚が成立した日でした。
その後、8日の間に仕事と財産も失うことになるのですが、そのスタートを切った日でもあります。

その後しばらくのことは、今度コスモス・ライブラリーから復刊する『失意の時こそ勇気を―心の雨の日の過ごし方』(1,500円+税)では次のように書いています。

私は、人生で大切な三つの絆の喪失の危機にあったとき、あえて計画的な変化をもたらす「大いなる放棄」を決断し、十社を超える会社から再就職のオファーがあったのを振り切り、友人の〔僧侶の〕経営する不登校、家庭内暴力、非行などの子どもたちの私塾のボランティアから再スタートしました。
かたわら父親とは観音霊場巡りもしたし、その僧侶の指導で座禅や瞑想、それに滝行も経験しました。
 
ただ、そんな経験を重ねながらも、自分は将来的にも経済的に恵まれず、別れた子どもたちとは、二度と会えないと思っていました。
ふと、子どもたちの通っている小学校の近くで子どもたちの姿を一目見よう、というような誘惑に駆られることもありました。ただ、そんなことをすると、気分としても自分が惨めになるだけなのです。

どうにもならない事態に直面して私は、子どもたちに会いたい気持ちをこらえる代わりに子どもたちの幸せを願ってひたすら祈り、瞑想をしました。

瞑想の時、不思議な体験がありました。

二人の子どもがゆったりゆったりと私に近づいてきます。
「パパ」と声をかけられ、私が両手で抱きしめようとすると、それを阻むようにある存在が私と子どもたちの間に立ちはだかったのです。観音様でした。
観音様は、二人の子どもの手を取り、私に背を向け、静かにそっと私から去って行きました。

私は実感しました。子どもたちは私の手の届くところにいないが、観音様に守られ、安心できる状態にあることを受け止めることができたのです。


30年前の3月23日、それは、私から見れば、私の原点そのものの日でもあります。

私は、私だけの記念日を アドラー・カウンセラー養成講座 の7日目として迎えられることに無上の喜びを感じています。

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