おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月17日)の10:00~17:00は、飯田橋の株式会社 マーケティング研究協会で
アドラーに学ぶ!! マネジメント心理学
~メンバーの「心」を掴む組織運営、部下育成・指導のポイント~
を行いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a4/86c6ed49b39002d229857e80b4a427d5.png)
参加者は、大企業の管理職がメインで17名。
研修の柱は、次のとおりでした。
0.オリエンテーションとリレーションづくり
1.職場・組織における現状とマネジメントの今日の課題
2.何故、マネジメントに心理学が必要なのか
3.良い人間関係の条件
4.今のビジネス環境の中で有効なマネジメント
5.やる気を高める心理学
6.部下を「勇気づけ」する具体的な実践技法
私は、講座の中で意図的に脱線し、「岩井語録」に近いものをいくつかお伝えしました。
講座の途中で「印象に残った3つのこと」をお尋ねすると、テキストの資料よりも「語録」の訴求力が圧倒的に強いことがわかりました。
その中でも、
・特に男性は、他の何かをしながら人の話を聴く「ながら聴き」ができないこと
・否定的な思いが心の中を占めたとき、他の想念に集中すると、否定的な思いがなくなること
・リラックスしようとして、呼吸に集中しているときに、他のことに思いをはせると雑念でいっぱいになること
から、「意識は2つのことを同時並行処理できない」と板書したら、このことが印象に残った人がたくさんいました。
講座中にあえて脱線し、「語録」を使うことをこれからもやってみようと思いました。
今日は、独立行政法人 国立病院機構 栃木医療センター附属看護学校での人間関係論の集中講義の3日目のため7:12東京駅発の新幹線「つばさ号」で宇都宮に向かいます。
今日も講義中に脱線してみよう。
<お目休めコーナー> 6月の花(18)
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