おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
1.昨日もカミさんと一緒にお散歩。
目指すは新井薬師、続いて北野神社。
我が家から12分くらいのところです。
(新井薬師)
新井薬師から中野通りを隔てた北野神社。
境内には昨年の干支の牛。
なかなか立派でした。
中野でランチの際のスマホを見たら、フェイスブックの友達数がちょうど3,333人。
こいつは縁起がいいわい、岩井さん。
歩数計は6,000歩を超えることができました。
2.『やくしん』(佼成出版社)の今年の1月号から私の「夫婦関係を変える処方箋」が連載されています。
『アドラーが教えてくれた ふたりの心理学』(青春出版社、税込み770円)がご縁です。
ところで、『やくしん』の2月号は「寛容な人になる」が特集。
その中の記事の2つに「・・・・べき」「・・・・ねばならない」にこだわる人こそが不寛容になりがちであることが書かれていました。
立正佼成会の庭野会長は「戦争を起こす人だけは許せない」という純粋な感情も、それが相手に対する憎しみや敵意になると、むしろ新たな争いを引き起こす原因となることを説き、後半ではユネスコ憲章の前文の「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かねればならない」という一節を紹介しています。
他の記事でもコロナ禍での「自粛警察」などの不寛容な人たちの中に「自分たちこそ正しい」と信じて疑わず、他者に対して「・・・・べき」「・・・・ねばならない」を押し付け、怒りの感情を振りまく話も出ています。
『べき』の本質は支配性と攻撃性です。
「自分たちこそ正しい」を振りかざし、周囲をその正しさに従わせえようとします。
正しさに従わない人たちを攻撃します。
感情的にはいつも、怒りが同居しています。
『べき』は連帯を生むことが多くあります。
すると、『べき』連隊に入らない人を排除しようとします。
排除された人たちの言い分は耳に入らず、『べき』連隊が独走を始めることになり、あげくは「こんなはずじゃなかった」という方向に走ることが多いのです。
何だかもう1回書きたくなってきたので、今日はこのへんにします。
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