アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

茨城県守谷市に来ていて某食品メーカーのオンライン管理職研修を行っています。
このレポは明日にでも。


さて、事件後数日を経てもどうにもやるせない事件があります。

概要をお知りになりたい方は讀賣新聞オンライン(2022/01/25 04:57)の 電車内の喫煙注意された高校生に「けんか売られた」…車内とホームで殴る蹴る、顔の骨を折る などをご覧ください。

電車内での喫煙を注意されたことに宇都宮市の飲食店従業員の男が腹を立て、23日正午頃から約15分間、JR宇都宮線の列車内や自治医大駅のホームで、乗客の男子高校生(17)に殴る蹴るの暴行を加えて顔の骨を折る重傷を負わせをさせたとして、栃木県警下野署は24日に宇都宮市の飲食店従業員の男(28)を傷害容疑で逮捕された事件にまつわることです。

車内でたばこを吸う被害者に「やめてもらえますか」などと注意したことが発端です。

男は列車が同駅で止まった後も被害者と一緒に降りて暴行を続け、駅員や高校生の友人3人の制止を無視、「けんかを売られたから殴り返した」と供述しているそうです。

この事件について NHK事件記者取材note では、時系列的に細かく追って、こんな緊急時の対応について書いていますが、高校生の友人3人のことについて仲間がどうすればよかったかについて書かれていません。

以下は元体育会系の人間として、暴論を吐きます。

車内でたばこを吸う男に「やめてもらえますか」と注意した高校生は勇気があります。
ぜんそく持ちであっただけに心情を理解できます。

ここからが体育会系の発言です。

私は暴力を振るわれる仲間を守れなかった高校生(おそらく2年生)の3人はどうかと思います。
暴力を振るった男には仲間が1人いたとしても、いざとなれば4:2です。

対応はいくつもあります。

・4:2で激突する。
高校2年生なら相手が武器を持っていない、または格闘家でなければ勝てます。

・チームプレイを発揮して乱暴を振るう男を2人で羽交い絞めなどをして制して、弱い高校生は大声で乗客に助けを求めるなどの措置を図る。


列車内で煙草を吸った上に高校生にけがをさせた飲食店従業員の男や、被害を受けたぜんそく持ちの高校生、暴行を止めきれなかった駅員に言及するのも結構ですが、仲間の高校生の勇気と知恵を期待する人間がいてもいいのではないでしょうか?

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