アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本日(11月22日)は『いい夫婦の日』ですが、新聞やテレビでは例年ほど取り上げられていないようで残念です。
このことでわが夫婦を顧みてみると、『いい夫婦』だと私は勝手に思っています。

私は11月19日に『身体障害者手帳』を手に入れました。
妻が仕事中の私に代わって区役所に出向いて受け取りながら義指のこと、その他のことも詳しく聞いてくれました。

ここで思い出した話があります。
左手の動脈塞栓症という、動脈に血栓が生じ、そのため血流が損なわれる症状で、指先が壊死していく状態について医師は、左手の肩、肘、手首、指先のどこかの部位の切断を予測して伝えました。
その話を入院先から妻にLINE通話で伝えると、「どういう状態になっても、しゅんけんさんの片腕になって生涯支えるから」と言ってくれました。
私は思わず笑ってしまいました。
片腕を失う可能性の話をしているのに「片腕になって支える」はないだろうとの想いと、妻の絶対的な信頼感を確認した安堵感があったためです。

可能性の中で一番軽度の指先の3本半の切断で済んだのは幸いでした。
絶対的な信頼感は、今でも日々確認することができています。

私は、『身体障害者手帳』を手にした日にもまた、【覚悟・決意・忍耐】を新たにしたのですが、この【覚悟・決意・忍耐】は、私の妻にとっては私以上の【覚悟・決意・忍耐】であり続けることを思う日でもあります。

■夫婦関係をより良くしたい人にお勧めの本:『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春出版社)

 

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