アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は、ある信念を強めた日になりました。
それは「【教育分析】【カウンセリング】にサポーターが存在することでより効果が高まる」ということです。
【教育分析】というのはアドラー心理学では「カウンセラー/カウンセラー志望者が訓練の過程において自分のライフスタイルを知るサポートを受けること」と定義しておきます。
昨日の午前中と夜は、この【教育分析】【カウンセリング】にサポーターに入っていただきました。
【教育分析】のクライアントは天野英子さん(写真右上)、サポートは前川公美子さん(写真左下)と野口久美子さん(写真右下)。
この3人でWell-laboを組織し、ヒューマン・ギルドとは密な関係にあります。
オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コースの共催によりオンラインサポートをいただいています。
3人は第87期アドラーカウンセラー養成講座を揃って修了した人たちです。
天野さんのポジティブな世界像、自己概念が明らかになり、持ち味の向上心の高さを伴う自己理想で今後の天野さんならではの世界が拓ける展望が見えてきました。
天野さんからは「確かに確かに〜と頷くこともいっぱいでした。そして自分の知らない自分の可能性も示唆していただき、とても濃い時間を過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです」とのご感想をメッセンジャーでいただきました。
前川さんからは「英子さんのをきかせていただいて、ライフスタイル診断や教育分析とは、このような感じなのだとわかり、とても勉強になりました!」、野口さんからは「とても学びが多くあり、仲間のライフスタイルを見つめることは、私自身についても考える良い機会となりました」とのコメントが寄せられました。
【カウンセリング】では、第86期アドラーカウンセラー養成講座を修了したクライアントに中野むつみさん、サポーターを山本一雄さんとして行いました。
中野さんは、着物姿で札幌から歴代最高の頻度でヒューマン・ギルドに通われ、2年間で数々の講座を受講していらっしゃいます。
山本さんは、昨年の半ばからご縁ができ、現在YouTubeアドラー心理学専門チャンネルの200以上のコンテンツを復習中の、とても向学心の強い方です。
私は時に、山本さんと中野さんを巡っての対話を重ねながら、中野さんの過去・現在・未来を俯瞰しました。
「経営者を支援したい」という思いから今年から【中野むつみ株式会社】を設立した中野さんには、同じ想いを共有する、中小企業診断士でもある私としては、中野さんに経営者の姉、時に母として勇気づける存在になってほしいと願っています。
中野さんは「終わってみて、『よくわからないけど、スッキリした!よし!未来に進もう。これからの私は私を必要としてくれる人の伴奏者となろう!特に経営者の皆さんの』と、素直に思いました」とLINEグループにシェアしていらっしゃいました。
また、山本さんは、3人のやり取りを議事録風にまとめてくれていました。
さて、【教育分析】【カウンセリング】にサポーターが存在する効果についてです。
ひと言にまとめれば『教育効果』。
クライアントだけでなくサポーターもこの恩恵に浴します。
特にクライアントは、カウンセラーとの対話だけでなくカウンセラーとサポーターとのやり取りを客観的な立場で観察することで、1対1の【教育分析】や【カウンセリング】以上に深い【洞察】が得られます。
この方式、今後どしどし採用しようっと!
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