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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月29日)の日本経済新聞の夕刊の「あすへの話題」で精神科医のきたやまおさむ氏が「自分の失敗談が嫌いでない」で概要次のようなことを書いていました。 
https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUD235070T20C21A8000000/

きたやま氏は、関心のあるところにだけ神経が集中し、他では注意散漫になって鍵や財布をよくなくすことで親しい医師の見立てでは、私は軽い「注意欠如多動症」だと言われているそうです。

上記を裏付けるのが下記の特性。

・幼い頃は落ち着きがなく、確かに多動傾向もあった。
・大人になりこれが出せなくなると、今度は外に出ない分だけ頭の中がよく動くようになり、連想や思いつきが豊かになったようだ。
・多動が心の多動になることで、同時にいっぱいのアイデアが頭に浮かんでくる。

きたやま氏は、このことをロマンチックに「脳内旅行」と呼び、このことで下記の恩恵を受けているようです。

・コロナ禍で現実の旅ができなくとも、心の世界をうろうろ、ぶらぶらと旅ができる。
・注意散漫で心に次々とアイデアを浮かばせながら、持ち前の過剰な集中力で興味深いところをまとめあげようとする。
・これを練りあげると、結果的に完成度の高いものができあがる。

力を抜いた注意散漫と力を入れる過集中の併用もできるようになったとも書いています。


この文章を読んで、子どもの頃「注意欠如多動症(ADHD)」の症状があった私には最近の私と同じではないか、と思いました。

「連想や思いつきが豊かになり、多動が心の多動になることで、同時にいっぱいのアイデアが頭に浮かんでくる」のは、まさに最近の私のようです。

加齢のありがたみかもしれません。

一方でまた、興味深いことに関しては、集中力・持続力も発揮できます。

この画像をご覧ください。

2008年1月23日のブログ開設から今朝で4999日に達したのです。

あまり人気もないブログ、近年1年365日のうち350日ほど更新しています。

「継続は力なり」

このブログの「ウェルカム・エイジング」のカテゴリーをもとに『アドラーに学ぶ 70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税)が書けたのです。

注意散漫な、いわゆる「散漫力」と「集中力」は相反するようですが、過度の「散漫力」は適度の「集中力」を招くようで、ありがたいことです。

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