アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の午後は第84期 アドラー・カウンセラー養成講座 (オンライン開催)の11日目を行っていました。


(写真提供:手賀総子さん

メイン講師を永藤かおるさんとして(1)精神医学と(2)カウンセリング契約などについて講義をしていただきました。
 YouTubeアドラー心理学専門チャンネル でも常々感じていることですが、数度のブレイクアウトセッションも行い、永藤さんの人を惹きつける力は抜群だと感じさせてくれました。

YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の「アドラー心理学的に考える『蛙化現象』って何?」タイトルの動画は大ヒット中です。

◎好意を抱いている相手が自分に好意を持っていることが明らかになると、その相手に対して嫌悪感を持つようになる心理の『蛙化現象』について永藤かおるさんがアドラー心理学の立場から肉迫。
Z世代を理解する糸口にもなります。

動画リンクはこちら
   ↓


永藤さんから16:30頃にバトンタッチして私は、補足的な講義とカウンセリング演習を行いました。

山場はその後のフリートークの時間です。
受講者のある方から「長らく質問しようかどうか迷っていたのですが、【自殺】についてのアドラーではどう考えているのですか?」の趣旨の質問が入りました。

私はアドラーの見解に基づいて「自殺の目的についてアドラーは『復讐』と『告発』」としていじめ自殺の例を取り上げました。
遺書にいじめた人たちを羅列し自ら命を絶った子どもの例は、明らかにアドラーの言葉で説明可能です。
しかし、「西部 邁(にしべすすむ)の自裁死、江藤淳の妻の後追い自殺などは『復讐』と『告発』の目的とは考えられないし、会社の経営が立ちいかなくなり自ら命を絶つことで保険金で精算しようとすることも同様」と答えました。
質問したは「自殺することが共同体にとって破壊的とは考えられないこともあるのでは」と添えてくれました。
これは「確かに」とうなるほかになかったです。

講師をしていると、このようなやり取りによって宿題を持ち、しばらく自問自答を展開することがあるので、私が成長する機会を与えられた、と捉えてとても有難いことです。

◆ YouTubeアドラー心理学専門チャンネル では「ちょっと待って、その行為(自殺)」というタイトルで配信したことがあります(2020/10/26)。



動画リンクはこちら
   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=lQSPwOlsLYo&t=174s

YouTubeでは(1)自殺の実態、(2)アドラーの見解、(3)自殺予防の3点に触れています。

皆さんも是非、考えてみてください。

◆自殺予防に関しては、こちらをご覧ください。
   ↓   
2022年2月12日付けブログ  第172回アドラー心理学ゼミナール:ゲートキーパー(こころのサポーター)って何?  
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20220212

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