アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この赤ちゃんの笑顔をご覧になってどのように感じますか?



おそらく不快感を抱く人は少ないと思われます。

モデルは、この世にデビューしてわずか2か月半の孫のソラ君です。
この頃よく笑い顔を見せてくれます。
タクロウ夫婦は「みてね」というアプリで毎日ソラ君の写真/動画を送ってくれて、そのことで私たち夫婦は「幸せ感」を味わっています。

このような笑顔によって人に施しを与えること(貢献)を仏教では「和顔施(わげんせ)」と呼んでいて、お金を与えることがなくてもできる貢献だと捉えています。

「布施≒貢献」は大乗仏教で彼岸(悟りの世界)に到る6つの修行法である「六波羅蜜」の筆頭の「布施波羅蜜」です。
ちなみに、「六波羅蜜」とは、以下のとおりです。

布施・・・施しをすること
持戒・・・戒律を守ること
忍辱・・・耐え忍ぶこと
精進・・・努力すること
禅定・・・心を静めること
智慧(般若)・・・人間完成の智慧

さらに、先ほど書きましたが、お金を与えることがなくてもできる貢献を「無財の七施」と言って、以下の7つの「布施≒貢献」とされています。

①捨身施(しゃしんせ)……自分の身をもって、体を使って人のために施すこと
②心慮施(しんりょせ)……他人のために心を配る施し。共に喜び、共に悲しんで、その人の幸せを願う施し
③和顔施(わげんせ)……いつも和やかな顔をもって人に接する施し
④慈眼施(じげんせ)……慈しみの目をもってすべてを見る施し
⑤愛語施(あいごせ)……和やかな、喜びを与えるような言葉で話しかける施し
⑥房舎施(ぼうしゃせ)……急に雨が降ってきたときなど、雨に濡れる人にさりげなく傘を差し出すような施し
⑦床座施(しょうざせ)……そっと席を譲るような施し

このような観点からすれば、階段で荷物を持ちながら難儀している人に手を貸すことは「捨身施」、勇気づけの言葉を発することは「愛語施」、電車でお年寄りの席を譲ることは「床座施」に相当するのです。

心がけたいですね、お金をかけなくてもできる「無財の七施」。

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