おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は我が家で9月12日に自分の娘と孫に看取られてこの世を去った義母の告別式が高野山真言宗準別格本山 放生寺 (「一陽来福」創始のお寺)で執り行われました。
義母を慕う甥・姪の家族たち17人の親戚を中心に、私たち家族を含めた20人で13:00から開式。
生花が10も集まりました。
喪主は次女である妻。
火葬場に向けてのお見送りの際は義母のことを「明るく前向き」の表現と形容してお礼の言葉を述べていました。
なかなか立派なスピーチでした。
義父とは長野県で8月15日に知り合い、東京に嫁ぐ日までは文通を交換しながら「為せば成る」などの言葉を用いて勇気づけをしてたことを8月15日に聞いたことが思い出されます。
夫や長女を数年のうちに続けて喪っても後悔などのネガティブな言葉を聞くことがなく、20年近く一人で楽しく生活し、最後の133日だけは私たち家族のところに身を寄せました。
今朝起きて下の部屋に行ってみたら、数秒のうちに3つの映像が私の頭の中を交錯し、混乱しました。
ベッドで寝ている義母の姿、棺の中の義母、そして現実は遺影、遺骨、位牌の並んだスペース。
義母は精神的な遺産を私たち夫婦に残してくれました。
それはポジティブ人生を生き抜く「感謝の心」。
放生寺 の「ことのは」には義母の「素敵な笑顔。感謝の心でありがとう」が残されていました。
最後の1週間ほどは「苦しい、苦しい」という言葉を何度も聞きましたが、それを100倍も上回る「ありがとう」が届いていました。
おかあさん、ありがとう!
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