おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月19日)は数時間だけ会社にいて、20日に配信するメルマガの原稿を書き、その他の雑事をこなして帰宅。
夕方は家の近くのクリニックでコロナの4回目のワクチンを打ちました。
そのため、今日・明日は自宅待機ことテレワークの2日間になります。
ところで、今夜配信のメルマガの巻頭言「【学びと志の共同体】の一員として応援のほどよろしく」を書き終えてふと気づいたことがあります。
「実践! 今こそ子どもたちに『勇気づけ』を ~勇気づけをする大人もみんな元気になるアドラー心理学~岩井俊憲 教育講演会」(主催:大村市の子どもたちから元気にし隊(代表:上野みゆきさん)、後援:ヒューマン・ギルド)に私の新刊『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(新星出版社、1,320円)を100冊寄進することを発表したものの、この本の内容や、出版にまつわる話をほとんど書いていないことに気づきました。
この本の内容や、出版にまつわる話を書きます。
編集プロダクションからこの本の監修依頼を受けたのは、何と2020年の12月のことでした。
『サクッとわかる ビジネス教養』シリーズの一環としてアドラー心理学を取り上げたいこと、イラストたっぷりの本であることも伝えられていました。
本来ならば、昨年の夏ごろには監修本として出版されていたはずでしたが、やり取りをしているうちに私のライフスタイルに潜んでいた完璧主義が頭をもたげてきました。
一切の妥協を許さなかったのです。
「単著でなく監修だからこのくらいでいいだろう」という意識は完全に消え去っていました。
その結果、刊行は1年も予定から遅れることになりました。
そのお陰で、この出版不況の時期に超わかりやすく、とても実用的なアドラー心理学の本を、シリーズ最高の初版13,000部という部数での発売に至ったのです。
このいきさつは「おわりに」の中にさらっと書いています。
この本での私の役割は監修者でした。
監修者ならあるレベルでの手直しで済ませることもできたはずです。
しかし、私は手元に届いた原稿に真摯に向き合い、コメントに赤を入れました。
部分修正どころか大幅に書き換えてもらう部分もありました。
途中で出版社、編集者を加えてリアルやオンラインでミーティングを行ったことも数度に及びました。
それだけに私としては、単著以上の精力を傾けた本だと言っていいでしょう。
とにかく平易で、実生活に徹底的に役立つものになるように、妥協を許さずチェックを重ねて出来上がったのが、この『サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学』です。
実生活にとことん活かせる『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』の章立て(実際は”Chapter”の表記)は次のとおりです。
1章 アドラー心理学の柱は「勇気」
2章 自分のことをもっと知るために
3章 弱っている自分との向き合い方
4章 対人関係で悩まないためのアドラー心理学
*【「実践! 今こそ子どもたちに『勇気づけ』を】専用申込フォーム
https://customform.jp/form/input/113373
*『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(岩井俊憲監修)の内容を知りたい方はこちらから
↓
https://www.shin-sei.co.jp/np/isbn/978-4-405-12017-4/
Amazon でも掲載されています。
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