アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月11日)もまたテレワークの日。

10:00から30分ほどZoomであるベンチャー企業の研修のことで先方が2名、ヒューマン・ギルド側が法人事業部マネジャーの目次 心さんと私の4人でミーテイング。

来週行う4時間のオンラインによる管理者研修の内容を詰めました。

14:00からは2時間ほど、ある出版社、制作会社の方と計4名で私が7月に出す本の細かい打ち合わせをしました。

主にQ&Aで進める内容の、イラスト豊富な本になります。


ところで、昨日は東日本大震災から10年の日でした。

家にいてテレビを観ると、各局が津波と避難、被災の様子を映し出していました。

あの日のことを私は 2011年3月12日付けブログで 激震に見舞われた方々にお見舞い申し上げます として書いています。

カナダのモントリオールでテレビで特に荒々しい津波の映像をご覧になっていたジョセフ・ペルグリーノ博士はメールで次のメッセージをくださいました。

日本の大地震の報道をテレビで観て、衷心よりお見舞い申し上げます。

地震と津波の影響を受けたあなたとご家族、ご友人、ヒューマン・ギルドに関係のある方々のご無事を祈っております。

1999年8月の初来日の際、ワークショップ開催のため仙台に行ったことがあるペルグリーノ博士は、深く悲しんでいました。

復興過程の翌年は、7月31日に宮城県の女川地区を訪れ、津波の恐ろしさを見聞きし、翌日80人を超える人たちに「勇気づけワークショップ」を行いました。

その際、「私が日本人から学んだ10のこと」永藤かおるさん 訳)の文章を配布し、それぞれの項目を解説されました。

そのままここにコピペします。

「私が日本人から学んだ10のこと」

1.人々の静けさ
わめいたり叫んだり、大げさに悲嘆にくれたりすることがなかったこと。
悲しみそのものが静けさによってより崇高に見えました。

2.尊厳 
水や救援物資を、きちんと列に並んで待つ姿。
声を荒げたり暴れたりすることもありませんでした。

3.優美さ
その時に必要なものだけを買う姿。
それにより、誰もが何かしらを得ることができました。

4.秩序を守ること
店での略奪行為がなかったこと。
路上を不法に占領したり、自動車の警笛をビービー鳴らしたりする行為がなかったこと。みんながただ、状況を理解していたこと!

5.犠牲の精神
50人もの作業員が原子力発電所の海水の排出のためにとどまったこと。
どうやったら彼らの犠牲の精神に報いることができるでしょう?

6.思いやりの深さ
レストランは値引きをし、警備されていないATMはそこにそのまま残されていました。
弱者に対するとても手厚い配慮がありました。

7.行き届いた訓練
老人から子どもまで、すべての人が何をすべきかはっきりわかっていたこと。そして皆が訓練したとおりに実行できたこと!

8.良心
店が停電したときに、人々はものを棚に戻して静かに立ち去ったこと!

9.報道
ニュース速報などで自制的な報道をしました。
馬鹿げたリポーターもおらず、静かな報道のみがなされていました。
  
10.天皇陛下
陛下にとって最も大事なのは日本国民であり、ご自身の健康は二の次だったこと。


ペルグリーノ博士がいかに日本国民をリスペクトし、愛していたかの証になる文章ですね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(3月10日)の19:00~20:30は 関西生産性本部 撰壇塾でWebinar式による講演を行いました。

タイトルは アドラー心理学を活かしたWell-being経営 の経営者や管理者層を対象とした講演

アドラー心理学は、Well-beingを志向する組織と個人に

・勇気をくじかれがちな現在において 
・柔軟かつ協力的な組織づくりにとって 
・SDGsなどの課題に対応するために

欠かせない心理学である。

という主張で通しました。

司会の方が最初と途中、そして最後に顔を出す以外は誰に顔も見られないので、辛い1時間半でした。


(開始前の画面)

受講者とのコミュニケーション・ツールはチャットによる質問とご感想。

工夫したのは、質問を投げかけてメモを取っていただくこと、水と竹を使ったイメージワークに誘導すること、質問・ご感想を適宜入れていただくこと、でした。

イメージワークは、一枚の葉になって竹林がかたわらにそびえる湖に浮かんでいる姿をイメージしていただきました。

これは、単調な講演に色を添えた感じになりました。

これからも続くオンライン型の様々な研修、こんな環境の中でも、というよりもだからこそ日々チャレンジ、機会あるごとに創意工夫が求められますね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月9日)はテレワークの1日でした。

カミさんとランチとショッピングに行った以外は、家にこもっていました。

午前中と午後の15:00くらいまでは仕事をしていたものの、とても仕事がはかどったので、読みかけの『読めば勇気・元気・やる気が出る本 元気の缶詰 ペップトーク 感動体験編』(岩﨑由純著、中央経済社、1,500円+税)に目を通しました。

読んでいたらやめられなくなって最後まで読み通しました。

専門情報誌に「読む癒し」と題してペップトークのことやスポーツの感動の舞台裏のエピソードを紹介したコラムを元にしているだけあって、感動の物語に心洗われ、タイトルどおりに勇気・元気・やる気が出てきました。

「奉・励・忍・謝・念・練・恕」の7つのキーワードで7つの章を構成し、読み進めるうちに確実にあなたのやる気スイッチを高めてくれる本です。

ペップトークを有名にした『心に響くペップトーク』(岩崎 由純著、中央経済社、1,600円+税)と前後して読むと、いかに岩﨑先生が勇気・元気・やる気を高める著者・講演家であるかが理解できます。

19:30から21:15は、はヒューマン・ギルド  と 株式会社 人援隊 (代表取締役(隊長) 山本秀幸さん)との共催でオンラインセミナーのやり方 初級編 を仲間たち15人で受講しました。

講師は 株式会社 人援隊 の主力講師の 藤島遼太さん

とてもわかりやすいご指導ぶりで、私がかなり無手勝流でZoomをやっていることに気づかされました。

株式会社 人援隊 の山本さん、藤島さんはこれから「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」をご受講、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー/リーダーがオンラインでセミナーを開くのに最も適したやり方を7月から9月にかけてご指導いただくことになっています。

これぞまさにヒューマン・ギルドと株式会社 人援隊 のコラボになります。


予定時間の21:00を過ぎてまだ質疑・応答が続いていたのですが、私は21:15くらいに抜けて、20:00から続いているClubhouseで岩﨑由純先生(日本ペップトーク普及協会代表理事)主宰の【ペップトークとアドラー心理学で励まし勇気づける方法!】に参加しました。

ちょうどアドラー心理学についての質問が出ていて、岩﨑先生がお答えの後、私が回答しました。

Clubhouse体験は2度目ですが、気軽に質問もできるしスパッと回答できることが体験できました。

ほんの25分くらいの参加でしたが、かなりにハイテンションになっている私自身に気づきました。

3月16日(火)の20:00からは岩﨑先生と私が揃って【ペップトーク × アドラー心理学】について語ることになります。

何とぞご参加のほど。


◆ペップトークとアドラー心理学の勇気づけのコラボのイベントがあります。
アーカイブ配信で受け取ることも可能です。

これってまるできょうだい!ペップトーク×アドラー心理学 

ランディングページ:https://business.form-mailer.jp/lp/d287e724136751

ヒューマン・ギルドのWebsite:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/868

■演題:「これってまるできょうだい!ペップトーク×アドラー心理学」
■日時:2021年3月27日(土)10:00~12:00      
■方法:Zoomで配信いたします
    ①Zoomによるライブ配信(当日配信)
    ②アーカイブ配信(後日配信)
■講師:岩﨑由純先生 ( 一般財団法人 日本ペップトーク普及協会 代表理事)
     勇気づけのスキル=ペップトーク
    岩井俊憲(有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役)
     勇気づけのマインド=アドラー心理学
■概要:
(1)ペップトーク、アドラー心理学それぞれの第一人者から親和性の高い両者の基礎的な内容についてお伝えする。
(2)両者がまったく初めての人でも自分自身と、関わりのある人を元気にする秘策が身につく。
(3)ペップトークをすでに学んでいる人は、アドラー心理学の勇気づけで補完すると、その深みが増す。
(4)アドラー心理学の勇気づけをすでに学んでいる人は、ペップトークで補完すると、その広がりを増す。
■参加費:3,000円(税込、資料代込)
■参加条件:Zoom視聴が可能な方のご参加をお待ちしております。
   当日生配信と、後日アーカイブ配信の2つのお申込みを募集いたします。
   当日ご覧いただけない方も、後日ご覧いただくことが可能です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、アドラー心理学が広まる話を2題ほど。

(1)『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の重版が決定しました。

 株式会社日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部からメールが来ました。
 今回で37刷、1,000部重版、累計148,500部。
 15万部まであと1,500部、今年中に達成できそうです。

 また、今年だけで3冊の本で計5,000部の重版がかかっています。
 かなりのハイペースです。

(2)[Web]「スタッフのモチベ急上昇! アドラー心理学は歯科をどう変えるのか?」が3月21日から発売。

WHITE CROSS から Web版「スタッフのモチベ急上昇! アドラー心理学は歯科をどう変えるのか?」が3月21日から発売されます。

私はこんなコピーを書きました。

『嫌われる勇気』が超ベストセラーになって「アドラー心理学」の名前を知らない人はほとんどいません。
しかし、アドラー心理学の実践的な知恵 ― 勇気づけのコミュニケーション技法 ― をご存じない人が多すぎます。
業界では著名の、小児歯科医の岡崎好秀先生(元岡山大学講師、国立モンゴル医学・科学大学客員教授)のお引き立てによりアドラー心理学に関わって38年に及ぶ岩井俊憲(『勇気づけの心理学』などの著者)が歯科業界に従事する人のために楽しく役に立つ秘策をお伝えします。

[Web]スタッフのモチベ急上昇! アドラー心理学は歯科をどう変えるのか?
日時:3月21日(日)~4月20日(火)
 期間内であれば自由に視聴できます
費用:9,900円(税込)
対象:歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手・その他
内容:経営・マネジメント、スタッフと参加可能

*入手方法は、また後日お知らせします。

◆この動画の収録時の様子は 2021年2月21日付けブログ 歯科医療業界に伝えるアドラー心理学:新機軸へのチャレンジ をご覧ください。
私の白衣姿を見ることができます。


これからが本題です。

話題の『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著、新潮新書、980円+税)を強くお勧めします。

この本を読んでいる途中で私は、スマホを見る頻度を大幅に引き下げ、夜間は特に自分自身から遠ざけるようにしました。
仕事中もちょくちょく手にしないことにしました。

夜遅くまでパソコンの前に座らないで「休養」「教養」の時間にしようと思いました。

Amazon から書影を取ろうとしてこの本のところに行ったら、私がこのブログに書こうとしていることが明確に紹介されていました。

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。
だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。
なぜか? 
睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。

著者のアンデシュ・ハンセンは、ジャーアリストではなくスウェーデンの精神科医。

久山葉子氏の翻訳も実に読みやすい。

私は、子どもにスマホやゲームのことでとやかく言う前に親自身がスマホ依存を克服していただきたく強くお勧めします。

最後の「デジタル時代のアドバイス」をそのまま実行するだけでスマホ依存症やストレスから抜け出せそうです。

スマホと適度の距離を置き、健全なつき合い方ができるきっかけになる本です。


ついでに:21:00からはYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」を夫婦で観ました。

今回のテーマは「アドラー心理学で読み解くワーク・エンゲイジメント」。

永藤かおるさんが企業研修でも好評を博しているテーマです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は感動を胸に抱いて静岡の地を後にしました。

研修が終わって帰ろうとしているとき、受講者が総出で私を見送ってくれたのです。

若き社長夫婦は、静岡駅まで私を見送ってくださいました。

奥さまからはうちのカミさんの大好きな紅茶や静岡の名産をいただき、あまりのどストライクぶりに夫婦で大喜び。

土曜日の晩は、90歳になられる創業者(現相談役)ご夫妻に接待の席に預かり、創業時のご苦心などをお聞きしました。

一昨日(3月6日)と昨日(3月7日)は共に9:00~17:00に静岡市の エスピトーム株式会社 (代表取締役社長 塩澤孝太郎さん)で幹部社員を対象に「変革型リーダーシップ研修」を行っていました。


研修のフレームワークはリーダーに必要な「勇気」を中心に「戦略力」「変革力」「影響力」のキーワード。

さらには随所にリーダーにまつわる様々なエピソードを交えながら久しぶりの2日間の集合型研修に私は全力投球しました。

エスピトーム株式会社 では 塩澤孝太郎さん (ヒューマン・ギルド 会員、 アドラー・カウンセラー養成講座 もご受講)が社長に就任以来、経営理念の中に相互尊敬・相互信頼を加えて、アドラー心理学のマインドを経営に生かしています。

そのマインドの中にアドラー心理学の「勇気づけ」をしっかりと注入できたようです。

エスピトーム株式会社 にしても50年の社歴の中でもここまで幹部クラスが腹を割って話し合ったのは初めてだったようで、最後のグループワークは立ち上がってグループ毎に設定したアクションプランを作成していました。

幹部クラスには、事前に私の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)と『「勇気づけでやる気を引き出す! アドラー流 リーダーの伝え方』(秀和システム)がサブテキストとして配られていました。

研修を終えて感動と共に、静岡の地域で一番信頼され選ばれる警備会社であるエスピトーム株式会社  が一段と活力が増し業績が上がる確信を抱け、ますます静岡が好きになりました。


(ホテルからの静岡駅の風景)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月5日)はヒューマン・ギルドで 平日開催の アドラー心理学ベーシック・コース  の3日目を行っていました。

講座の内容は(1)よい人間関係、(2)共同体感覚だけのはずでしたが、前回の積み残しの(3)人間行動の理解、の3本柱。

他に演習として(1)「あなたを勇気づけた人たち」、(2)図形(協力)ゲーム。

質疑応答もしっかり行いました。

受講者は6人と極めて少数。
私にとって刺激的な人たちが参加者であり、私にとって今までと比べて珍しい体験でした。

・受講者全員が女性

・全員が第一子

・図形(協力)ゲームが2分15秒で完成してしまったこと

・予定の終了時間を16:15で終えてしまったこと


(図形(協力)ゲーム)

図形(協力)ゲームについて「どうしてこんなに早くできたんでしょうね?」と尋ねると、「第一子だから」という返事があり、笑ってしまいました。

予定の終了時間を16:15で終えてしまったことは、私にも意外でした。

手抜きは一切ありません。
むしろ盛りだくさんでした。

もし要因について私なりに洞察すると、このところオンライン研修がメインのため普段よりもグループ討議や質疑応答が少なかったのかもしれません。

反省は、せめて30分ほど飲み物を手にしながらフリートークをしてもよかったかもしれません。


そのことが心に残っていたためか不思議な夢を見ました。

中小企業の経営者の勉強会にメンバーとしてハウステンボスの近くに出かけていました。

私人たちに交じっているはずですが、何だか居場所がない感じで傍観者の立場でした。

その後、ランチをしていたある児童養護施設のテーブルで、そこの経営者夫妻と話をしました。

農園をも営んでいて、そこにどんな工夫を加えているか実に興味深く聞き入っていました。

それなのになぜ若手経営者から真摯に学んでいなかったのか、と公開を含む感情を抱きながら目を覚ましました。

その反省は次のとおりでした。

「学べる人から学べる機会があるのに学ぼうとしていない」

アドラー心理学ベーシック・コース の残り時間は、受講者の一人ひとりに語ってもらって彼女たちから学べばよかったのです。

受講者の方々、ごめんなさい!

◆今後のアドラー心理学ベーシック・コースは、次のとおり開催します。

オンライン開催もございます。

1.集合型開催

◎ヒューマン・ギルド開催 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

・4月3.4.17.18日(土日)
 共に土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30

◎名古屋開催
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/496
・5月15・16・29・30日(土日4日間)
 土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

2.オンライン開催
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859
・4月24日、5月8、22日、6月5、19日、7月3日 
 土曜日 13:15~17:15

*こちらは再受講無制限で行います。
資料も一新して、内容もブラッシュアップします。
ご期待ください。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(3月3日)と昨日(3月4日)のそれぞれ13:30~17:20に新潟県の某金融機関の初級管理者向けのオンライン研修を行っていました。

本年合併をした会社なので、職場のコミュニケーションと新たな企業文化構築が求められるので、アドラー心理学の勇気づけとライフスタイル ー「組織のライフスタイル」の位置づけー の理論を結びつけて展開しました。

各回の参加者は50名と57名で、3つほどの会場に集合する人たち、オンラインで参加する2人(3日)、3人(4日)と複雑な参加形態。

事務局の方2名と綿密に事前打ち合わせ、当日の研修前後のミーティングを行い、きめ細かな講座の設計で展開したので、1か所での集合型研修と変わらないくらいの効果を上げました。

私は頻繁にミニ討議を行うタイプなのにそれができないため、その分個人的なメモタイムをかなり採り入れ、それを集積してグループ討議/ブレイクアウトセッションの際に話してもらうことにしました。

また、私一人が東京の神楽坂からオンラインで伝えるためいつもの3倍多いボディランゲージを駆使しました。

特に昨日の最後は私の好きなジョン・C・マクスウェルの『あなたがリーダーに生まれ変わるとき』(ダイヤモンド社)からリーダーの心構えに関する文章をご唱和いただき幕を閉じました。

われわれは何年生きるのか自分では決められない、けれど
その年月をどのように充実させるかは決められる。

われわれは自分の顔の美しさを意のままにできない、けれど
その表情を意のままにできる。

われわれは人生における困難な瞬間を押さえ込むことはできない、けれど
その困難を和らげることはできる。

われわれは世界の後ろ向きの空気を押さえ込むことはできない、けれど
自分の心の空気を意のままにできる。



現在のコロナ禍の時期においてますます、ジョン・C・マクスウェルのそれぞれの文章の下の部分(「けれど」の次)は私たちの心構えを整えてくれますね。

◆ついでに:

某出版社から私の品切れ寸前だった本が文庫として日の目を浴びる旨の連絡が入りました。

今年も従来同様リメイク版を含めて4冊ほど本を出せそうです。

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このところとみに若者の孤立が話題に上っています。

先週の2月24日讀賣新聞第1面には「『若者の孤立』対策強化」が朝刊の第1面にでかでかと載っていました。

讀賣新聞オンライン 2021/02/24 17:30では次のようでした。

不安高まる若者の「望まない孤独」…過去最多の自殺、コロナ禍で政府が対策強化

政府が3月末の決定を目指す「子供・若者育成支援推進大綱」の改定案が明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大の長期化を踏まえ、孤独や孤立問題への対応を強化する方針を明記した。増加する自殺についても「最重要課題」と位置づけた。
政府は、改定する大綱に基づき、関係省庁間での連携を密にし、対策を急ぐ考えだ。

改定案では、新型コロナを受けて、「多くの子ども・若者は不安を高め、『望まない孤独』の問題が顕在化している」と指摘した。
子どもや若者の自殺に関しては、「コロナ禍の影響も懸念され、極めて重大な問題」とし、対応が急務だとした。

大綱改定案のポイントは、次のようです。

ところで、新聞では「孤立」と「孤独」の両方が使われていますが、私はそれぞれ違う意味があるように思えてなりません。
英語で表記してみると、そのニュアンスの違いがわかるかもしれません。

孤立=loneliness

孤独=solitude

です。

「孤立」について 10年前の2011年6月8日付けブログ 「自立」 をどう捉える?(2)「自立と孤立の違い」として書いたことがあります。

「自分は自立したい」と言いながら孤立している人がいます。

私の認識では、自立と孤立は大きく違います。

他者に関心があり、他者と交わることができ、それでいながら他者に一方的に依存しないで生きられる人が自立的な人です。

それに対して、他者に関心がなく、他者と交わることができず、それでいながら特定の他者に一方的に依存している人が孤立している人です。

以上に基づけば、他者に関心がなく、他者と交わることができず、それでいながら特定の他者に一方的に依存している人が孤立している人です。

一方、他者に関心があり、他者と交わることができ、それでいながら他者に一方的に依存しないで生きられ、時に「孤独を愛する」人が自立的な人だと言えます。

   :今回追加

それでは、孤立しひきこもりをしている人に対して家族は何ができるか? また、カウンセラーなどはどんなサポートができるか?

その時のブログの続きに次のようなことを書いています。

ひきこもりの人たちの多くは、他者や世界・社会に関心が向かず、自分にしか関心がなく、他者との交わりを断ち、それでいながら家族の誰かに大きく依存しています。

もし依存している家族の誰かが同じように孤立した人だと最悪です。
社会からますます孤立します。

私はひきこもりの人が依存している人(多くは母親)がカウンセリングに来たら、その人をどしどし社会と接するように仕向けます。
イベントに行くのも、映画も演劇もショッピングも旅行もいいでしょう。
できたら夫婦で出かけることをお勧めします。
だって、留守番役がしっかりと家にいてくれるのですから安心です。

依存の対象になっている人の関心が家の中でなく社会に向かうと、ひきこもりの人もつられて関心が次第に社会に向かって開かれます。

ひきこもりをしている人をいきなり社会に出そうとするのは危険です。
少しずつ少しずつ、一歩一歩です。

孤立から自立に向けるトレーニングは、慎重を期さねばなりません。

3月1日(月)配信のYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」のテーマを「ひきこもりに小さなおせっかいを」のテーマで話しています。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kZe4dZVEetM

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月2日)は、9:00から40分ほど今日、明日で合計100名を超えるオンライン研修の事前打ち合わせをしました。

お陰様でこのところ法人研修がどんどん入り、今日からは久しぶりの5日間連続研修になります。

ありがたいことは、他の領域でも起きました。

かんき出版の山下津雅子常務からメールが入りました。

『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』2,000部重版が決まりました。
3月19日出来予定です。
おかげさまで、こちらで累計17刷となります。

最近では私の著書の中で最高の売れ筋がこの『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(1,400円+税)です。


ところで、このロングセラー書籍 『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)に動画版が登場します。

◎ヒューマン・ギルドの関係者は5,500円のところクーポン利用により実質5,000円で手に入ります。  
SMILEのフォローアップ、ELM勇気づけトレーナー/リーダーの勉強会の補助に最適です。
7つの動画で1時間半ほどです(1巻あたり10分~15分のYouTube感覚)。 

はじめてアドラー心理学に触れてきた人にも、これまで何冊も手にとってきたけれど、いまいちわからなくて…という人にも、もっと深くアドラー心理学の全貌を学びたいという人にも応えられるよう出版されたロングセラー書籍『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)に、このたび動画版が制作されました。

アドラー心理学の基本の考え方から、実際の生活にどう生かすか、「自分」「人間関係」「仕事」「家族」などのカテゴリーやシーンで取り入れられるよう、スライドをふんだんに取り入れた講義形式で具体的に学ぶことができる構成です。

1つの動画は10分から15分、テーマ別に収録されていますので、スキマ時間でも学習できます。

また今回は特典Q&Aとして、アドラー心理学講義でのよくある質問をピックアップ。
誤解しやすい所や、実際生活に落とし込んでいくところでのつまずきなどを解決します。
理論と、生活への実践的な活用の両方を学べる、貴重な機会です。

今回は会員の皆様向けに、特別な割引料金を設定いたしました。
購入決済時にクーポンコードを入力していただくと500円の割引となります(3月31日まで有効です)。
この機会にぜひご購入ください。

概要      
 商品名:【動画版】人生が大きく変わるアドラー心理学入門~円滑なコミュニケーションに活かす!~

 通常価格:5,500円(税込)※クーポン券を利用されると、5,000円となります!

 購入サイト: https://kanki-pub.e-course.jp/registration/359

 クーポンコード(2021年3月31日まで有効) H202102G500

本動画コースのラインナップ

1.ザックリわかるアドラー心理学

2.アドラー心理学の性格論ライフスタイル

3.勇気づけで自分に活力

4.劣等感は悪者ではない

5.家庭に生かすアドラー心理学

6.精神的な健康を保つには?

7.特典Q&A(合計約94分)

★アドラー心理学ベーシックコースをはじめとする、弊社の講座のフォローアップにもなる動画となっています。

★また、本商品とは別に、法人向けの動画もございます。職場でアドラー心理学の考え方をどのように活用すればよいか、詳しく解説しています。

【法人向け動画概要】

 商品名:仕事や組織における円滑なコミュニケーションに活かす人生が大きく変わるアドラー心理学入門

 購入サイト:https://kanki-pub.co.jp/edu/training/?p=2224

 2つの動画ともに、お問い合わせ先:かんき出版 press@kanki-pub.co.jp

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<お目休めコーナー>3月の花(3)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月1日)は21:00から配信のYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」のテーマを「ひきこもりに小さなおせっかいを」のテーマで話しました。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kZe4dZVEetM

冒頭「本日の流れ」を次の言葉で始めました。

ひきこもりの実態を理解し
関与する想いとスキルを持つ人が
本人と家族に小さなおせっかいをすることで
ひきこもりの人の社会参画をサポートする

アジテーションをする。


そうです。
「アジテーションをする」が目的でした。

「誰に対して」か?

カウンセラーを主に念頭にしながら看護師、保健師、介護士、医師、教師、保護司など対人サポートをしている/志すすべての人が対象です。

私は日頃、 アドラー・カウンセラー養成講座 などでは「ニーズなきところにサプライなし」ということを言っています。

この理由は、世の中に過保護・過干渉気味の人が多くて、相手のニースがないのに、あるいはニーズ以上のサプライをしたがる人が多いため、そのことを「過保護・過干渉」についてのテーマのYouTubeで警告しています。


https://www.youtube.com/watch?v=2QN2jMB0aNQ&t=31s

ただここで、言葉を言い換えてほしいのです。

「ニーズなきところにサプライなし」ということは「ニーズがあるところにサプライすべし」です。

『クラス会議で子どもが変わる』(ジェーン・ネルセン+リン・ロット+H・ステファン・グレン著、コスモス・ライブラリー、絶版 )によれば、引きこもりの人の欲求は「私を諦めないで・・・私に小さな一歩を教えて」 なのです。

そのことを一歩進めて考えると、「ニーズを作り出してサプライすべし」とも言え、私はこんな資料を使いました。

もう一歩進めると「潜在ニーズを顕在化する提案をしよう」と捉えてもいいことになります。

そのカギを握っているのが提案力です。

そして、その言葉が”May I help you?"(「何かお手伝いすることはありませんか?」)です。

私は、カウンセリングの勉強をしていて、あるいは研修の講師を志していながら、この提案力を発揮しない人が多過ぎることを残念に思っています。

「ひきこもりに小さなおせっかいを」の意味は、ひきこもりに人には「私を諦めないで・・・私に小さな一歩を教えて」 という欲求があることを受け取り、そこにサポートする側ができるサプライをを明らかにし、そこから協力関係を構築することなのです。

真意をご理解いただけましたでしょうか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

はや3月になりました。

何だか月日の進行がとても早く感じます。

昨日(2月28日)は第77期 アドラー・カウンセラー養成講座 の4日目を行っていました。

冒頭の質疑応答では、4つほどの質問に明確に答えました。

続いて前日から続いて Shunri Ro さん のライフスタイルの徹底分析。

彼女の現実的楽観主義者ぶりが浮き彫りになりました。

ミニ講義に続いて3人一組、4人一組でのカウンセリングの演習も徹底的に行いました。

私がクライアントを務めて、3人がカウンセラー役を担うパターンも展開しました。

9人のカウンセラー役のスタイルがそれぞれ浮彫りになりました。


(仲間からのフィードバック場面)

補講でご参加の『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら』(幻冬舎、1,200円+税)を最近上梓された 長田邦博さん との購入者の記念撮影場面のパシャリ。

受講生同士の好ましい関係が築かれていました。

もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら
人生を豊かにするキャリアデザイン
 
長田 邦博
幻冬舎


◆お知らせ:本日21:00から配信のYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」のテーマは「ひきこもりに小さなおせっかいを」(岩井俊憲)」です。


◎何とぞシェアをよろしくお願いします。
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 から入ってご覧ください。

こんな流れです。
ひきこもり当事者のM君の話を語っています。

  0:00 今日の流れ
  0:44 ひきこもりの実態
  2:37 不適切な行動の目標と当人の欲求
  3:47 ニーズなきところにサプライなし?
  4:38 潜在ニーズの顕在化
  5:29 小さなおせっかい策のいくつか
 10:24 ひきこもりのM君のケース
 18:12 家族のひきこもりで困っている方へ

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