薩摩焼の『歴代沈壽官展』を見に行ったついでに。
本館の吹き抜け中央ホールにそびえたつ天女(まごころ)像。昭和35年(1960)、佐藤玄々(朝山)作。
東京育ちの私には、ものごころついた頃からのなじみの像だ。下町住人だった我が家にとって、「デパートに行く」といえば日本橋の三越か高島屋で、私は子供心に、この巨大な像が「あるほう」と「ないほう」で区別していた。
ずっと陶磁器かと思っていたら、木彫なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/7b/df76acf50a9d55212c46c289ef9a5b38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ec/7f3fdb8ecd5a76fffb748b71ed1ba72d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/86/82996c4b594a43da4d8107ae0228c1f8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/18/fdef15d25fdb099730f57f692467828e.jpg)
同店では、この巨大彫刻の存在感が圧倒的だが、実は、天井のステンドグラスなど、まわりの建築意匠もなかなか凝っている。建物はルネッサンス様式で、6年をかけて昭和10年(1935)完成。大阪の大丸心斎橋店(ヴォリーズ建築)が、大正11年~昭和8年(1933)竣工だから、ちょうど同じ頃である。
※参考:日本橋三越本店の歴史再発見(三越)…天女像全体像はこちらで。
本館の吹き抜け中央ホールにそびえたつ天女(まごころ)像。昭和35年(1960)、佐藤玄々(朝山)作。
東京育ちの私には、ものごころついた頃からのなじみの像だ。下町住人だった我が家にとって、「デパートに行く」といえば日本橋の三越か高島屋で、私は子供心に、この巨大な像が「あるほう」と「ないほう」で区別していた。
ずっと陶磁器かと思っていたら、木彫なのだ。
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同店では、この巨大彫刻の存在感が圧倒的だが、実は、天井のステンドグラスなど、まわりの建築意匠もなかなか凝っている。建物はルネッサンス様式で、6年をかけて昭和10年(1935)完成。大阪の大丸心斎橋店(ヴォリーズ建築)が、大正11年~昭和8年(1933)竣工だから、ちょうど同じ頃である。
※参考:日本橋三越本店の歴史再発見(三越)…天女像全体像はこちらで。