南アルプスは比較的なだらかな山容の山が多い中、塩見岳は突出した山頂を持つ孤高の岩峰です。 今回は南アルプスの麓であり、大鹿歌舞伎で有名な南信州『大鹿村』を抜け、鳥倉登山口から塩見岳を目指す山旅を楽しんできました。
中央自動車道の松川 ICを 10時 20分に降り、R152から大鹿村経由、鳥倉林道を最終ゲート(第一駐車場:標高 1630m)まで登った。 12時 20分到着。
昼の時間になり、鳥倉林道の途中にある「夕立神パノラマ公園」(標高1620m)の展望台で南アルプス、中央アルプスの展望を楽しみながら昼食を済ませた。
トイレ のある最終ゲートで登山準備を済ませ、鳥倉登山口に向け 12時 35分出発。
鳥倉登山口までは徒歩で約3Kmほど、足慣らしをしながら鳥倉林道を登り、13時 20分到着。 林道歩きは終了し、ここから登山道の鳥倉ルートに取り付く。 登山準備を済ませ 13時 40分出発。 整備された植林帯を登る。
三伏(さんぷく)峠までは距離を示した1/10ごとの標識があり、どこまで来たかの目安になりペース配分の参考になります。
道中は湿気が多い所で苔が生き生きし、北八ヶ岳の白駒池付近の感じであった。
それとガレ場や桟道が沢山あり、作られた丸太が湿って滑り易く階段式に登ったり、トラバースする時も皆さんで声を掛け合い慎重に通過した。
周りは針葉樹林帯でヒンヤリとした空気が漂い、歩き易かった。 塩川ルート(現在通行止)分岐を通過すると、三伏峠への急登に汗を流す。 ハイマツの尾根に出るとホッとして、間も無くで三伏峠小屋に到着した。 16時 45分。
小屋と三伏峠は、同じ場所の様で小屋の横に「三伏峠」の大きな標示板があった。
小屋の夕食は 17時からであり、小屋利用の説明を受け部屋に荷を置き、休む間もなく食堂へ向かった。 消灯は 19時半と聞き、また山小屋の長い夜が始まるのか と一寸苦痛を感じた。 夜間のトイレ は小屋の中であり、雨でも安心である。
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