東北新幹線を利用して青森県の山を歩いて来ました。 東京駅発 7時36分のはやぶさ 3号に乗車、ほぼ 3時間半の 11時に新青森駅に到着。 車人間の私には、速過ぎてビックリです。
新幹線は 2階のホームへ滑りこみ、1階の改札へ向かっていたら、下で何やら お祭りでもあるかのように賑やかな 笛や太鼓 の音が聞こえた。 新幹線が到着すると歓迎のお出迎えであります。
幼稚園生、小中高の皆さんに駅長さんも混じって絵葉書や抗菌・防虫・消臭効果のあるという青森県産の「青森ひば」袋詰めを到着されたお客様に配布されていました。 ちょっとオリンピックメダル獲得選手の凱旋風景が感じられました。 こんなにして頂けると、とても嬉しいですね。
新青森駅を出ると小雨がパラついていた。 これからは青森県内を車移動で巡り、まず遠方の白神山地の深浦エリアに向かいました。 北海道のような延々と真っ直ぐな道路を快適に走り、車窓からは赤い大きな実をたわわに付けた林檎畑を横目に「美味しそう」・「落ちてるのもったいないね 」などと賑やかな声が飛び交っていた。
五能線と並行して走ってきた国道 101号線から深浦町の JR十二湖駅より県道 280号線に入り、奥十二湖の森の物産館「キョロロ」に 15時半到着。 途中では晴れ間も見えましたが、ここは雨。
15時35分、傘を持ちブナ林の中に点在する十二湖への散策に出発。
ブナ林の中に 33の湖沼が点在し、森の澄んだ空気と美しい景色が広がる十二湖。
「さあ登山だ。」と気負うことなく気軽に歩けるコースです。 一度見たら忘れられないほどの鮮やかなコバルトブルーの透き通った青池は、訪れる季節や時間によって少しずつ表情が異なり、趣の深い池であります。
この日は雨でしたが、晴れた日の青池を見たことがあるので今日は残念でした。でもコバルトブルーに見えるだろうという雰囲気は判りました。
白神山地とは、青森県と秋田県にまたがる広大な山地の総称。 原生的なブナ林が広がる世界最大級の森。
美しい四季の中で多種多様な動植物が織りなす生態系が世界的に認められた場所。
色々な命が棲みつづける場所。「ようやく、来たか 」そんなふうに、太古の自然からのささやきが不思議と聞こえてきそうな場所。
宮崎 駿監督の映画「もののけ姫」の舞台のモデルともなった場所。
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