「世の中には農業を営みながら竜王になる者もいるのです。メイドとして働きながら竜王をやったところで、何の問題も生じないでしょう？」氷竜王の娘サラフィアの娘、ロザリアの主張。
いよいよ最終決戦も近いが、戦闘狂ケルヴィンとその仲間たちの戦力はまだまだ不十分。かといって、もうそこらの敵ではレベル上げの役に立たないところまで来ている。
そこでケルヴィンは、各自が竜王の加護を得ることで底上げしようと考え、いくつかのパーティーに分かれて各地の竜王を訪ねることにしたのだが……。
転生神クロメルの暴走を停めるため、戦力増強を図る回。
ラスボスが主人公のためにと突っ走ることが結果的に世界の迷惑になる話というのも、あまりないパターンですね（全然ないわけじゃない）。これも主人公が戦闘狂ゆえの悲喜劇。
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