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しかし真面目に修練を積み、武芸に秀でて人格的にも問題ない少年に育ったアルクスを、院長は知人である貴族の令嬢の友人役に推挙してしまう。その令嬢は嫌われる黒い髪と瞳と呪われた力を持っており、母親でさえ見捨てたらしい。
だが、アルクスはその少女を知っていた。ゲームの悪役、起こるイベントほとんどの原因であり、ヒロインたちの前に立ち塞がり、最後は悲惨な最期を遂げるエレオノール・アンシャイネス。学園入学前に幼馴染みが死んだことによって闇堕ちしたという設定だ。
その死んだ幼馴染みって……?
悪役令嬢の闇堕ちを回避しようとしてヤンデレ化させてしまう話。続き物で「1」とかタイトルについているけれど、1巻完結ものとしても読めるので手に取りやすいですね。
コピー能力というのはかなり初期からのチートスキルの代表格でしたが、こういうバランスの取り方もあるんだと納得させられました。
【闇堕ちラスボス令嬢の幼馴染に転生した。俺が死んだらバッドエンド確定なので最強になったけど、もう闇堕ち【ヤンデレ化】してませんか?1】【オーミヤビ】【ヨ剤】【ブレイブ文庫】【試練の儀式】