もの心ついたころから、ラジオとか天文現象とかに興味を持って、齢五十路を超えてしまいましたが、まだまだ興味は尽きません。
6年ほど前に、自宅からの観天望気には無理があることを自覚して、ウームと考えた結果、「移動式天文台」を考えました。
精巧なシュミットカセグレンや、高倍率の屈折赤道儀ではなくて、解像度の高い低倍率の双眼鏡を設置して、厳冬期の八ヶ岳山麓でも耐えられる天文台!
普通車で牽引可能なキャンピングトレーラーが最適であると、熟慮の末に結論を出して、探し回ったところ中古のMade in Englandが手に入りました。
やはり、左側通行の国同士、使い勝手が全然違います。
なんとか、故障しているところは修理して、車検も通り、牽引する車の方もヒッチメンバーを装着して車検を取り直しました。
牽引する車体の本社に依頼して、車体の構造計算書を作成した上に、車検場に持ち込みました。
以外に、すんなりと車検場ではいきました、「ここまで構造計算書類を作成してあると、みんな楽なんですけどね。」との検査員の講評でした。
実際に出動するのは、リタイア後が多くなると思うのですが、星団・星雲の観察に楽しみです。
その前に、息子が、「父さん、要らなくなったら、俺が引き取る!」と、もう狙われはじめました。