みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。
今日のお天気は 雨のち くもり
最高気温は 28度 最低気温は 21度
なぜか日中は寒いのか暑いのか分からないお天気でした。
今日は角館のお祭りを支える
人形師の方々をご紹介いたします。
この哀愁を感じる背中は「角館きがた」さんの親方
人形師名「文峰」さんです。
角館へ結婚して来て33年、お祭りの人形を作り始めて31年だそうです。
なかなか根気のいる仕事で、この背中の写真を見たときに
1番目はこれだ!!!!!と思い載せさせて頂きました
年々良いお歳を重ねていらっしゃるといつも思っているお方です
そして「文峰」さんの2代目「文励」さんです。
今年で31歳と言う若さですが
大学で彫刻を勉強してきたので
なかなか芸術的な人形を作られます
そして今年の人形の中で
1番隈取りがきれいなものを撮らせていただきました。
とても勢いがあり素晴らしい隈取でした
ここで一つ!!角館の曳山の人形は全て歌舞伎の名場面です。
歌舞伎ファンにはもってこいの人形設えです
次に昔からある「広目屋」さんの人形を作っている様子です。
今作っている方は石橋さんを始め
先代の人形師の時代から作る際手伝っていた方皆さんで作っています
なぜか作っている方の顔に似ている!と感じるが不思議です
そしてこの素晴しい隈取り
何処の曳山に乗るのか今からとても楽しみです。
この人形師の方以外に、もうお1人自町内の人形を作っている方がいます。
今回残念ながらお写真を掲載できませんでしたが
Y君今度は写真を撮らせてください。
お祭りまであと11日最後の追い上げ中にお邪魔して申し訳ございませんでした
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追伸です
8月28日主人がY君の工房へうかがいました!
すでに人形は出来上がり
搬出した後で残念ながら写真に収めること事ができませんでした
しかし人形の素晴しい首っこがあったので
写真に撮らせていただきました
スゴイ迫力です!!
Y君は「文励」君と同じ31歳
大学時代日本画を学び、しかしそれよりも前の中学生の頃から
今は他界した 人形師「蔦谷」さんに伺い手伝わせていただき
人形の顔を描く絵の具が日本画の絵の具だったことから
高校生時代より日本画を描く傍ら、
「蔦谷」さんにお手伝いで足しげく通いご指示を受け
大学で日本画を勉強してさらに腕を磨き
今は家業に励みながら、日本画を描き人形師の仕事もしております
この角館の中で祭りをつづけて行く為には
色々な部署部門で後継者が必要です。
このようにして文化が受け継がれていく事は
大変素晴しいことで、もっと多くの若い方たちが
これ以外の大切なことを継承してくれたらと願っております